- 運営しているクリエイター
#福祉用具専門相談員
住宅改修を知るには✕解体
全国の福祉用具専門相談員の大半は、住宅改修に対して“弱い”人が多くはないでしょうか?
介護業界の中で、唯一、福祉用具専門相談員だけが、別の業界の事を知っていないといけない立場だと思います。
その別の業界とは、「建築」です。
利用者の生活を安全にするためには、福祉用具だけでは無理で、やはり、手すり取り付け、敷居撤去、浴室取り替え、便器取り替えなど、建築分野が絡んできます。
では、何故“弱い”
生活保護✖︎インターホン
生活保護を受けることが出来れば、様々はことが、「扶助」という名目で税金が使われます。
まず、「扶助」にはどのような種類があるのかというと、
【保護の種類】生活保護には、次の8種類があります。
①生活扶助 衣食、光熱水費など日常の暮らしに必要な費用
②住宅扶助 家賃、地代などの住宅に必要な費用
③教育扶助 学用品費など義務教育に必要な費用
④医療扶助 病気やけがの治療に必要な費用
⑤介護扶助
介護保険✖︎身障手帳✖︎65歳の壁
65歳以上の方の場合(40歳~64歳の人で、特定疾病に罹患した場合も)いくら身体障害者手帳を持っていても、住宅改修やレンタル、介護保険のサービスを受けようと思うと、介護保険が優先されるため、新規で認定の申請をしないといけない。
何故か?
障害者の法律で明記されているから。
では、その根拠は?
分かりにくい説明✖︎それでも利用者は「うん」と言う
ケアマネさん:「住宅改修とは別に、住宅改造があって、ご夫婦の所得とかでお金が出るんですけど、時間もかかるし、今回は、ストマーのこともあるから今回は改造を使わなくて良いと思うんです。」
利用者さん:「う…うん。まぁ、今回はストマーのことが先決やから早くに出来る方で良いですよ」
この会話、成り立っているようで成り立っていない。
誰が、「改修」と「改造」の違いが分かるのか?
利用者の冒頭の「う…
高いか安いか✖兵庫県の制度✖結局50万円損させているのでは?
来年度から、兵庫県の住宅改造制度が変わる。
兵庫県は、住宅改修を行う際、介護保険の20万円とは別に、助成金が出てくれる。
これには、生計中心者の所得額が見られ、所得600万円、給与所得800万円以上だとこの制度は使えないが、それ未満であれば、その所得金額により、助成金が出てくれる。
他の県にもあるのかは、不明ですが、愛媛にはない…。
そう考えると、兵庫県は恵まれているでしょうね。
その制