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やはり、介護保険の住宅改修は“特殊”ということ。
昔、ヘルパーを経験してからケアマネジャーになった、同じ会社のケアマネさんが言っていた。
「昔、私はヘルパーをしていたから、ケアマネになってからも、ヘルパーのことが分かるから、少しでも違えば注意をしてたのよ。」
「でも、アカンねんな。サ責がいるのに、それを通り越して直接言ったらね。」
「やから、結構あの時は嫌われていたかも知れないね。」
って。
それは、前に経験していたことなので、“口を挟みがち”ですよね。
その気持ち分かります。
致し方無い。
でも、職種が違えば、立場が違えば、その前の経験は、大事だけど、その、“今”就いている職種で色々わきまえないといけないのも確かです。
※
一般リフォームの設計をしていた人が、福祉介護リフォームの担当になったが、やはり、立場、目線が一般リフォームになっている。
これまでの経験は、大事なこと。
この、介護リフォームという職種で大事なことが二点あります。
まず、一点目。
“キチンと”した提案をする。
当たり前だろうよ!って思われるかもしれないけど、一般リフォームと根本的に違うのは、その「お客さん」は、私達の呼び名では、「利用者さん」となり、何かしらの疾病があり、何かしらの身体状況の低下があるために、要介護認定を持っています。
だからこそ、その身体状況を勘案し、将来を見越し、介護者の負担軽減を図り、福祉用具が使いやすくなるように考え、などを考えて提案をしないといけないのです。
そして、その提案をした工事は、介護保険の税金で賄われている、ということ。
自費で、何でもかんでもして下さい!って人なら何にも言いません。
その人の“言いなり”になり、好きなように工事をすれば良いのです。
でも、介護保険の住宅改修は、税金でしている以上、キチンと上記に書いたような、提案をしないといけないのです!
そこをはき違えると、とても大きな落とし穴に落ちてしまいます。
そして、二点目。
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