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読んだ本を紹介します オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! ~野球留学生ものがたり~

こんにちは

今回は読んだ本で気になった本を紹介します。

この本は高校野球の野球留学について扱っている本で非常に面白かったので紹介させていただきます。

ちなみに私は野球に限らず地元から出て県外の高校にいって頑張ることに関してはとてもいいことだと思います。

高校から親元を離れ見知らぬ土地で頑張ることはそれだけで人生経験を豊かに出来ますし、大体の学校は寮生活、そうで無くても下宿で自分のことは自分でやらなければならないということで早い段階で自立することができます。

何よりも中学を卒業して県外の高校に行って頑張るということは並大抵の覚悟では出来ません。
私の教え子が県外の高校で頑張りたいといったらもちろん止めません
寮生活などで学べることはたくさんありますので。
いろんなところから来た人と交流できるのはメリットしかありません。
大学時代の寮でも関東の大学なのに西日本の人間の方が多くて最初は戸惑いましたが最終的にはその地方のいいところも学べるので楽しかったです。

さてこの本を読んでいて気になったのは野球は中学のクラブチームと高校の関係はかなり密接だと言うことです。

当然野球はクラブチームの大会があるので当たり前といえば当たり前なのですが、クラブチームの指導者が高校の指導者に選手を紹介してその高校に入学が決まったり、その逆も当然あります。
最終的には当然中学を通して進路は決まりますがクラブチームとその選手が通う中学の関係はそれなりにあって、学校の成績も中学からクラブチームの指導者へ連絡が行くこともあるみたいです笑

それに野球はクラブOBの進路も公開しているところも多いのですが、やはりいろいろな高校に行けるクラブは人気あるみたいです。
指導者の関係で高校に入学しやすいということもありますし。

陸上クラブは当然中学生に対してのクラブの大会は無くて、当然中体連の試合にクラブ所属で試合に出ることはありません。
なのでクラブに所属している選手は誰だか調べても当然わかりません。
一応私は茨城県内の高校の先生方は都道府県対抗駅伝の時に教わった先生が結構いて話しが出来る関係があるので、要望があればこういう選手いますよと紹介出来る状態は作ってあります。
結局進路を選ぶのは選手ですが、高校の指導者側が選手を把握しやすいということはあるので選手が希望の高校に進学しやすいというのは陸上クラブでもあるかもしれません。
将来的にはそれもクラブの強みに出来れば人数はもっと集まるかもしれません。
OB、OGの活躍も陸上クラブを存続させるには非常に大切なことだと思いますので。
もちろん高校に入学しやすいということを当てにされすぎると困るので、勉強して5教科400点近くはとれるようにとは口酸っぱく言っておりますが笑

もう一つ気になった点は野球留学が過疎化した地域を盛り上げる事につながるということです。
部活単位で地域貢献活動をすることで地域に対して一体感は生まれますし、そもそも過疎化した地域に高校が出来れば消費や仕事も増えるので経済も回ります。
そしてその高校を卒業したあと高校の近くに就職してそのまま住みつく人もいるということがこの本に書いてありました。
実際に「しまね留学」といって島根中央高校という県立高校が県をあげて県外の生徒を入学させようという取り組みを始めているみたいです。
地方の公立学校が無くなると言うことは地域にとっては終わりの始まりになってしまいますからね‥
この取り組みを始めたことで生徒数はV字回復したみたいです。
詳しくはこの本に書いてあるので読んでみてください。


もし過疎化した地域を盛り上げるなら、学校に積極的に県外の生徒を入学させる事を始めると過疎化を防げるかもしれません。
もちろん簡単にできることではありませんが笑

野球留学は批判される事もありますが、この本を読めば野球留学に関して考えが変わるかもしれません。
それに県外の生徒も当然同じ人間なので県内だ県外だという考えは古いと思います。
各学校のストーリーも面白いので是非読んでみてください。

では今回はこの辺で


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