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最近のキーワードは、アート思考、パラレルキャリア、起業です。
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【目次】『これからの本屋読本』をすべて無料で公開します。【全文公開】

【目次】『これからの本屋読本』をすべて無料で公開します。【全文公開】

note版に寄せて noteにて『これからの本屋読本』の本文をすべて、無料で公開することにしました。版元であるNHK出版さんの許可も得ています。

なぜ全文を無料公開するのかについては、本書の第2章(あるいは2013年刊の前著『本の逆襲』の第2章)あたりから推察していただけるでしょう。著者としては、自分が書いた文章を「一つの流動的な構築物」の一端にしたいという思いで、このnoteという場所を選びま

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【本を読む】東京農業クリエイターズ

【本を読む】東京農業クリエイターズ

「農」は、お米や野菜を育成する生産行為だけでなく、様々な要素を掛け合わせて新しいモノを創り出す要素としてもピックアップされ始めています。

クルックフィールズは、音楽プロデューサー・小林武史さんを筆頭として、「人」と「農」と「アート」の掛け合わせをしております。

モノよりコト。今回のコロナウイルス禍による、外出規制によりモノはネットでいくらでも手に入るが、コトは手にすることが出来ません。

感染

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【本を読む】月3万円ビジネス100の実例

【本を読む】月3万円ビジネス100の実例

新型コロナウイルスが、近い将来、収束を迎えていく過程の中で、世界中の働き方や、労働の価値観が大きく見直されはじめています。

わたくしは、そのような時代に、どこまで自分をマインドセットして、行動&失敗&修正を出来るかが重要だと感じております。

そのマインドセットの一つに、「農ある暮らし」を実現すると言うのがあり、自分で食料を自給出来ると言う選択肢を持つことは、心の平安だけでなく、今の時代を生き抜

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【本を読む】美術手帖2019.08

【本を読む】美術手帖2019.08

アートを生業としていない、私にとって美術手帖は、常に新しい思考を提供してくれる本です。

本書にて、森美術館副館長・片岡真実さんのコメントでは、

「社会を俯瞰する視点で全体のバランスを眺めながら、同時に個別の事物、語られる機会の少ないものにいかに寄り添えるか。これはわたしの大きな関心です。」

「アートがそれに取り組む際、客観的なリサーチによる展示だけがつねに良いわけではなく、いかに人の心を動か

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【本を読む】パラレルキャリア(ナカムラクニオ)

【本を読む】パラレルキャリア(ナカムラクニオ)

「世界を変える物作りをしたい」

と言う号令と共に、開発チームが編成され、技術者やデザイナーだけでなく、科学者やアーティスト、教育者や音楽家など、異分野の専門家たちが集合し、アップル社は数々の製品を生み出して来ました。

ITと言う土壌は、明確なビジョンが有れば、そのビジョンを素材にして、異分野の知見を繋ぎ合わせる力を持っています。いわゆる「つなぐ力」が強い業界です。

わたしは、「農」もつなぐ力

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【本を読む】からだにおいしい発酵生活(栗生隆子)

【本を読む】からだにおいしい発酵生活(栗生隆子)

わたしは、学生時代からずっとお腹が弱く、毎週のように下痢をしてしまっているような少年でした。

そのような症状は、祖母から受け継がれ、父親に遺伝し、最終的にわたしまで行き着いたようです。

社会人になり、食生活は乱れ、多くのストレスを抱えるようになった結果、下痢の回数は着実に増えていきました。

4年ほど前から、海外での仕事が増え、さらに体調が崩れていきました。その頃には、ちょくちょく病院へも行く

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【本を読む】減速して自由に生きる(高坂勝)

【本を読む】減速して自由に生きる(高坂勝)

本は、出会いのタイミングが重要です。

わたしは、今年37歳なのですが、今後の働き方、生き方をどうしていくか?畑を耕すように、何度も何度も繰り返し、掘り返し、考えていたところでした。

そこで出会った、「減速して自由に生きる」は、はやり最高のタイミングでやってきて、今後の自分の働き方や、生き方に大きな影響を与えてくれました。

わたしが思うに、すべての人が、もっと色々な働き方が自由に出来るようにな

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【本を読む】センス・オブ・ワンダー(レイチェル・カーソン)

【本を読む】センス・オブ・ワンダー(レイチェル・カーソン)

本日は、センス・オブ・ワンダーを読みました。再読です。

以前に、キャンプ場で読んだことがあり、この本がきっかけで、農のある生活を目指したほど、わたしにとって大きな出会いの本です。

読了後、太陽の匂いや、土の感触が愛おしくなって、実家の畑に行ってきました。畑を通じて、生き物と対峙する感覚や、生き物が生育していく生命力は、右脳の感覚を刺激し、幸福感が頭の中から湧き出てきました。

昨日読んだ、「1

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【本を読む】13歳からのアート思考(末永幸歩)

【本を読む】13歳からのアート思考(末永幸歩)

ここ数年でプレゼンテーションや、他社と会議をする機会が増えました。それによって、「どうやったら、人に“伝わる”のか?」を考え続けていました。

プレゼンの仕方といった書籍を漁ったり、スピーチの学校に行ってみたりしていった中で、人に伝えるというのは、きちんとした自分のスタンスを確立しないことには、成り立たないというところに行き着きました。

そして、自分のスタンスや考え方を確立する為に、思考法に関す

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