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8/29 18:47 踏まれて覚えたオトナ
お久しぶり。
生きてる? 生きてるよ。
笑ってる? 笑ってるよ。
不機嫌な空を見て、湿った空気をひと呼吸分。
太陽に負けたアスファルトが、雨にも負けた匂いがした。
※
電車に乗る時にふと思い出した。
「あなたは自分が傷つくことには敏感で、他人が傷つくことには鈍感」
だから叱れないと、アルバイト先の上司に言われたことがある。
「プロ」ばかりがいる飲食店で、他のチェーン店とは勝手が違った。マニュ
10/26 23:05 繭を作る眠りへと
定期的に過眠気味になる。
今がそうだ。
予定がなければ大体12時間近くは寝ている。
もちろん起きいればやりたい作業は山積み。
アラームをかけても起きれない。頭に血が回らない。
何度かここで起きれそうーーという予感のある目覚め方をするけど、体が動かず布団の海に飲まれる結果に終わる。
こなさなければいけないことをしている自分を想像しながら、悔しさを覚えつつも意識を手放す。を繰り返す。
こういう時の夢
9/27 4:44 意地と煌めきを不調で考える
インドカレー屋さんのナンが美味しかった。
後回しにしていた洋服の整理をした。
いつもより早い時間に洗濯をして、お風呂を準備した。
それだけで、今日は少し嬉しい日になった。
朝、起きた時は空前絶後の絶不調。それもこれも予定を詰めすぎたせい。
冬はあまり動けない体質だから、寒くなる前にと詰めた。
物書き仲間と会って、飲み友達と飲んだ。
その他は怪談付き合い、イベント出演、動画出演、女子会、宅飲み、遊
抱卵を諦めるオシドリ
若かりし頃、避妊を失敗して産婦人科に駆け込んだことがある。
アフターピルの副作用に苦しみながら「もし受精していたら私は人殺しかもしれない」なんて考えた。
妊娠しないという可能性を、あまり考えていない時代だった。
今、あの時に戻っても、私は同じ選択をしたと思う。
なぜ唐突にこんな話をしたかというと、夫婦で話し合った結果『子供を作らない』ことに決めたからだ。
どちらかといえば、ふたりとも子供が欲しい
7/5 18:33 ワンピースひるがえして
気付けば雨の季節が終わりかけているのでは。
部屋に満ちる湿気と雨音で目を覚ますより、じわりと暑い空気と日差しで起床する。
例年通りなら7月中旬頃に梅雨が明け、真夏が始まるはず。
ゲリラ豪雨に肌濡らす夏が好きだ。
コンクリートが息をするように雨の匂いを発する瞬間が好きだ。
雨だけじゃない。
蒸れた夏草。生き物這う土。
身体の中に溜まる熱。肌をじりりと焼く太陽。突き抜けるような青空。
逃げ場のない季
4/5 17:55 昨日見た夢を覚えているか
私は沢山夢を見る。これは睡眠のほうの。
1回の睡眠で長い夢を見るけど、大体は前に見た夢の続きだったり再放送。
睡眠時間が長ければAの夢とBの夢を交互に見る。
そのうちAとBが一緒になったり、どちらも超長編になっていたり。
おそらく頭の作りがおかしいのだと思う。
夢を見る時は画面にシークバーが存在する。
もう一度見たいシーン。
準備をして挑みたいシーン。
むしろ何かを回避するために。
ちょこちょこ
4/3 9:36 ハッピーを喰らう
明るい感情に上限があるのを、感じたことはないだろうか。
暗い感情は底なしで、いつまでも負の世界に引きずり込むのに。
楽しい、面白い、幸せ……などは一定以上スパークしない。
しかも言語化してしまえば大変陳腐なものにならない?
なんだか感受性の沸点が上がっていて、心が掻き乱されないのだ。
私はこれを孤独の後遺症なのではないかと思う。
ある種の俯瞰。
人が自分に対峙し続けると鬱々とし、もしくは割り切った
3/15 18:52 南京玉すだれの前髪
前髪がスダレみたいになっている。
束感といい、ツヤ感といい……
いや。クセ毛だから南京玉、をつけたほうがいいかもしれない。
朝のスキンケア後に対策しなかったからこうなりました。
パウダーはたいたりカーラーで髪を留めておけば、こんなことにはならなかった。
平安時代なら艶やかな髪で一世を風靡してたであろう私の髪。
アブラマシマシ。コイブミアブラカタブラ。
でも今は令和なので前髪ペッタリなダセー女やって
3/3 18:52 生死をループしようと思った妄想
私が死んだ日。
夢を見ていた。
夢の中で夢を見て、さらにその先でも夢を見た。
戻ろうと思っても戻り方がわからず、現実味のない世界で「ここは現実じゃない」と思いながらずっと生きている。
多分だけど、私は死んでいるのだろう。
私が死んだ日。
クチナシの花が萎み始めていた。
フチが茶色くなってみっともない花弁。
香りも何となく腐敗が始まっていた。
もう捨ててしまおうと花を摘んで、気付く。
指の骨の露出
2/22 23:25 いつもの海原で
書くという原動力は何だっただろうか。
思い出せば、いつも感情だったように思う。
何かにすがらなくては息ができないと、苦しさで物語を紡いだ。
酸素を取り込んで吐き出すかのように。
書いてるうちは全てが点と線になる。
2次元の中に私の物語が浮かび上がる。
書き手の私さえ点と線だというのに。
話だけは煌めいて、飛び上がる。
時に鯨のように。もしくはイルカのように。
手から離れ、大海原に解き放たれるスト