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働き方改革

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情シスはなぜ勉強しないのか〜情シス目線のプロジェクトマネージメントTips#35

情シスはなぜ勉強しないのか〜情シス目線のプロジェクトマネージメントTips#35

世の中にプロジェクトマネジメントに関するコンテンツは非常にたくさんあるのですが、よく見てみるとどうしてもSIer目線のものが多いように思えます。SIer目線の場合だと、どうしても利害が一致しないせいか事業会社というか情報システム部門目線から見るとピンとこないものも多く、ちょっと腹落ちしないことが多くあります。
というわけで無いなら作ろうということで「情シス目線のプロジェクトマネジメント」なるものを

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新型コロナ対策最前線:保健所業務のデジタル化を進めています

新型コロナ対策最前線:保健所業務のデジタル化を進めています

2020年1月の新型コロナウイルス感染症の国内発生以来、保健所は、都民からの電話対応、医療機関からの発生届の受理、感染者などへの聞き取り調査、入院・宿泊療養・自宅療養の調整、自宅療養者の健康観察といった業務を日々続けています。

今回のnoteでは、こうした保健所の状況を受け「都政の構造改革」の一環として取り組んできた「保健所業務のデジタル化」について、現場の保健所職員の声も交えながらご紹介します

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都税事務所の私たちがデジタルで変える新しい仕事の進め方

都税事務所の私たちがデジタルで変える新しい仕事の進め方

東京都内には23区と立川、八王子に25の都税事務所があり、都税の課税・徴収等の業務を行っています。都税収入は2021年度決算で5兆8,000億円を超える規模となっています。

東京都主税局では、キャッシュレス納税や各種証明申請の電子化など「スマート都税」の取組とあわせて、「未来型オフィス実現プロジェクト」としてそれぞれの都税事務所でオフィス改革やデジタルツールを用いた仕事の進め方の変革などの取組を

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「自分たちのオフィスは自分たちで作る」都庁の未来型オフィス:環境局自然環境部編

「自分たちのオフィスは自分たちで作る」都庁の未来型オフィス:環境局自然環境部編

都政の構造改革では、「自分たちのオフィスは自分たちで作る」を合言葉に、デスク、固定電話、紙などに制限された働き方を抜本から見直し、フリーアドレスの導入等により、柔軟で自由に働けるオフィスを都庁内に展開する「未来型オフィス実現プロジェクト」を進めています。

今回、昨年度整備した6部門のうち、環境局自然環境部の未来型オフィスにお邪魔しました。

今回のnoteでは、整備の中核を担った課長代理の粕谷さ

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職員の働き方が変わる!未来型オフィスのプロトタイプが都庁で稼働しました。

職員の働き方が変わる!未来型オフィスのプロトタイプが都庁で稼働しました。

都は、オフィスに縛られない新しい働き方を実現する第一歩として、未来型オフィスのプロトタイプを第一本庁舎24階に整備しました!

このオフィスは、デスクや固定電話、紙などに制限されたこれまでの働き方を抜本的に見直し、柔軟で自由に働ける環境を構築することで、組織の壁を超えたイノベーションを創出し、職員の生産性を高めていくことを目的としています。

4月5日に知事も新オフィスの様子を視察されました。

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現役教員が学校現場のICT活用について、今年の成果と来年への野望を語る

現役教員が学校現場のICT活用について、今年の成果と来年への野望を語る

もうすぐ春休み!ということで、今年度の勤務校でのICT活用の成果と、今年実現できず、来年実現したいと考えていることをまとめていきます。

(1)今年度までの成果今年度までの取り組みとして、学校全体としては以下のような成果が挙げられます。

① 会議資料のペーパーレス化

会議資料の印刷や配布を省き、デジタル化することで、コスト削減や環境負荷の軽減を目指しました。

2020年にiPadが全職員に配

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Googleサイトで学校の働き方改革が進む!必要なデータ・サイトに素早くアクセス!

Googleサイトで学校の働き方改革が進む!必要なデータ・サイトに素早くアクセス!

数日後に育児休業に入るやまはちです!ICTの活用に取り組んできた数年間を無駄にしないために、引き継ぎや来年度への提案に追われ、春休みを過ごしています。

今回は、最近作成した校内ポータルサイトについてご紹介します。

(1)はじめにICT機器導入により、学校生活の様々な面で活用が進んできていますが、様々なアプリやサービスを使いこなすのが難しくなってきている側面もあります。

そこで、Googleサ

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日本の学校教育でDXが難しい理由?松林図屏風からDXの方向性を考える。

日本の学校教育でDXが難しい理由?松林図屏風からDXの方向性を考える。

前回の「学習指導要領なんでも回答bot」が想定以上の反響だったので、びっくりしています。

上記のなかでも「次回は学校教育の全体アーキテクチャの解説を」と書いていたのですが、、、
今週、文部科学省から「全国の学校における働き方改革事例集」の改定版が公表されたり、そんな中で坂本良晶先生の「全部ギガでやろう!」が昨日届いて読んだり、学習指導要領なんでも回答botの反響のなかで気になった意見があったり、

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校内ポータルサイトで校務のDX化を推進その2

校内ポータルサイトで校務のDX化を推進その2

 勤務校では校内の情報共有をサポートするために、校内ポータルサイトを作成しています。校内ポータルサイトは、Googleドライブ上に保存した様々な情報へアクセスするための校内でのみ利用する「入り口サイト」です。
 情報を一か所に整理することで、アクセスの手順がシンプルになります。また、対応の漏れや二重対応の防止にもつながります。さらに、情報の周知が迅速になることやペーパーレス化もメリットとしてあげら

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ICTで小中連携~校舎の壁にICTで風穴を開ける

ICTで小中連携~校舎の壁にICTで風穴を開ける

「汝の隣人を愛せよ」とはイエスの言葉。私はキリスト教徒ではありませんが、隣や前に座ってる人の笑顔を原動力に働くのはいいものです。何かを考動するときに「誰かの笑顔につながるか?」を判断基準にしたいものです。

 先日、隣の中学校にICT支援に行ってきました。その時の話を少しだらだらと書きます。
 
 小学校に勤務する自分の立場は担外です。学力向上関係の色々、教科担任、少人数指導、保護者対応、小中一貫

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校内ポータルサイトで校務のDX化を推進

校内ポータルサイトで校務のDX化を推進

 勤務校では校内の情報共有をサポートするために、校内ポータルサイトを作成しています。校内ポータルサイトは、Googleドライブ上に保存した様々な情報へアクセスするための校内でのみ利用する「入り口サイト」です。
 情報を一か所に整理することで、アクセスの手順がシンプルになります。また、対応の漏れや二重対応の防止にもつながります。さらに、情報の周知が迅速になることやペーパーレス化もメリットとしてあげら

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大人の読書感想文:バリューサイクル・マネジメント

大人の読書感想文:バリューサイクル・マネジメント

この本のメッセージ、それはもう本の帯に書いてある「大丈夫。半径5m以内から世の中は変えられる」この一言です。

そう言っちゃ、元も子もないのですが、乱暴に要約しちゃえばこの一文で事が済んじゃいます。それくらい強烈なメッセージですね。

このnoteを読む方々は会社勤めの方が多いと思いますが、普段の生活の中で、「〇〇が進まないのは××部のせい」と他責思考に陥っておりませんか?まずは、そのブレーキを外

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Googleドキュメントで書く(GoogleWorkspaceをもっと使おう)

Googleドキュメントで書く(GoogleWorkspaceをもっと使おう)

 みなさんはGoogleドキュメントをオフィスと比べて使いにくいと考えていませんか?オフィスでできたことができない。機能が少ない。そんな理由で実際に使うことを止めてはいませんか?

 自分も当初はそんな一人でした。しかし、授業で子どもたちに使わせることを考えたり、校務で活用することを考えると、やはり自分自身が使ってみて、ある程度、慣れておくことが必要です。

 使ってみると実はオフィスにはない便利

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校務のDX化

校務のDX化

1 授業の活用を推進するためには、、、
授業での活用を進めるためには、校務の文書をGoogleWorkspaceに置き換えるのがよいと考えています。先生方が「使わざるをえない」状況になることで、「使いやすさ」「変わらなさ」「便利さ」を実感してもらうのです。

GoogleWorkspaceを校務で活用することによって情報の即時共有や手順の統合の良さを実感することができます。そして、アプリケーション

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