稲田 友

NTTコミュニケーションズで学校向けサービス「まなびポケット( https://manabipocket.ed-cl.com )」の担当。色々やっています。 授業を記録・共有する「BANSHOT( http://banshot.com )」を個人的に提供したりもしています。

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    マガジン

    • 国のセキュリティガイドラインを無視してシステム設計してみた

      【追記】2021年5月28にガイドラインの改訂版が公表され、本記事の内容はガイドラインの範囲に変更されています。ゲシュタポに拘束されてボコボコにされるかと思っていたけど、、、良かったですー【追記終わり】 文部科学省は「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」を公表しています。 ただ、その内容は境界防御を前提とした校務系・学習系という括りでのネットワーク分離を前提とした内容のため、いわゆるゼロトラスト型の構成がセキュリティ対策例としては許容されていません。 そのため、思い切ってガイドラインを無視してシステム設計をしてみた、という連載です。

    • "休校が延長するとしたら" 校長先生になった気で具体策を練る

    • 学校ICTの日常化を阻む元凶は授業支援システムではないか?

      4回連載で「学校ICTの日常化を阻む元凶は授業支援システムではないか?」を書きます。

      • 国のセキュリティガイドラインを無視してシステム設計してみた

      • "休校が延長するとしたら" 校長先生になった気で具体策を練る

      • 学校ICTの日常化を阻む元凶は授業支援システムではないか?

    最近の記事

    今の校務支援システムやめて新しいのができるの?

    もう以前の記事書いてから10か月ぐらい経ってしまっています…。 去年9月からデジタル庁に勤めるようになり、その立ち位置もあって投稿を控えるようになっていました。 そんな中、昨晩以下のような報道が。 この報道を受けて 「国が新しい校務支援システムをつくるのか」「導入したばっかなのに変更するのなら早く言ってよ」「また設定が大変だ」「民業圧迫じゃないのか」 などなどのコメントが。 どうも報道に対する受け取りに誤解がありそう(というより誤解を生む報道内容になっていそう)なので、

      • 学習データは誰のものか?

        Society5.0とか言われて久しく、「データは21世紀の石油」とのことですが、価値の源泉たるデータって誰のものなのか? 教育分野では教育再生実行会議の「ポストコロナ期における新たな学びの在り方について(第十二次提言)」でも「データ駆動型の教育への転換」が最初に掲げられています。 この手の話が出てくるたびに「では学習データは誰のものか?」という話が出てくるのですが、いつも「それは学習者のものだろう」「いやいや、なかなか整理が難しい」ぐらいの議論がなされ、なんとなく有耶無

        • 学習eポータルへの質問数第2位。Google/MSとの認証連携(シングルサインオン)のこと。

          前回書いたMEXCBT/学習eポータルなんでもQ&Aがアクセスも多く、やはりこの辺りの関心が高まりつつあるようなので、関連して問合せが多く、かつ理解してもらうのが結構難しい、ちょっとマニアックな認証連携(シングルサインオン)をテーマに書いてみます。 ちなみに前回の前書きで岩合さんのこと書いたのですが、記事への反応は多かったのですが、ネコ関連の反応はゼロでした。悔しいので録画している世界ネコ歩きを見ながらこの記事を書いています。 学習eポータルに関する問合せベスト311/1

          • MEXCBT活用募集を考えている教育委員会・学校関係者必見? MEXCBT/学習eポータルなんでもQ&A(非公式)

            憧れの人物は岩合光昭さん(あんな風にネコと仲良くなりたい)です。 町で野良猫に会ったら、岩合さんのように「いい子だね~」と呼びかけをしています。傍から見たら気持ち悪いおじさんです。岩合さんの優しい声だから成立する世界なのに。 今回はかなり長くなりそうなので、くだらない前書きはやめにして本題を(過去一番くだらなかったですが、、)。 先日11/6の夜に「MEXCBT/学習eポータルなんでも質問会」なるものを開催しました。 前日夜の周知で、かつFacebookで書きこんだだけだ

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            言われてもいないけど学習eポータルピッチの全てのコメントに勝手に答える

            お久しぶりです。稲田です。 9月からデジタル庁兼業になり、なんとなく書き辛くなってしまって時間が空いてしまいました。なんかすみません...。 デジタル庁での勤務も2か月ぐらい経ちましたが、とても刺激的な状況でありつつ、兼業になって労働時間的にはなかなか苦しい面もあります。 なんか会う人会う人に体調を心配される始末で、、なんかすみません...。 でも体も心も強めなタイプなので、それでもあまり過信せずに、走ってみたいと思います。 そんな中、一昨日は文部科学省が主催するCBT(

            GIGAスクール活用率の一般公表は初?小金井市-学芸大学-NTT Comの実証研究のウェブサイトができています

            なんか更新が大分ご無沙汰になってしまいました...。 先週はワクチン2回目の副反応で、39度近くまで発熱して苦しんでいました。 周りからは忙しなく生きているよう見られているのか、体調を心配されることも多いですが、ここ5年で発熱も2回の健康優良児です。結構ブラックに働いても体調壊さず、気分も落ち込むことがほぼないので、後輩からは「ロボでは?」と言われています(ヒドイ)。 ちなみに2回の発熱は、先週のワクチンの副反応と、もう1回は食べ放題のホテルビュッフェ(結婚記念日で奮発した

            【最速解説】2021.5改訂版 教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン

            土曜日なのに日が昇る前に起きてしまった...。 先週、43歳になりましたが、もう数年ぐらい前から目覚ましい勢いでおじいちゃん化しています。 改めて寝ようと思っても眠れない。こういうときは眠くなる文章を読もう。そういえば、昨晩、文科省から教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの改訂版が出ていたな。あーいう難しい文書読んでいれば眠くなるだろう(超失礼)。 読んでみたら、目が冴えるような内容で余計に眠れなくなり、2時間かけて全文を読み切りました。 いやー、これは改訂委

            国の学校向けセキュリティガイドラインを無視してシステム構成を考えてみた③

            前々回、前回に引き続き「国の学校向けセキュリティガイドラインを無視してシステム構成を考えてみた」です。これで完結です。 今回は具体的なセキュリティ対策のポイントについて、システム構成の概念図に沿って説明してみます。 前々回と前回のおさらい最初に前々回と前回のおさらいとサラッと。詳細は左記のリンクを。 市場全体や国の動きなどのトレンドと現場の課題感を整理し、ネットワーク分離を必要としない、以下のシステム構成を提案。 上記を踏まえた設計のポイントは以下。 1. ネットワーク

            国の学校向けセキュリティガイドラインを無視してシステム構成を考えてみた②

            前回の記事が結構反響がありましたので、今日はその続きを。 考えたシステム構成のポイントの補足などを書いてみたいと思います。前回記事は以下です。合わせてお読みいただけたらと。 前回のおさらい最初に前回記事のおさらいを。 まずは市場全体や国の動きなどのトレンドと、現場の課題感のを整理。 要求定義のプロセスです。 そのうえで、以下のポイントでアーキテクチャを考えています(このときに国の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」の対策例は無視しています(一部制限事項の除

            国の学校向けセキュリティガイドラインを無視してシステム構成を考えてみた①

            先週は、小金井市・東京学芸大学・NTT Comとの3者連携協定などもあって、通常比150%ぐらいの忙しさでした。お蔭様でその日のNHKのニュースでも取り上げられるほどの反響でした。 この連携はここからがスタート。このnoteでも状況の共有など、随時やっていきたいと思います。よろしくお願いします。 前回言い放った「校務用PCを授業で使えるようにするシステム構成」を考えてみるで、今回は前回の記事が思ったよりも反響があったので、その続きを。 前回記事の最後に以下みたいなこと書

            児童生徒が1人1台になったが先生が1人1台ではない?それで良いのか?(良い訳がない!)

            昨年は後半からnoteを投稿が失速してしまったので、今年は定期的に書くようにしてみたいと思っています。 今回からは3回ぐらいかけて「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に関連した事柄を書いてみます。 途中で違うの挟むかもですが、そのときはお許しを。 自治体の98%でGIGA端末が整備されるGIGAスクールの環境整備は、2021年3月末までに98%の自治体で端末納品が完了するとのこと。 ただ、上記はあくまで「納品」としての回答で、既に活用がスタートしているか、

            "とめ・はね・はらい"議論から見る学校のリスクコントロール

            スギ花粉がなくなってきて、楽になってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。 ヒノキのアレルギーの方はまだまだですよね。新年度が始まるにあたって相当忙しい学校関係者の方など、大変ですけどなんとか乗り越える感じでやっていけたらと。 議論となった"とめ・はね・はらい"の減点問題そんな中ですが、先週、以下の記事が少し話題になっていました。 この話題、忘れたころに定期的に出てくる気がします。かけ算の順序問題と同じ感じ。 「こういうチマチマしたことより重要なことがあるだろ」「発達

            私が考えるデジタル教科書の普及政策。発電送電分離・SIMロック解除が有効?

            新年度が始まりました。 GIGAスクールの環境整備も全国でほぼ終わり、まさにここからが本当の意味でのGIGAスクール元年という感じですね。 前回は自社が提供するまなびポケットで提供するCBTについて、【出血サービス】無償で学校向け学力テストのCBT版やりますなんて記事を書いて、「出血サービスなんてパチンコ屋の広告みたい」なんてコメントもいただきましたが(笑)、出血サービスならぬ出欠サービスも4月1日からリリースしています。 保護者の出欠連絡をデジタル化するサービスです。

            【出血サービス】無償で学校向け学力テストのCBT版やります

            久しぶり過ぎて、書き出し方が分からなくなってしまった...。 お久しぶりです。前回、NTT Comを退職し、ジョブ型雇用でNTT Comに再就職をしたことを書きましたが、驚くほど仕事の中身は変わらず、馬車馬のように働いております。えーん、noteを書く暇がない...。 そんな状態ですが、今日は書きます。なぜならまなびポケットの宣伝のためだからです。これを書いている時間は、江戸時代の時間では丑時。働きアリとして頑張ります。 宣伝投稿は1年前ぐらいのミルクボーイさんへのオマージ

            退職エントリ? NTT退職してNTTにジョブ型的で再雇用。

            今更ですが、本年もどうぞよろしくお願い致します。今年は去年失速した分、ゆっくり目でもコンスタンスに書きたいと思います。 前回の終わりに年明け一発目はマイナンバーと学校教育の絡みを書こうかと思っていましたが、年明けに立教大学中原先生の記事があり、自分に通ずる部分があったので、そのことを通じて書いてみようかと思います。 恥ずかしながら自分語りで長文になっていますので、お時間があるときに読んでもらえたらと。 "ジョブ型雇用への意向 問われる教育機関の対応"中原先生の記事というの

            学校のインターネット接続は4月からヤバくなるのか? ※補正予算で学校からの直接接続への予算がつきました

            2か月ほどのお久しぶりです。 うーむ、今までで一番記事を書く期間が空いてしまいました。 書くことが無かった訳ではなく、絶対的な仕事量と同時並行加減で余裕が無くなっていた感じです...。来年はコンスタンスに記事が書けるよう、セルフマネジメントをしっかりせねば、です。 改めて最近読まれている記事noteを書き始めたのはちょうど1年前の昨年末。最初に書いた記事はセキュリティポリシーガイドラインの解説記事でした。 ここから今回のを入れて38本書いたことになります。最後の3か月ぐ