最近の記事

Miroアシスト

Miroアシストを使ってみた。これまで生成AIを使用する際はタブを1つ増やしてChatGPTを使っていたので、そのひと手間をとばしてAIが使えるのは便利かも。 試しにAIで文書をリライト。AIが「絶対解」じゃないことを指導しつつ、元の文書と比較をすることで「校正のポイント」を考えさせるだけでなく、「AIのできること、できないこと」なんかも考えさせられるかなと思った。 英語に翻訳も一瞬!あってるかわかんないけど笑 文章のテイストを変更!「親近感」というのにしてみた。

    • 今の時代の基礎学力とは何か?

      ソクラテスと弟子の対話:基礎学力とは何か?登場人物 ソクラテス:古代ギリシャの哲学者 弟子:ソクラテスの教えを受け継ぐ若者 場面 アテネのアカデメイアにて 弟子: ソクラテス先生、現代社会において重要な学力要素として「基礎学力」が再注目されていると聞きました。基礎学力とは具体的にどのような力なのでしょうか? ソクラテス: それは良い質問だね。基礎学力とは単なる読み書き計算の能力ではなく、言葉を通して世界を理解する深い力を指す。語学やプログラミング、金融教育など、現

      • DX化がなぜ必要なのか

        最近、授業でオンラインボードを使用する機会が増えました。これにより、従来とは異なる授業形態を経験することができています。また、学習の振り返りをフォームで提出することで、これまで見えにくかった学びを可視化し、課題を見つけ出すことができるようになりました。また、校務においても散在していた情報を集め、整理することで新たな情報を取得することが可能になりました。 このように、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、教育は大きく変革されています。しかし、全ての学校でDX

        • 学校におけるDX化を阻む壁:管理職の「変化への慎重さ」

          学校におけるDX化を阻む壁:管理職の「変化への慎重さ」学校現場におけるDX化は、教育の質向上や持続可能な教育体制の構築に向けて、大きな可能性がある。しかし、その推進にはいくつかの課題が存在する。その一つが、管理職などの「変化への慎重さ」です。 管理職になるような人たちは、豊富な経験と実績に基づいて現在の地位に就いている。基本的な仕事は人並み以上にこなせる。これまでのやり方で仕事をこなしてきたゆえに、大きな変化を伴う新しい取り組みに慎重な姿勢を取る傾向がある。 1. 変化への

        Miroアシスト

          プログラミング(4年生)

          今日は3年生と4年生のプログラミングの授業でした。使用した教材はスクラッチで、2日間の日程の1日目の授業でした。 3年生には1つのスプライトに対してコードを組むプログラムを、4年生には2つのスプライトにそれぞれ異なる動きをするように別々のコードを組むやり方を教えました。 4年生は3年生で1度、プログラミングの授業を経験しています。ただ、授業自体は完成したスクラッチを提示し、その中身を見て、コードを書き換える体験で終わりといった内容でした。 指示を変えることで制御できるこ

          プログラミング(4年生)

          プログラミングの授業のこと

          今日は3年生と4年生のプログラミングの授業でした。使用した教材はスクラッチで、2日間の日程の1日目の授業でした。 3年生には1つのスプライトに対してコードを組むプログラムを、4年生には2つのスプライトにそれぞれ異なる動きをするように別々のコードを組むやり方を教えました。普段からスクラッチで遊んでいる子もいれば、初めてスクラッチに触れる子もいて、実態に大きな開きがありました。それはなかなか苦労しましたが、おおよそ目標のところまでは到達させることができました。 スクラッチを作

          プログラミングの授業のこと

          『どう』やってますか?

          『どう』やってますか?と聞かれたけど、それを伝えてもきっと何も変わらない。そうじゃない。 自分のところは現状をどう分析していて、それに対してこんな方策をとっている。でも、結果が出ない。『どこに』原因があると感じますか。 そう聞いてくれる方が改善策へのアプローチのヒントを伝えられると思ってる。どうやって、と方法をばかり求めても、そもそも実態が同じとは限らないし、運用する人間も違うのだから同じになんかならない。 うまくやっている人がどこに目をつけているのかを聞いた方が自分た

          『どう』やってますか?

          マルチタスクでパンク寸前?

          マルチタスクでパンク寸前?登場人物: ソクラテス:古代ギリシャの哲学者 弟子:マルチタスクの重圧に苦しむ教師 プロット: 1. エネルギー枯渇の原因を探る 弟子: ソクラテス先生、マルチタスクで頭がパンクしそうで、息抜きもままなりません。 ソクラテス: 多くの仕事を同時並行で処理するのは確かに負担が大きい。なぜマルチタスクに頼ってしまうのか、その原因を探ってみよう。 弟子: 業務量が多く、時間内に全て終わらせようと思うと、自然とマルチタスクになってしまいます。

          マルチタスクでパンク寸前?

          ソクラテスと弟子の対話:他者参照が容易になることで得られる効果

          ソクラテス: メノンよ、今日は他者参照が容易になることで得られる効果について議論しよう。 メノン: 他者参照とは、どのようなものですか? ソクラテス: 他の児童の考えや意見、学習成果などを参照することを指す。ICTを活用することで、この他者参照が容易になる。 メノン: 他者参照が容易になることで、どのような効果を得られるのでしょうか? ソクラテス: 主に3つの効果が挙げられる。 第一に、多様な視点の獲得である。他の児童の考えや意見を参照することで、自分とは異なる視点

          ソクラテスと弟子の対話:他者参照が容易になることで得られる効果

          ICT活用における変化と指導者側の授業観の変化

          ソクラテス: メノンよ、今日我々はICT活用の変化について議論しよう。 メノン: ICT活用とは、どのようなものですか? ソクラテス: 情報通信技術を活用した教育活動のことだ。10年前と比べて、ICT活用における授業の使い方は大きく変化している。 メノン: どのように変化したのですか? ソクラテス: 10年前は、情報収集や教材提示、個別学習ツールとしての活用が中心だった。しかし、現在は協働学習ツール、創造性・表現力育成ツール、個別最適化学習ツールとしての活用が盛んにな

          ICT活用における変化と指導者側の授業観の変化

          授業でICT②

          10年後の未来を見据えたICT活用:個別最適化と協調学習の融合1. 変化の加速と未来への対応 近年、児童一人一台端末の導入と高速通信環境の整備により、ICT活用は飛躍的に進化しています。10年前と比較すると、情報収集・発信、教材提示、個別学習といった従来の用途に加え、協働学習、創造性・表現力育成、個別最適化学習など、学習の可能性を大きく広げる活用方法が次々と生まれています。 2. 未来の教育像:個別最適化と協調学習の融合 10年後の未来では、ICT活用はさらに進化し、個別最

          授業でICT②

          授業でICT①

          GIGA以前と現在のICT活用における変化と指導者側の授業観の変化GIGA以前の教室と比べて、児童一人一台端末の導入と回線速度の向上によって、ICT活用における授業の使い方が大きく変化しています。 1. GIGA以前のICT活用 情報収集・発信ツールとしての活用: インターネットや電子書籍などを活用して情報収集やレポート作成を行う。 教材提示ツールとしての活用: プロジェクターや電子黒板を使って、動画や画像などの教材を提示する。 個別学習ツールとしての活用: 学習ソフ

          授業でICT①

          端末トラブルを回避するための基本的な知識:指導者向け

          一人一台端末を使用していて、指導者側で覚えておくとよい基本的な知識があると思っている。ものすごく基本なんだけどそこを立ちどまって考えることをしていない(立ち止まれない)。 そこで、何があるかな?いくつあるかな?と思いつくままに書き出してみようと思う。 ブラウザは開いているタブの数だけコンピュータのメモリを使います。 端末の動作が遅く感じる場合は、ブラウザの設定から閲覧履歴やCookie、キャッシュを全期間削除することで改善される場合があります。「ブラウザ」→「設定」→「

          端末トラブルを回避するための基本的な知識:指導者向け

          miroボード

          今、6年生で行っている理科「水溶液」の単元は全てmiroボード上に記録を残しています。ボードの成長をご覧いただきたい。 一時間目のボード。画像の2列目、縦に長く伸びているのがそれです。 から現在のボード(下)へ。 グループ活動や実験の記録、写真、感想などは全てボード上に記録してあります。もちろん、このボードを仕上げることが目的では無くて授業の大半は実験や対話を効率よく進めたり、深めたりするためのツールとしています。 ここまでオブジェクトを増やすと重たくなります。 mi

          miroボード

          タスク管理をICTを活用してシンプル(Googleフォーム+スプレッドシート)

          なんか教頭先生から相談されてたの思いついたからやってみたら、校内におけるタスク管理を向上させるシンプルな仕組みになりそう。 課題:学校に来校する外部の人間を確実に把握しておきたい。連絡のもれで教頭が把握していない状況がないようにしたい。 外部の人間の来校が決まった時点で各自がフォームから情報を入力し、スプレッドシートにデータベースとして集約して校内ポータルで共有する方法はどうだろうと考えた。 現在、欠席フォームで行っているのと発想は同じ。入力を各担当に分散させ、データと

          タスク管理をICTを活用してシンプル(Googleフォーム+スプレッドシート)

          miroボード上でこんなふうに授業計画をしています。

          miroボードに教材研究・授業準備・児童の活動の記録・動画などの資料提供を集約しています。どんなふうに準備をしているのかをご紹介します。 まず、時間のあるときの単元の指導計画を作成します。ここはあまり難しく考えずに教科会社の指導計画に沿って作ります。 miroでは、適当な付箋を1つ作ればあとは同じものを簡単に複製できます。この機能はオンラインホワイトボードなら大抵持っている機能でしょう。単元の中の小単元で色分けをしておくとわかりやすいです。この単元では「塩をとかす」「ミョ

          miroボード上でこんなふうに授業計画をしています。