端末トラブルを回避するための基本的な知識:指導者向け
一人一台端末を使用していて、指導者側で覚えておくとよい基本的な知識があると思っている。ものすごく基本なんだけどそこを立ちどまって考えることをしていない(立ち止まれない)。
そこで、何があるかな?いくつあるかな?と思いつくままに書き出してみようと思う。
ブラウザは開いているタブの数だけコンピュータのメモリを使います。
端末の動作が遅く感じる場合は、ブラウザの設定から閲覧履歴やCookie、キャッシュを全期間削除することで改善される場合があります。「ブラウザ」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧データの削除」で行います。
よく使うウェブサイトは、スターをクリックしてお気に入りに追加し、タスクバーにピン留めすると簡単にアクセスできます。
クロームブックが反応しなくなった場合、キーボードの更新キーを長押ししながら電源ボタンを押して再起動してみてください。
Google Workspaceはクラウド上のデータを使っています。編集内容が反映されない場合は、ページを更新して最新のデータを読み込みます。
Google Apps Script(GAS)は端末にJavaをインストールする必要がなく、クラウド上で実行されます。ただし、インターネット経由での通信のため、実行に時間がかかることがあります。
タブを一気に閉じるには、タブ上で右クリック(または二本指タップ)して閉じることができます。
マイドライブは個人用のドライブで、共有ドライブは複数のユーザーでファイルを共有するためのドライブです。
ファイルを共有するには、共有したい相手のメールアドレスを追加してアクセス権限を設定します。
オンラインホワイトボードなどの協同編集アプリを使用する際は、タブの数を減らしたり、大きなオブジェクトを貼り付けないようにすると、効果的に情報を共有できます。
これらをもとに、生成AIにF&Qを作成させてみた。
よくある質問(F&Q)
1. さっきまで使えていたクロームブックが、電源を含むどのボタンを押しても反応をしなくなったときはハードリセットを試す
Q: クロームブックが反応しなくなった場合、どうすればいいですか?
A: キーボードの更新キーを長押ししながら、電源ボタンを押して再起動します。
ハードリセットによって、ソフトウェアの不具合や動作の遅さなど、さまざまな問題を解決するために使用されます。また、一時的なファイルやキャッシュなどのメモリをクリアして、パフォーマンスを向上させます。タスクをたくさん抱えて身動き取れなくなったクロームブックをタスクから解放してやるイメージです。
2. 動作が重たくなった端末
Q: 端末の動作が遅くなった場合、何か対処方法はありますか?
A: ブラウザの設定から閲覧データ(履歴、Cookie、キャッシュ)を削除することで改善します。
ウェブブラウザーはウェブページを表示する際、データを一時的に保持することがあります。これらが蓄積されることで、デバイスのストレージを占有し、パフォーマンスに影響を与えます。ウェブサイトが訪問者の情報を追跡するために使用するクッキーが蓄積されると、ブラウザーの動作が遅くなることがあります。また、クッキーが個人情報や訪問履歴を含む場合があり、プライバシーにも懸念が生じます。閲覧データを削除することで、これらのクッキーやトラッキングデータも同時に削除され、ブラウザーの動作が軽くなります。
3. GoogleWorkSpaceでの編集結果が反映されない
Q: GoogleWorkSpaceで編集した内容が反映されない場合、どうしたらいいですか?
A: ページを更新して最新のデータを読み込みます。
GoogleWorkSpaceはインターネット経由でデータやアプリケーションを保存・アクセスする仕組みを採用しています。クラウドを利用することで複数のユーザーがリアルタイムでドキュメントを編集できます。データはクラウド上に保存され、インターネットを通じてアクセスされます。そのため、どこからでも同じドキュメントにアクセスして編集することが可能です。編集内容が反映されていない場合、その端末の情報が古いままなことが考えられます。よって、更新をすることで、最新の情報にアクセスすれば問題が解決します。
4. GoogleAppsScriptの実行に時間がかかる
Q: GoogleAppsScriptの実行が遅い場合、何か対処方法はありますか?
A: インターネット接続を確認し、しばらく待機してください。
5. ブラウザのタブ数によるメモリ消費
Q: ブラウザの動作が重くなる原因は何ですか?
A: 不要なタブを閉じるか、必要な場合は別のウィンドウで開くことで改善できます。
クロームブラウザは、タブごとに個別のプロセスを使用しています。これは、1つのタブやウィンドウがクラッシュしても他のタブやウィンドウが影響を受けないようにするためです。しかし、各タブごとにプロセスが割り当てられるため、メモリ消費量が増加します。例えば、1つのタブが約50〜100 MBのメモリを消費することが一般的です。これに加えて、拡張機能やウィンドウもメモリを消費します。そのため、10個のタブを開いている場合、数百MBから1GB以上のメモリが消費されることもあります。大量のタブを同時に開いていると、システムのメモリを効率的に使用することが重要です。
6. 共有ドライブの使用方法の誤解
Q: マイドライブと共有ドライブの違いは何ですか?
A: マイドライブは個人用、共有ドライブは複数のユーザー間でファイルを共有するためのものです。
7. よく使うサイトへのアクセス性の向上
Q: よく使うサイトに簡単にアクセスする方法はありますか?
A: よく使うサイトをスターからタスクバーに追加することで、簡単にアクセスできます。
8. オンラインホワイトボードの効率的な使用方法
Q: オンラインホワイトボードを効率的に使用するためのコツはありますか?
A: 協同編集する際はタブの数を最小限にし、大きなオブジェクトを貼り付けないようにします。
9. タブの効率的な閉じ方
Q: タブを効率的に閉じる方法はありますか?
A: タブ上で右クリック(または二本指タップ)して閉じます。
10. 共有ファイルにメールアドレスの追加
Q: 共有ファイルに他の人を追加する方法は?
A: 共有したい相手のメールアドレスを追加して、アクセス権限を設定します。
一人一台端末を使用する際、指導者が押さえておくべき基本的な知識には、トラブル解決や回避方法が含まれます。これは非常に基本的な内容ですが、指導者が把握しておくことが重要です。アプリのことや授業についてはよく考えるものの端末本来の使い方やハード自体に起こった問題解決の方法は「専門家の領域」みたいな捉えをしている人がいますが、普通に誰もがわかっていた方がいいことだと思いますー
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