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AugLab活動まとめ

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身体的・感性的な拡張技術によるWell-beingの実現を目指して、パナソニックが進めるAugLabの活動メモです。
運営しているクリエイター

#テクノロジー

3歳児と分身ロボットカフェに行って気付かされたこと。

3歳児と分身ロボットカフェに行って気付かされたこと。

先週末、京都で期間限定でオープンしていた分身ロボットカフェに家族で行きました。

私自身は東京日本橋の本店?に何度か伺ったことがあったのですが、初体験の家族と一緒に行くことで、「なるほどなぁ〜!!!」と思わずにはいられない新たな発見が2つありました。

そのカフェでは、分身ロボット「OriHime」と呼ばれる遠隔操作型のロボットが、お話をしてくれたり、注文を受けたり、食事を運んできてくれたりします

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ペットロボット、ぬいぐるみ、愛着のあるものの終わり方はどうなっていくのか。

ペットロボット、ぬいぐるみ、愛着のあるものの終わり方はどうなっていくのか。

今月頭に、「AIの遺電子」の山田胡瓜さんと京大の塩瀬先生と日本科学未来館でトークイベントをさせて頂きました。

特に、「ロボットの引き際」という言葉が印象的というか新しい感じがしたのか、いくつかのサイトで少し話題になったようです。

ロボットの引き際というのは、要はロボットの最期をどう考えるのかという話なのですが、話としてはそんなに新しい問題ではなく、アイボのお葬式があるということで数年前から結構

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ウェルビーイングは北極星みたいに目指すけど辿り着けない存在

ウェルビーイングは北極星みたいに目指すけど辿り着けない存在

『ウェルビーイングをどのようにKGIとかKPIとして設定するべきか?』

この半年くらい良く聞かれる質問の1つです。質問する気持ちは、めちゃくちゃよくわかります。

テクノロジーでWell-beingに貢献する!!という目標を掲げて以来、私もよく悩みます。

技術者として考えると、どれくらい貢献したかを定量化したくなりますし、その数値をどうやったら上げられるのか?どれくらいまで上げられるのか?とい

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「キミもロボット開発者になろう!」という企画に協力してみました。

「キミもロボット開発者になろう!」という企画に協力してみました。

アカデミアとか教育機関とも呼ばれる大学から企業に移って、はや10年経ちました。企業にメインの活動を移したと言えども、「教育」とか「子供」に関する取り組みにはできる限り協力をしたいと思っています。

もちろん自分たちの世代も頑張らないといけないですが、未来を担う子供達にはできるだけロボットに関することやロボティクス的な考え方というのも知った上で、未来を切り開いていってほしいと思っています。

以前に

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離れていても想いあうためのロボットは手を上げる機能しかない。

離れていても想いあうためのロボットは手を上げる機能しかない。

国際ロボット展、終わりましたねー。関係者の皆様、お疲れさまでした!来場者の皆様、ありがとうございました!!一応、全体の実行委員の1人でもあるので、リアル開催できて、また多くの方々に参加頂き、嬉しく思っています。オンライン展示会は引き続き18日金曜日まで開催してますので、もし宜しければ是非!!
パナソニックはというと、サービスロボットゾーンに展示をさせて頂きました!

いくつか新ロボットや新機能、新

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そもそもヘルスケアとは何なのか??ヘルスケアはライフケア!?

そもそもヘルスケアとは何なのか??ヘルスケアはライフケア!?

今週は中外製薬が開催したCHUGAI DIGITAL DAYというところで、取組みのご紹介やパネルディスカッションをさせて頂く機会を頂きました。

動画自体はそのうち公開されるということなので、興味ある方は少々お待ち頂いて、そちらをご覧ください。

テーマが『ヘルスケア×デジタル』ということだったのですが、今回のNoteでは、そもそも【ヘルスケア】とは何なのか?ということを考えてみたいと思います。

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