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中国日誌

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中国生活の記録。異国の地で構築されていく記憶の世界。
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2024年3月の記事一覧

【中国日誌】952日目 24.3.30

時間が引き延ばされている現在。時間の進みが、本当に、遅く感じる。なぜならば、新しい刺激が、多かったからである。新しい刺激が、私たちの記憶のセーブポイントとなる。セーブポイントが増えれば増えるほど、物語の密度は高くなる。同じ期間の物語でも、密が濃ければ、話が、長くなる。一方で、ルーティーンで代り映えのない、話は、そのルーティーンだけを物語れば、事足りるため、話が、短くなる。時間が長いとか、短いとかは

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【中国日誌】951日目 24.3.29

脳が、情報を、欲しがっている。渇望している。不安感を、埋めるように、情報をそこにつぎ足す。人は、自分の能力が、心もとなく感じたり、自信がなかったりするときは、このような、衝動に駆られるようである。ゆえに、不安とは、空虚的な感情なのであろう。満たされていた感情が、欠如したから、その不足分を補うように、不安感が、生じるのである。それにより突き動かされることによって、私は、補うのである。新しい情報を。私

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【中国日誌】950日目 24.3.28

日々の葛藤。期待と、願望と、あまえ。責任と、意志と、闘志。これらがまざりあい、おかしなことになっている。逃走したい自分と、闘争したい自分。自分に対して、半信半疑な状態。私はできるのだろうかという、疑問と、今までやってきたではないかという自信。正直、そこまで難しいことではない。ただ、自分事となると、ほんとうに、見えづらくなる。だから、不安が生じるのである。だから、いつもと違って、やりづらくなる。自分

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【中国日誌】949日目 24.3.27

一つの不安を乗り越える。そして、束の間の、平穏を享受する。そして、その余剰を使って、別の事に興じる。不安から、余裕があるうちに、距離を取るのである。現実逃避?問題ない。どんなに距離を置いたとしても、不安自ら、やってくるのだから。不安を無視して、爆走したところで、不安は、何れ、私に追いついてくるのである。だから、追い付いてきたときに、また、不安と向き合い、対応するのである。対応したら、また平穏が訪れ

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【中国日誌】948日目 24.3.26

不安はワクワク。ワクワクの錯覚が不安。もう一人の私が、挑戦している証。私と言う自我は、客観的な物質的な、私を応援するのである。そのために、知恵を貸し、行動を促す。私が不安に感じているということは、いつもとは異なる、ことをしようとしているということ。でなければ、不安になるはずがない。私は、変化を望んでいる。だから、この状況は、喜ぶべきこと。この状況は、他でもない、私が、創り上げた、状況であり、舞台。

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【中国日誌】947日目 24.3.25

私が自信を持てることについて、考える。私は人よりも、相手を理解させる、能力は高いと思う。相手の顔色を見て、相手の反応を確かめながら、言葉を変え、書き出して、できるだけ、私の認識の齟齬を最小に抑えるようにして、伝えるのである。なので、教わる側からの評判は、上々である。ただ、プレゼンテーションは、上手くない。話が長いと言われる。誰に対して、説明しているのかが、ボケているからかもしれない。この点は、注意

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【中国日誌】946日目 24.3.24

自信を貯める。自信の貯金。否定されたとき、失敗したときに、必要なモノ。それは、私は、ダメではないという自信。私の全てが、否定されたわけではないという、確信。それが必要なのである。一つ、否定されるだけで、一つ、失敗するだけで、自分の全てが否定されたかのような錯覚に、陥る。もしくは、そういう風に、扱われたとしても、私に、確固たる自信が備わっていれば、その、表面的な、評価に、屈することなく、冷静に、受け

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【中国日誌】945日目 24.3.23

中国へと無事に戻り、物理的な距離を得る。ただ、精神的な距離はまだ近いまま。この距離を、話していくためには、時間が必要である。ただ、逃げることはできない。なぜなら、避けては通れない道だからである。必ず必要な事。だから、いずれは、近づかなければならない。だから、早めに、解決したなければ、ならないのである。負の感情が、連鎖的に、生まれる。なぜ、もっと、前向きに、進まないのかと。おそらく、遠回しに、何かを

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【中国日誌】944日目 24.3.22

日本出張、最終日。現在、不思議な感覚に駆られている。想定していなかった、不快な出来事があった。それ以外では、少し、アウェイな中で、過ごした。というよりかは、身内と思っていた一部の人にすら、少し攻撃的な、対応されたので、意外にも、すべてアウェイだったのかもしれない。だからだろう、少し、今、今までと違った感覚に駆られている。言語化はできない。あえて言うのなら、匂いが違うような感覚である。ただ、それはも

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【中国日誌】943日目 24.3.21

不快な日。昨日のこの日誌の日を、一言で言うのなら、そんな日であった。久しぶりの感覚。やはり、この人たちと、会話すると、必ず、こういう、不快な感覚が目覚めるのである。否定した話し方、侮辱した話し方、見下した話し方。その話し方は、建設的ではない。こっちの感情を、無駄に逆なでして、議論の本質から、遠ざけようと、してくるのである。言っている内容は、おそらく、一つの正しさであろう。ただ、感情が、それを、全力

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【中国日誌】942日目 24.3.20

今日も、お腹の調子が悪い。お腹の調子が悪いので、体調にも微妙な違和感がある。この微妙な違和感と、今日予定している未知の出来事の文脈より、私の理性が、この違和感を、その未知に対する、緊張、不安、ストレスと、解釈してしまっている。この私の理性の解釈は、間違っていると思う。なぜなら、お腹の調子の悪さは、日本に帰国して以降、ずっと続いているのだから。まったく、文脈とは関係のない、生理的反応なのである。これ

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【中国日誌】941日目 24.3.19

お腹が痛かった。何故こうもお腹が痛いのか。中国の食材に最適化された、この、私の腸が、日本の食材という、不慣れなものが、入ってきたことで、拒絶反応をする、のである。お腹がめちゃくちゃ、痛いとかそういうのではなく、お腹が崩れているのである。調子が悪いのである。もしかして、今、不慣れな環境の中にいるので、ストレスによって、お腹が崩れているのかもしれない。あとは、連日のビール。いずれにしても、もうすこし、

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【中国日誌】940日目 24.3.18

婚活と、就活。人生の大きな変化点。面白い。面白いがゆえに、複雑で、未知で、不安になる。何もない所で、少しずつ、構造を形作り、そして、まずは、土台を、つくりあげる。ネットにある、切り口を参考にして、一つ一つを、詰めていく。分からない自分に、答えを与えていく。昔を繰り返したくない恐怖。常に、新しいことをして、昔に回帰しない、そういうように、私の頃は、動いているのである。リスクを冒す年ということを、常に

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【中国日誌】939日目 24.3.17

日本に移動すると、久しぶり過ぎて、日本にいる実感が湧かない。というより、日本という雰囲気の映像を見ている感覚になる。私は、この、日本に、順応できていないのだと、溶け込めていないのだと、そう感じた。私は、日本の色は、中国と比べて、色彩豊かで、カラフルに感じる。その話を、中国の人にしたら、全く逆の、意見だった。人は、自分の見慣れた土地の、色彩が、明るく、カラフルに、多彩に、見えるようである。私は、中国

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