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いつも我慢してないでたまには自分の感情も大切にした方が幸せになれるかもしれないよ! 幸福の探求

日本社会では昔から我慢や忍耐が美徳とされるところがあったようです。しかし、それは時と場合によるのではないでしょうか。年がら年中、あるいは数十年間自分の感情を押し殺して、組織や社会、あるいは家族や身内に従属することは明らかに間違いだと、私は思います。

今回は、自分の正直な感情と向き合おう、という話です。


私は今から約20年前にある会社を辞めました。その後、1年間の療養期間を経て現在に至っています。今は当時とは全く異なることを仕事にしています()。

私がその仕事を辞めた一番の理由は、一言で言えば、あまりにもレベルの違いが大きかったからです。

そのレベルの差とは、私と社長、私と会社の間にあった決定的な違いです。

私は某社長とは全く考えが合いませんでした。100回中99回というレベルではないです。1000回中997回は意見が相違しました。

例えば、会議で彼の話を聞いていますと、全くチンプンカンプンなことを言っているのです。そして、それらの意見や考え、指示、命令が的を射ていれば問題なかったのですが、ほぼ100%間違っていました。そのため、それらを自分なりにアレンジして仕事をしていました。

物事には本質があります。彼はその本質をじっくりと考えることをせず自分の欲望を優先していました。そして、物事を論理的に考えて何かを構築することが全くできない人でした。

もしその社長の経営手腕が立派なもので、社長と会社に実績があれば私も長期間勤めたはずです。ところが、その社長はいつもいつもいつも失敗ばかりしていました。そして、過去に何度も支店を潰していました。

この数は皆さんの想像を遥かに超えています()。
正直なところ、キ〇〇イレベルです。

私も入社した頃の最初の2年間は社内で大人しくしていました。ですが、徐々に社長と先輩たちの摩擦や軋轢を知るようになって、私も態度を変えるようになりました。

不幸なことに、入社数年目で私のすべての先輩がいなくなってしまいました。必然的に私が会社のリーダー的存在になったのですが、その後は地獄でした()。

とにかく、合わない、合わない、合わない(笑笑笑)。

ほぼすべてが合わないのです。

それでそれからほぼ3年後に会社を退社しました。もちろん、表向きは円満退社です。

私があのまま会社を続けていてもそれなりに実績を上げられたと思います。ですが、私は自分の価値観や信条を曲げてまで仕事を続けたくなかったのです。

それに、精神的にも肉体的にも身体が蝕まれていることは実感していましたので、私のあの時の決断は間違っていなかったと今でも確信しています。

ちなみに、最近におけるその会社の全支店の合計売り上げは、当時の私の1支店の売り上げより遥かに下です(笑笑笑)。


人の環境はそれぞれです。そして、それぞれの悩みや苦労があるとは思います。そして、それらの原因の多くは人間関係(夫婦関係や身内の関係を含む)や会社における上司の愚かさにあると感じています。

人間関係はどこへ行ってもそれなりに複雑で、その中で上手に立ち回ることは難しいかもしれません。しかし、すべての会社や組織、学校、夫婦、親戚関係などがそういうわけでもないようです。

ならば、あまりにも劣悪な環境であれば、いつまでも我慢をしていないでその環境を変えることも必要ではないでしょうか。

人間関係の大変さは重々承知しております。だからこそ言えるのですが、自分の正直な気持ちや感情をいつまでも抑えていることが必ずしも健全な生き方とは決して思えません。

たとえ他のグループのメンバーとぶつかることがあっても、自分の仲間同士の中で感情を爆発させることができるようであればまだ正常の範囲内ですが、それさえもできないような環境は確実に寿命を縮めているのではないでしょうか。

昨日の記事の<今日の3行日記>で下のように書きました。

<今日の3行日記>
私も人口減少を前向きに考えることにしまして、それでふと県内の有効求人倍率を調べましたら驚愕の数字を発見しました。ある地域の新規有効求人倍率は正社員で3倍、有効求人倍率の正社員でも1.8倍でした(パート、アルバイトなどの非正規雇用を除く)。近隣ではそれぐらい人手が足りないのです。

平成の時代と異なり今の時代は人手不足が深刻です。そのため、人を大切にしないところや人材を育ててこなかったところは、急速に衰退する可能性があります。

ですから、もし会社が悪環境であれば、より優れたところを探すことも大切だと思います。転職するかはまた別問題ですが、私のように心労で体を壊すぐらいならば早期の転職を視野に入れることも一選択だと思われます。

また、社長や上司が無能なところも、今後は継続が厳しいと予想されます。

今後の日本は内需が急激に減少します。特に、地方はその衝撃が大きくて人口減少が激しいです。これに少子高齢化が伴っていますから、今のままでは半永久的に回復することはないです。

この人口減少に伴う内需減少を考慮しますと、社長や上司が無能な場合、遅かれ早かれ衰退して閉業や倒産に向かうはずです。ですから、今現在会社が危ういようでしたら、やはり環境を変えることを考えるべきではないでしょうか。


ここからは少し長い余談ですが、某首相が「異次元の少子化対策」を発表し実行しようとしていますが、あれにはほとんど期待できません。なぜなら、あれらの対策は根本的な解決方法ではないからです。

日本の少子化の一番の原因は、都市への人口集中です。

東日本で言えば、東京と宮城県仙台市、北海道札幌の合計特殊出生率を見れば一目瞭然です。

これらの地域では人口が集中しているにも関わらず、その数字は1.1程度になっています。これですと、男性10人と女性10人が結婚した時に11人の子どもしか生まれてこないことになります。

ですから、今の日本政府の方法では大幅な回復は見込めません。

もちろん、さらなる追加措置が取られれば少しは変わるかもしれません。例えば、子ども一人が生まれるたびに毎月5万円を支給し、それを18年間続け一人当たり合計1,080万円支給するような対策ですと、計算上合計特殊出生率は0.2程度上昇するようです。

なお、今後2年間は出産適齢期の女性の数は比較的安定しています。そのため、あのような無意味な対策でも少しだけ数字が上昇することは十分にありえます。

ただし、仮にそのようなことがあったとしても、それもまた一時的なことではないかと予想しています。

これに関してはまた書きます。


話を元に戻します(笑)。

以前も書いたのですが、大人になりますと自分を騙したり自分に嘘をついたりすることが得意になります。つまり、自分の真の感情を隠すことが巧みになるのです。

私たちの人生は短いです。

ですから、嫌なものは嫌と言って自分を大切にするべきです。そうしませんと、あっという間に時間が過ぎて、自分が本当にやりたかったことができない人生になります。

記事の冒頭で書いた「自分の正直な感情と向き合おう」とは、つまりそういうことなのです。

自分の正直な感情と向き合えば、「自分の欲」や「自分自身が本当にやりたいこと」が見えてきます。それにより、今後の人生の指針が朧気(おぼろげ)ながら定まってきます。

私見ですが、今現在幸せでない人は何か夢中になるものがないからだと思います。子どもに恵まれた人が幸せな理由は初めての子育てに無我夢中になれるからです。それは2人目でも3人でも同じです。子どもによって育て方は変わってきますので、何人目の子育てでもそれなりに大変なはずです。

子育てが終わって子どもたちが自立し始めると、今度は大人たちは別の生き方を見つけなければならないです。もちろん、その辺りのことは計画的に行っている人もいるでしょうが、たいていの大人たちは50歳になっても60歳になっても迷いながら生きているものです。つまり、自分の道が定まっていないのです。


人は迷いながら生き続けるものですが、「嫌なものは嫌!」と嫌(いや)なことや嫌(きら)いないことを断り、自分の大切な感情を優先すれば何かが見えてくると私は考えています。

もちろん、夫婦関係や友人関係、職場関係などを壊すような私的感情の優先を勧めているわけではないです。あくまでも常識的な範囲における大人の行動についてお話しています。


<今日の3行日記>
今日は頭が重くて脳細胞がうまく働きませんでした。そのため、言いたいことをうまく書けていません。あとで部分的に加筆修正するかもしれません。

<追記>
2023年4月7日(金)に少しだけ加筆修正しました。
<追記ここまで>


今日のイラストはこれにしました。記事タイトルに合った画像がなかったので、一番かわいらしいものを選択しました。

今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
明日またお会いしましょう。

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