本屋の息子なので、読書は今でも道楽の王道。
iPad のヘビー・ユーザーなので、僕のスタイルは、すべての本を裁断して、電子書籍化。
いつでもどこでも、マイiPad をスワイプしな…
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読書「官僚論」マックス・ウェーバー
久しぶりに、関東平野に大雪注意報が出ました。
雪が降ってしまいますと、畑には行けませんので、ゆっくり読書と決めています。
今回図書館から借りてきていた本は、マックス・ウェーバーです。
政治学から経済学、宗教学から社会学と、彼の考察は、文化系学問を横断するような幅広いものです。
そんな彼の論考を全て理解できるような上等な頭脳を持っておりませんので、わからないものは無駄な抵抗はせずにスルー。
何とか自
読書「或る『小倉日記』伝」松本清張
或る「小倉日記」伝
1953年に、松本清張が、第28回芥川賞を受賞して、本格的なプロの作家になるきっかけとなった短編です。
北九州市に住んでいた松本清張が、森鴎外の生涯で、史料が空白になっている小倉に住んでいた3年間の足取りを地道に追った実在する人物に材を取って書き上げた作品。
もちろん、彼なりの事実の下調べはしたでしょうが、基本はフィクションです。
松本清張といえば、社会派推理小説という分野を