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#小説

「第2回カモガワ奇想短編グランプリ」開催のお知らせ

「第2回カモガワ奇想短編グランプリ」開催のお知らせ

開催概要

 奇想あふれる短編が好きだ。奇天烈な発想、どこから思いついたんだという展開、途方もないスケールの想像力……。SF、ホラーやミステリ、一般文芸といったジャンルを問わず、あるいは媒体を問わず、あらゆる小説/フィクションの中に奇想は存在しうるだろう。
 100作近い応募作が集まり、当初の想定以上の盛り上がりを見せた第1回に引き続き、今回もノンジャンルで奇想一本勝負となる小説のコンテストを開催

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Q.文章がワンパターンになってしまいます|海猫沢 めろん

Q.文章がワンパターンになってしまいます|海猫沢 めろん

新しい日常には慣れてきましたか?
ぼくはまったくいつもと変わらず家の中なので古い日常のままですが、世間は新しくなってしまいマスクを強制される毎日です。
こないだひさしぶりにマスクして飛行機とバスにのったら息苦しくてパニック発作が出そうになったので、新しい日常に怒りを覚えているめろん先生ですがぼくは元気です。
それはともかく今月の相談はこちら。

今月の相談者:うとうと(18歳) 
執筆歴:3年

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「テーマ」って何ですか?|王谷 晶

「テーマ」って何ですか?|王谷 晶

暦の上では秋のはずだがまだまだバリバリにガリガリ君がうまい。王谷晶である。
奈良漬けの次くらいに暑いのが苦手なので毎年この季節は出力が60%ほどダウンしてしまうのだが、諸君もどうか熱中症とかには気をつけてほしい。
さて今回のお題は「テーマ」。テーマがテーマ。

小説を書くにあたって「テーマ」は必須ではない小説の批評やレビュー、作家へのインタビューなどを読んでいると、だいたいこの「テーマ」というやつ

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Q.構成ってどうやって勉強したらいいですか?|海猫沢 めろん

Q.構成ってどうやって勉強したらいいですか?|海猫沢 めろん

自粛体制もそろそろゆるんできましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は、さっき図書館行ったら「マスクしてない人間は入れない」って言われて追い返されました。そういえばマスクしたことがないな……反社会的勢力かもしれない。
さっそく今回のご相談です。

今月の相談者:やらぎはら響(38歳)
執筆歴:1年
ご相談内容:構成が苦手で何度も書き直してもおかしいところがある気がしてなかなか完成できません。

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空想世界で息づく者たちに名前という生命を吹き込む「名付けの技法書」|monokaki編集部

空想世界で息づく者たちに名前という生命を吹き込む「名付けの技法書」|monokaki編集部

 こんな文章から始まる書籍が、11月1日に日本文芸社から発売された。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教える クリエイターのための名付けの技法書』。先月発売された『中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典』と一緒に読んでみてほしい一冊となっている。

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褒め言葉は二倍に、批判は半分にして受け取ってほしい|エブリスタ便り 5月号|monokaki編集部

褒め言葉は二倍に、批判は半分にして受け取ってほしい|エブリスタ便り 5月号|monokaki編集部

「エブリスタ便り」は、小説投稿サイト・エブリスタのスタッフが交代で月1回お届けするコラムです。
小説投稿サイトのスタッフならではの知識や見解を使って、皆さんの執筆に役立ちそうなあれこれをお伝えしていきます。

第1回目はmonokaki編集長のマツダが、ものを書くあなたに贈るメッセージです。

こんにちは。今月よりmonokakiの編集長に就任いたしましたマツダと申します。小説投稿サイトの運営の一

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ファンタジー好きなら知っておきたい中世ヨーロッパの「階級と暮らし」事典|monokaki編集部

ファンタジー好きなら知っておきたい中世ヨーロッパの「階級と暮らし」事典|monokaki編集部

 こんな文章から始まる書籍が、23日に日本文芸社から発売された。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏と、先ほど紹介した「はじめに」の文章を書いた世界史研究者であり、世界史にまつわる書籍を執筆している祝田秀全氏が監修した『中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典』。
 冒頭に

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