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「君は君の人生の主役になれ」感想
私はかつて、独特の世界を行きたいと心から願っている子どもだった。学年の大半が医学部か法学部に進学するような進学校にいながら、「なんでみんな医学部や法学部に決めることができるんだろう?」と疑問だった。
当時は、裕福な友達の持ち物や旅行先なんかがうらやましく、自分を不幸と感じたこともあったが、今思えば早々に自分の生き方を決める必要がなく、自分のやりたいことを追求できるとても幸福な子どもだったのだと思う
国際女性デーに考える
国際女性デーの今日、私はコロナの濃厚接触者になってしまった娘を家で見ながら仕事をしていた。娘はまだ3歳。「会議中だから静かにしてね」と言っても、もちろん理解はできない。私は集中しきれない頭で、画面オフのまま会議に参加をした。
今日のGoogleのトップページにはこんなリンクが貼ってあった。「#未来に残さない偏見」。うんうん。偏見が特定の人々を生きずらくする側面はあるし、もちろん改善した方がいいだ
「探す」から「作る」へ
最近、よく子供服を作るようになった。世の中に、子供服は溢れているけれど、欲しいと思う服は案外少なかったりする。
例えば最近、朝夕が肌寒くなったから、子供にカーディガンを着せたいと思った。だけど、次の条件に当てはまる商品はネットではすぐに見つからなかった。
① 洗濯乾燥機が使える素材であること
→ 我が家は、平日の洗濯物はすべて乾燥機で乾かしているので、乾燥機が使えない素材はNGだ。
② 大き
パソコンの先にあるもの
「はい、ママ」
6歳の息子が保育園で作ってきてくれたのは、紙製のパソコンだった。A4のコピー用紙を半分に折り曲げ、下半分には小さな四角をたくさん書いてキーボードに見立て、上半分のモニター部分には絵が書かれている。自分とパパとママと妹が、青空の下で手をつないで笑っている絵だ。
私はそのパソコンを見て、泣きたくなってしまった。
私がパソコンに向かうとき、そこのモニターに写っているのは、こんなに希望
企業の評価軸を変えること
この数ヶ月、ずっと悶々としていた。大学を卒業し、大手の企業に就職して自分で稼げるようになった。結婚して子供も生んだ。車も買って、家も買った。家族はみんな健康で、生活に大きな不自由はない。安定した生活だ。それなのに、ここ最近はどことなく満たされないような、後ろめたいような、気分の晴れない日々を送っていた。
原因は主にふたつある。一つは、子供が生まれてから世界への向き合い方が変わったこと。子供が生ま