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子どもと過ごすときのコツ

子どもと過ごす時間をより充実したものにするためのコツが最近わかってきた。日々、時間に追われている親御さんにとって少しでも参考になればと思い、書き記しておく。

  1. 子どもと接するときはスマホを置く
    スマホで提供されるSNSやニュースなどのサービスは世の中の頭のいい人々が、そこでの滞在時間の最大化を目的に作っている。だから、普通の人々はよほど意識しないとなかなかスマホから離れられない。
    しかし、目の前の子どもより他人のSNSの投稿の方が重要なんてことがあるだろうか?勇気を持ってスマホを見えないところに置き、子どもに向き合ってみよう。すると、目の前の子どもの言葉、考え方、温もりが瑞々しく感じられると思う。

  2. 子どもの目線でものごとを見る
    ごはんの準備ができたのにいつまでもテレビを見続ける。宿題もやらずにゲームをやり続ける。子どもと過ごしていると、そんなことは日常茶飯事だ。このような出来事を「親の目線」で見ると、どうしても苛立ってしまう。しかし、一度「子どもの目線」で見てみよう。子どもの頃の自分にとって、アニメはとても面白かったし、宿題よりもゲームが魅力的だった。自分の子どもだって、夢中になるのは当然だ。
    だからといって、いつまでも見続けてOKとまでは思えないだろうが、一度相手の視点で見てみることで自分自身が冷静になれる。

  3. 子どもが大声で泣いても「学習途中なのだ」と理解する
    私は、子どもが新生児のときからその「泣き声」が心底苦手だった。産院の病室で、真夜中に響き渡る赤ちゃんの声を聞いていると、とてつもなく暗い気分になった。しかし、泣く子と過ごす時間が積み重なってくる中で、なぜ自分が暗い気持ちになってしまっているかをよくよく考えると、「なんとなく自分が責められているように感じるから」なのだと思い当たった。泣いて何かを主張している子どもに、なんの解決策も提供できない自分が惨めに感じられたのだ。
    でも本当にそうだろうか?泣いて子どもは親を責めているのだろうか?もちろんそんなことはない。子どもは自分の主張を伝える方法の幅が少ないから「泣く」という札を出すことが多いだけなのだ。今後、自分の意見を伝える方法を学んでいけば、このように泣くこともなくなるだろう。
    だから親は泣く子を前に途方にくれる必要はないし、「まだ表現方法を学んでいる過程なんだな」と受け止めれば十分だ。

  4. 子どもの行動の時間を測る
    子どもを公園に連れて行ったときや、保育園からの帰宅時、子どもがなかなか帰ろうとしないことがある。「帰ろう」と声をかけても「まだ遊ぶ〜」と言って走り去っていく。こういうとき、次の予定があったりすると、とても焦ってしまう。
    しかし、こんなときは冷静に時計で時間を測ってみるのがよい。「もう帰ろう」と声をかけてから、「まだ遊ぶ!」と走り去り、そこから私のところに戻ってくるまでの時間を。すると、せいぜい5分程度しかかからないのだ。このとき私がイライラしながら「もう帰るよ」と腕を引っ張っても、冷静に見守っても、おそらく5分の結果は変わらない。それであれば、心穏やかに過ごしたい。
    お子さんによって、かかる時間は変わると思うが、まずは冷静に時間を測ることから始めてみると良いと思う。

これは、本などで学んだ内容と、そこから実際に私が経験してみて有効だなと思った方法だ。今後も、さらに新しい方法が見つかれば、どんどん追加していきたい。

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