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創作に役立ちそうな記事

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小説やエッセイを書く上で役立ちそうな記事を集めてみました。自分にも、他の皆様にも役に立てれば良いと思っています。
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2023年11月の記事一覧

Web小説書きが3年ぶりに個人サイトをリニューアルしたら、自己評価が高まった話【Wix Studio】

Web小説書きが3年ぶりに個人サイトをリニューアルしたら、自己評価が高まった話【Wix Studio】

私はカクヨムなどに投稿している自作の小説をまとめたポートフォリオ的な個人サイトを、Wixを使って運営しています。

最近、その個人サイトをWix Studioでリニューアルしました。

元のサイトにも十分満足していたのですが、今後のことを考えて新しい仕組みを試してみるのもアリかな、と思ったので。

そんな感じで新しいサイトも軽い気持ちで作り始めて完成したので、その過程を Wix Studio で作

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小説を書くための七つ道具 辞書<再掲>

小説を書くための七つ道具 辞書<再掲>

この記事はちょうど一年前に掲載したものです。
昨日掲載した『表記ゆれ対策』の記事の反響が多く、その中で記者ハンドブックのことを書いたのですが、この対策には辞書も威力を発揮してくれています(と言いますか、やはり辞書が基本です)。
それらの辞書たちのことも触れておかないと、と思いましたので再掲します。

・・・・ここから再掲です・・・・

『三省堂国語辞典第八版』・『新明解国語事典第八版』・『類語例解

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表記ゆれ対策、どうしてる?<小説の書き方>

表記ゆれ対策、どうしてる?<小説の書き方>

表記ゆれ、特に漢字を「ひらく(平仮名)」か「とじる(漢字)」かは、小説を書く人なら、誰でも悩む問題だと思います。
「かける」「賭ける」「懸ける」のような。
おそらく多くの人が記者ハンドブックのお世話になっているのではないでしょうか。

私も記者ハンドブック(共同通信社)を持っています。作家になった頃は一時、手放せませんでした。同じ言葉なのにあるページでは平仮名、あるページでは漢字、あるページでは違

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何をするにもまずは、手帳です。小説すばる新人賞に応募すると決めたので、手帳にスケジュールだけでなく構成から何から何まで書き込みました。

何をするにもまずは、手帳です。小説すばる新人賞に応募すると決めたので、手帳にスケジュールだけでなく構成から何から何まで書き込みました。

何をするにもまず手帳です。手書きです。

 僕の場合、何かをしようとするとまずやることは手帳です。
 作成スケジュールだけでなく、全体構成、登場人物プロフィール、各章の枚数予定、発表のスケジュール、今の気持ちや、ダメだった時のことまで全部を手帳に書き込みました。
 まあ、今から最終の受賞発表が、来年の
 ◎小説すばる2024年11月号(10月発売ですね)
 
 ◎二次・三次選考通過作品 小説すばる

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【相談】公募で「ストーリーが平凡」と言われました

【相談】公募で「ストーリーが平凡」と言われました

おツイッターログ&追記です。

■効率的な学習法はハワワ!嬉しいお言葉ありがとうございますワ!
一次突破おめでとうございますワ〜〜!!

まずは、応募作品を完成させたこと、実際に応募したこと、一次突破したことを褒めてあげて、祝ってくださいネ!すごいことヨ……!
指摘もマイナスのものだけズンと重く響いてしまうので、ちゃんと「ここはよかった」は当たり前としてスルーするのではなく、同じくらいの気持ちで受

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今すぐ使える 文章を書く時の小手先テクニック

今すぐ使える 文章を書く時の小手先テクニック

Xでバズった。

友達と、フォロワーさんで興味がある人の助けになればと思い、軽い気持ちで書き始めたはずが……
全くまとまっていないものがバズってしまい、こんなことならもっとちゃんと書いたが!?と思ったので今これを書いています。

はじめに(読まなくてもいいです)前提を書いておかないと不誠実なので、まずは私について
・プロの小説家ではない
・プロのライターでも、プロの編集者でも、読書家でもない
・一

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空想世界で息づく者たちに名前という生命を吹き込む「名付けの技法書」|monokaki編集部

空想世界で息づく者たちに名前という生命を吹き込む「名付けの技法書」|monokaki編集部

 こんな文章から始まる書籍が、11月1日に日本文芸社から発売された。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教える クリエイターのための名付けの技法書』。先月発売された『中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典』と一緒に読んでみてほしい一冊となっている。

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【相談】起承転結の作り方~「承・結」はおのずと決まる~【プロット講座】

【相談】起承転結の作り方~「承・結」はおのずと決まる~【プロット講座】

あら、「毎回」とのことで、そんな高度な課題が見えてくるくらい恒常的に打ち込んでいるアナタにインターネット・ハグをどうぞ!

ご自分の、100回読んだ文だから新鮮さがなくなってしまうのであって、読者から見ると十分魅力的だと思うけど……考えてみますネ!

また、最近オジョフォーラムでも「オチとは」という議論が盛り上がっていて、わたくしなりに考えてたので「結」についても書きますネ。

さまざまな説がある

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