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創作に役立ちそうな記事

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小説やエッセイを書く上で役立ちそうな記事を集めてみました。自分にも、他の皆様にも役に立てれば良いと思っています。
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2021年8月の記事一覧

短歌をつくる人のための、画像メーカーを作りました【たてがき】

短歌をつくる人のための、画像メーカーを作りました【たてがき】

文字入力だけで、シンプルかつ綺麗な短歌の画像を作れるサービスを作成しました!

「たてがき」という画像メーカーです。

ただただシンプルできれいなだけ……。

つくった動機は、「シンプルで美しい画像生成機があったら良いな」というもの。ぜひ使ってみてください〜。無駄を削ぎ落として、使いやすいように設計されてあります。

機能はとてもシンプル。

テキストボックスに文字を打つだけ。するとTwitter

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誰でも漫画家になれる新サービス「World Maker」をつくりました

誰でも漫画家になれる新サービス「World Maker」をつくりました

少年ジャンプ+から、2021年9月8日に新サービスがリリースされます。
その名も「World Maker」。
「新しい物語世界がここから生まれて欲しい」という願いを込めてネーミングしました。

セリフやあらすじを文章で書くだけで、自動で漫画のコマ割りになる。そこにキャラや背景などのパーツを配置するだけで漫画がつくれる。そんなサービスです。絵心や画材がなくてもスマホさえあれば、誰でも漫画家になれるチ

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リアリティラインとは|物語

リアリティラインとは|物語

リアリティラインという言葉を知ったのはごく最近だが、その意味する概念については、以前から気になっていた。

リアリティラインとは? 自分は物語論の専門家ではないし、その方面の文献を読み漁ったわけでもないから的外れなことを言っているかもしれないが、まぁでもたぶん、それほど間違ってもいないはずだ。

ごく簡単に言えば、ストーリーの流れ、キャラクターの言動、感情の変化、特殊能力、世界観、その他物語を構成

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プロットってみんなどうしてる?

ずっと前、まだ新人だった頃に読んだ小説指南本にこんなことが書いてあった。

「小説を書き終わるたびに、書き方がわからなくなる」
名言だと思う。

私はデビューして今年で十二年目になる。これだけのキャリアがあれば鼻歌を歌いながらでも書けそうな気がするのだが、そうならない。作品を書き終えた時は充実感に満ちている。何かを会得したような気分になる。その作品がそこそこ売れれば自信も生まれる。
だが、新作に取

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2021 『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』でBLを書く

2021 『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』でBLを書く

 こんにちは。創作に詰まると雑文を書く白です。
 今回はフィルムアート社のK.M.ワイランド著『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』を使ってBL小説のプロットを考えたよというお話です。

https://www.amazon.co.jp/dp/4845921006

  『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』は、K.M.ワイランドさんの『アウトラインから書く小説

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話を作る時に参考にしたい本・動画

話を作る時に参考にしたい本・動画

昔から「自分でも本を出版してみたい」と思っている。
しかし、実行に移せていない。
なぜなら、何をどう書けば良いか分からないからだ。
そう言っているウチに、アラサーになってしまった。
ちょっとウダウダし過ぎた。そろそろ行動を起こさねばならない。
そこで「話の作り方」に関するハウツー本を漁ってみた。
(黙って書き始めろ!というツッコミは無しでお願いします)

1.荒木飛呂彦の漫画術まずは『荒木飛呂彦の

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オタクの夏の思い出〜初めて同人誌を作った〜

オタクの夏の思い出〜初めて同人誌を作った〜

今年の夏もどこにも行けなかったけど人生で初めて同人誌を作りwebイベントにも初参加しました。オタクのひと夏の思い出をまとめました。

オン専のオタクがなぜ同人誌を作ろうと思ったのか

私は今まで同人誌を買った事がなく、また同人誌を出した事もありませんでした。
俗に言うオン専(オンライン専門)です。
書いた話をpixivに公開したり同サイトで二次創作を読んだりしていました。
本を読む事は好きだけど好

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自分のための小説を書く、という趣味

自分のための小説を書く、という趣味

 小説を書くのはとても楽しいですよね。
 ネットという発表の場があるから小説に限らず創作活動はすごく楽しくて刺激的で、充実した日々を送るための良い趣味になってくれます。

 仕事じゃなくて趣味で書くのなら、自分のための小説を書くのもおすすめです。

 作家さんが仕事として小説を書くのなら、作品は商品です。
 商品としての小説を書かなくてはなりません。
 みんなを楽しませるエンタメだったり、新たな刺

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小説を書けば小説に出会える

小説を書けば小説に出会える

 創作を趣味にするのはとても楽しいことです。
 ネットで活動しやすくなった現在、発表の場もすぐに見つけられます。

 小説投稿サイトはたくさんありますし、noteに掲載される方もいますよね。
 小説以外でもイラストや漫画をネットに投稿している方がたくさんいることはご存じのことでしょう。
 他にも詩をネット上で発表される方がいたり、彫刻や工作した作品の写真がSNSで話題になったりもしています。

 

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創作するなら褒めてくれる感想を参考にしよう

創作するなら褒めてくれる感想を参考にしよう

 創作活動を始めてみると、自分は下手だなあと実感することも多かろうと思います。

 もっと上手になりたい!
 そう向上心を持てることは素晴らしいことです。
 趣味でも向上心を持てた方が張り合いがあって楽しいですもんね。

 しかし向上心があっても、無計画なのはよくありません。
 やみくもな努力では花は咲きません。

 どういう方向に実力を伸ばしていきたいのか?
 自分らしい作品とはなんだろう?

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小説は、自由が許される最後のメディア  小説家・寒竹泉美さんインタビュー

小説は、自由が許される最後のメディア  小説家・寒竹泉美さんインタビュー

京都在住の小説家、寒竹泉美さん。小説家になろうと考えたきっかけやデビューまでのお話、寒竹さんが小説を書き続ける理由、小説のおもしろさなど、現役の小説家にZoomでお話をうかがいました。

寒竹泉美(かんちくいずみ)小説家。京都大学大学院医学研究科博士課程修了。2009年に講談社Birthから作家デビュー。『月野さんのギター』講談社、『隠秘の恋』ハーパーコリンズ、『天才研究者の婚活事情〜プロポーズか

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小説以外から小説の書き方を学ぶ

小説以外から小説の書き方を学ぶ

 小説を書くことを趣味にすれば、参考のために素晴らしい小説を探したくなります。
 しかし小説の書き方は小説からしか学べないわけではありません。

 漫画やアニメ、映画や演劇……。
 小説以外にも創作の形はたくさんあります。
 それらから刺激を得ることも小説を書くのに役に立ちます。

 あなたが好きなものからノウハウを吸収すればいいのです。

 結論はそれで決まりなのですがせっかくなので私が影響を受

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二次創作って楽しいし、やってみたいよね、というお話。

 創作は良いものです。特に二次創作は比較的始めやすく、楽しく行えることが多いと思います。だって好きなことのことを常に考えている状態になりますからね。楽しくなければ嘘というものです。
 ですがそんな二次創作でも、楽しいことばかりではありません。作品を完成させるのに苦労したり、情報を集めるのに苦慮したり、色々と難儀することはざらにあります。
 特に最初の最初、まだ創作を始めたばかりの人は、創作が楽しく

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人生経験が豊富でないと良いストーリーは書けないのか?

人生経験が豊富でないと良いストーリーは書けないのか?

A.ジャンルによっては経験がなくてもどうにかなりますが、ある程度の人生経験は必要です。理由は、それなりに世の中を知ってないと、ストーリーにおかしな部分ができてしまいます。

昔、学生時代に描いた漫画とか、小説とか読み返すと
「いや、この部分おかしいだろ!」
とツッコミたくなるようなものがどんどん出てきます。
それは自分が若すぎて世の中を何も知らないがゆえにそういう事が起きてしまうからです。
…それ

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