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#脳科学
情報と賢くつきあう~脳のバグを知る~
一見もっともらしいレビュー情報に騙されて不要なものを買ってしまって後悔したり、権威のあるとされている学者や大学教授の発言を鵜吞みにして信じてしまったり、としたことは誰でもあるだろう。
本書「脳の闇」(著/中野信子)は、そんな人間の認知に関する脳の”バグ”により自覚的でありたいと願う人、情報に翻弄されたくない、しっかり自分の判断の軸を持ちたいと思う人にとってヒントとなる本だと思う。
AIがど
自分の「石」を磨き続ける
年末年始。昨年を振り返る。読んだ本、書いたメモ、手帳、仕事のノート。平穏な心で振り返りをしないと、同じような間違いを繰り返す。コロナで空いた時間で自分がやり始めたのが、日英同時読書。和訳版がある英語原著を日英共に買って読み始める。子育て中という事もあり、昨年はこの一冊から始めた。そして、再び読み返してみて、新たな気づきもあった。
自分に合ったやり方、学び方を知る事はとても大切だ。それがわかれ
ドーパミンを学んで人生を好転させる
自分の「○○したい、○○になりたい」という欲求を、いかにしたら前向きな方向で行動に移せていけるだろうか。目標達成までやり続けられるだろうか。○○のような状態になりたいと思って何かを始めても、長続きしない、どうしてだろうと感じた事は、誰にでもあると思う。その理由を、一歩深めて考えてみるためのヒントが本書にはある。やる気と脳のしくみ、欲求(desire)が行動に繋がる仕組みを、脳科学の見地から、深く
もっとみる【本紹介】Brain 一流の頭脳③
・創造性の作り方 (前回の記事はこちら)
スタンフォード大学の研究チームが176名の被験者を対象に、創造性を測る数種類のテストを行った。屋内や屋外で歩いたり、座って体を休めたりといった様々な条件下で、被験者にテストを受けさせた。(実験のタイトルは、「アイディアを働かせよ、創造的思考におけるウォーキングの効能」)
新しいアイディアを出す能力において、歩きながらテストを受けた被験者の成績は、歩かず
【本紹介】Brain 一流の頭脳①
本書の著者は、スウェーデンの精神科医Anders Hansen氏。ノーベル生理学・医学賞の選考委員会がある名門カロリンスカ研究所にて医学を、ストックホルム商科大学でMBA(経営学修士)を取得修めている。本書は、一般読者を対象に、極めて平易な文章で書かれているが、記述の裏づけ(参考文献、参考研究)はしっかりしており、何の論拠もない自己啓発本ではない事を最初にお断りしたい。論拠を深く知りたい場合には
もっとみる【本紹介】Brain Driven ①モチベーションの高め方
やる気が起きない、続かない。そんな悩みを持つ人は多いだろう。やらなければならないとわかっているのに手がつかず、後回しになってしまい、いつの間にか継続できなくなっている。そんな自分を変えたいと思っているが、変え方がわからない。そんな人には、本書「Brain Driven」(青砥瑞人著)がオススメだ。巷に溢れているHow to本ではなく、脳の専門家である著者が、脳神経科学に基づいた知見を私たちに共有
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