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自分との対話法を深堀る1冊
ヒトは1日に約1万回、自分と対話しているという。実は、自分に一番影響を与える人物は、自分自身だ。だが、学校で自分との有効な対話の方法を学んだことはない、親から聞いたこともないという人が殆どだろう。そもそも、自分自身に生涯を通して1番影響を与えるのは実は自分(との対話)であるというその事実を指摘してくれる人は少ない。
自己の存在を肯定できた場合、他人になんと言われようと困難を克服できる可能性は
情報と賢くつきあう~脳のバグを知る~
一見もっともらしいレビュー情報に騙されて不要なものを買ってしまって後悔したり、権威のあるとされている学者や大学教授の発言を鵜吞みにして信じてしまったり、としたことは誰でもあるだろう。
本書「脳の闇」(著/中野信子)は、そんな人間の認知に関する脳の”バグ”により自覚的でありたいと願う人、情報に翻弄されたくない、しっかり自分の判断の軸を持ちたいと思う人にとってヒントとなる本だと思う。
AIがど
本紹介『時間最短化、成果最大化の法則』木下勝寿
本日11月16日発売の、㈱北の達人コーポレーション創業者の木下勝寿さんの最新刊。早速、読ませて頂いた。成果を出している人は、思考が違う。どの章からでも学びがある。巻頭の1日1話で45日のイラストがとてもいい。これで一気に惹きつけられた。
以下、本書からの学びメモ。
・スキルの差はせいぜい3倍だが、思考アルゴリズムの差は最大50倍。
・ビッパの法則:ピッと思いついたら、パッとやる。すぐやる人の
本紹介 『限りある時間の使い方』
人生80年=約4000時間。
身近な人の突然の死を経験した事があるならば、『自分の人生の有限性』という言葉に、よりリアルさを感じる事ができるかもしれない。それが明日突然やってくる可能性がゼロでない事も。しかし、不思議なことに時間が経過すると、あれほどまでに強烈に感じていた時間の有限性という感覚が薄まっている事に気づく。少なくとも私はそう思う時がある。
どうやら、大切なことは、時々立ち止まっ
ヤマザキマリさんに学ぶ、目に見えないものを思い描く力
「テルマエ・ロマエ」を知らない日本人は多くないと思うが、原作者ヤマザキマリさんが、いかにして、2000年以上の時空を超えたあのような作品を生み出せたのか、本作の着想を得たのか、そのちょっとフツウじゃない半生の一端を垣間見れる本。ヤマザキさんというヒトがいかに形成されてきたかのヒントが、少しだけわかる。
なんか、わたしを取り巻くこの日常、この世界に違和感を感じている10代、20代の人には、ぜひ
脳はものの見方で変化する②
何かでネガティブな感情に襲われたときに、どの思い込みが期待通りにならなかったのかと自問することで心を落ち着かせることができる。このような状況の自己分析を行うと、自分でも気づいていなかった思い込みを発見することにつながる。そして思い込みの存在に気づけば、選択肢も手に入る。
能動的に違いを探す事は、変化の原動力となる。経験の多様性は、脳を変える力となる。
新しい人や環境は、自分の思い込みに気づくき