サチヲ

【珈琲屋と、シェアハウスと、まちやどをつくる人】 ナガノの端っこで暮らす、行き当たりば…

サチヲ

【珈琲屋と、シェアハウスと、まちやどをつくる人】 ナガノの端っこで暮らす、行き当たりばったりな暮らし。 https://lit.link/sachicoffee

ストア

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    ドリップバッグ(ルワンダ) / 10個

    毎月第2・4週目に焙煎・発送いたします。 コーヒードリップバッグ / ルワンダ/12g×10個セット お湯を入れるだけでお召し上がりいただけます。 無農薬栽培の珈琲豆を手回し焙煎機で少量ずつ丁寧に焼き上げています。 注文を受けてから焙煎、梱包を行います。 ※別途送料がかかります。 - 珈琲豆について - 種類 : ルワンダ ミコフ 有機JAS 国名 : ルワンダ共和国 品種 : アラビカ種 標高 : 1,300-1,800m 認証 : 有機JAS 収穫 : 手摘み 精製 : ウォッシュド、天日乾燥 アフリカ中央部キブ湖東岸、「千の丘の国」ルワンダでは、 自然と共に営みを続ける生産者が有機農法でコーヒーを栽培しています。 このひと粒のコーヒーは、平和を取り戻し、未来へ前進する彼らの大きな希望です。 消灯珈琲について フェアトレードにて無農薬栽培の珈琲生豆を仕入れ、手回し焙煎機で少量ずつ丁寧に焼き上げています。 フェアトレード(Fair Trade)は、主に途上国産の農産物や手工芸品などを、生産者が適正な価格で販売することによって、貧困削減や社会的・経済的発展を促進することを目的とした国際的な取り組みのことを指します。 フェアトレードの基本的な考え方は、途上国産品の生産者に対して、適正な価格を支払い、生産に必要な資源や技術を提供することで、彼らが自立して生活を維持し、さらに経済的な発展を遂げることを目指しています。
    1,800円
    消灯珈琲
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    ドリップバッグ(ルワンダ) / 7個

    毎月第2・4週目に焙煎・発送いたします。 コーヒードリップバッグ / ルワンダ/12g×7個セット お湯を入れるだけでお召し上がりいただけます。 無農薬栽培の珈琲豆を手回し焙煎機で少量ずつ丁寧に焼き上げています。 注文を受けてから焙煎、梱包を行います。 ※別途送料がかかります。 - 珈琲豆について - 種類 : ルワンダ ミコフ 有機JAS 国名 : ルワンダ共和国 品種 : アラビカ種 標高 : 1,300-1,800m 認証 : 有機JAS 収穫 : 手摘み 精製 : ウォッシュド、天日乾燥 アフリカ中央部キブ湖東岸、「千の丘の国」ルワンダでは、 自然と共に営みを続ける生産者が有機農法でコーヒーを栽培しています。 このひと粒のコーヒーは、平和を取り戻し、未来へ前進する彼らの大きな希望です。 消灯珈琲について フェアトレードにて無農薬栽培の珈琲生豆を仕入れ、手回し焙煎機で少量ずつ丁寧に焼き上げています。 フェアトレード(Fair Trade)は、主に途上国産の農産物や手工芸品などを、生産者が適正な価格で販売することによって、貧困削減や社会的・経済的発展を促進することを目的とした国際的な取り組みのことを指します。 フェアトレードの基本的な考え方は、途上国産品の生産者に対して、適正な価格を支払い、生産に必要な資源や技術を提供することで、彼らが自立して生活を維持し、さらに経済的な発展を遂げることを目指しています。
    1,400円
    消灯珈琲
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    ドリップバッグ(ルワンダ) / 5個

    毎月第2・4週目に焙煎・発送いたします。 コーヒードリップバッグ / ルワンダ/12g×5個セット お湯を入れるだけでお召し上がりいただけます。 無農薬栽培の珈琲豆を手回し焙煎機で少量ずつ丁寧に焼き上げています。 注文を受けてから焙煎、梱包を行います。 ※別途送料がかかります。 - 珈琲豆について - 種類 : ルワンダ ミコフ 有機JAS 国名 : ルワンダ共和国 品種 : アラビカ種 標高 : 1,300-1,800m 認証 : 有機JAS 収穫 : 手摘み 精製 : ウォッシュド、天日乾燥 アフリカ中央部キブ湖東岸、「千の丘の国」ルワンダでは、 自然と共に営みを続ける生産者が有機農法でコーヒーを栽培しています。 このひと粒のコーヒーは、平和を取り戻し、未来へ前進する彼らの大きな希望です。 消灯珈琲について フェアトレードにて無農薬栽培の珈琲生豆を仕入れ、手回し焙煎機で少量ずつ丁寧に焼き上げています。 フェアトレード(Fair Trade)は、主に途上国産の農産物や手工芸品などを、生産者が適正な価格で販売することによって、貧困削減や社会的・経済的発展を促進することを目的とした国際的な取り組みのことを指します。 フェアトレードの基本的な考え方は、途上国産品の生産者に対して、適正な価格を支払い、生産に必要な資源や技術を提供することで、彼らが自立して生活を維持し、さらに経済的な発展を遂げることを目指しています。
    1,000円
    消灯珈琲

記事一覧

生まれたまちで、喫茶店を開いた。

はじめまして。 こんばんは。 サチヲと申します。 コロナを機に地元へ戻り、それからずっとコツコツと作ってきた自分のお店を最近開店しました。 名前は”消灯珈琲”とい…

サチヲ
5か月前
107

淡々と

やると決めたことに向かって、日々やることリストが増えたり減ったり、そしてまた増えたりとしながら、今日も生活している。 やらなきゃいけないことを書いていくと、やり…

サチヲ
9か月前
9

トンネルを駆け抜けろ

たまにしか会わない親友がいる。いつも少ない有給を私と会う時に使ってくれる愛しいフレンド。今回も有給消化の為の無計画デートをしてきた。 最近新車を買った親友。乗せ…

サチヲ
11か月前
5

サーカスみたいなミールス

「サーカスみたいなんだよぉ!」 その一言で、ベジカレーの気分だった私の口は一瞬にしてミールスを食べる準備をし始めた。 2年ぶりにご飯に誘われてカレー屋さんへ行っ…

サチヲ
11か月前
4

君が生まれたあとの話(3/2~4/1の日記)

日記で残る記憶の鮮度 最近、日記形式のエッセイをよく読んでいる。 先入観で、日記形式のエッセイってあまり面白くないんだと思ってた。でも燃え殻さんの「断片的回顧録…

サチヲ
1年前
23

つわりは大変しんどかった話

妊娠発覚 妊娠検査薬で陽性が出た時、私はまずパートナーに「堕ろそう」と言われるのが怖くて泣いた。子どもが欲しいと思ったことなんて、今までに一度もなかったのに。 …

サチヲ
1年前
8

22歳で母になった私の出産レポート

昨日で、娘が産まれて1ヶ月を迎えました。 まずは1ヶ月、生きててくれて、健やかに育ってくれててありがとう。 毎日顔が変わっていくから、毎日愛おしい。 母はゾッコン…

サチヲ
1年前
27

おどる人生

記憶や感情は、鮮度が良いうちに言葉に残しておかないとあっという間に風化する。 去年の暮れ、ずっと書きたいと思っていた出来事を記事にしたくて編集画面と毎晩にらめっ…

サチヲ
1年前
25

深夜に焼くバナナケーキ

唐突にお菓子作りがしたくなる。 お菓子づくりが趣味ってわけではない。 習慣でもなければ、その意欲が湧く周期が一定というわけでもない。 得意なお菓子があるわけでも…

サチヲ
1年前
5

とある喫茶店へ行った日のこと

天気の良い休日。 溜まっているフィルムの現像を出しに行かなきゃと思い、いそいそと着替える。 現像待ちの間に読みたい本があったから、どこか喫茶店にでも寄ることにし…

サチヲ
1年前
3

我が家の猫たち

深夜の大暴れ 我が家に共に暮らす2匹の猫たち。 グレーの美人が「須臾(しゅゆ)」、 黒猫のずんぐり君が「漠(ばく)」という名だ。 日中はほとんど寝ているのだが、 深…

サチヲ
1年前
6

ホットに過ごす

エブリデイアッポー 毎日りんごを食べている。 今朝は起きたら、机の上にパートナーが剥いてくれたりんごが置かれていた。 陽に当たってキラキラと輝いている。 旬のき…

サチヲ
1年前
4

生活の断片

パンは焦がすのが当たり前(ではない) ちょうどいい焦げ目でパンが焼けた日は良い日だと思う。 ほんわり茶色く色づいた食パンに、バターの乗せる。 少し溶けた頃にバタ…

サチヲ
1年前
4

本を読むようになったきっかけと、ふたり分の本棚。

本を読むようになったのは、コロナとある図書館がきっかけだった。 「社長の図書館」 誰かと会うこともできなくなり、 大学へ学びにいくこともできなくなり、 遠くへ行く…

サチヲ
2年前
18

気づけば休学して1年、猫2匹とシェアハウスで暮らしていた。

大学を休学して一年が経った。 一年前の私を懐かしく思う。 休学すると泣きながら決めた夜、 私は地元の工務店で働く知り合いに、 「猫と住める古民家はないですか?」 …

サチヲ
3年前
34

大学を休学をして、猫を飼い始めた。

10月の終わり頃、 「猫を飼いたい。」 って母に電話をした。 友人の家で子猫が4匹生まれて、1匹でもいいから育ててくれたら嬉しいって連絡が来たから。 一人暮らしは寂…

サチヲ
3年前
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生まれたまちで、喫茶店を開いた。

生まれたまちで、喫茶店を開いた。

はじめまして。
こんばんは。
サチヲと申します。

コロナを機に地元へ戻り、それからずっとコツコツと作ってきた自分のお店を最近開店しました。

名前は”消灯珈琲”といいます。

自家焙煎のコーヒー屋さんをかれこれ3年近く、出店や間借り、オンラインショップでの販売や卸販売を通して続けてきました。

店舗は2年くらいかけて作っていまして、やっと先日の3月30日にお披露目、4月1日よりプレ営業をスタート

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淡々と

淡々と

やると決めたことに向かって、日々やることリストが増えたり減ったり、そしてまた増えたりとしながら、今日も生活している。

やらなきゃいけないことを書いていくと、やりたいことも沢山出てくる。やらなきゃいけないことでもあり、やりたいことでもあったりする。

私の生き方は私が決めると言ったのは小学生くらいだっただろうか。沢山の後悔と、過ちを繰り返してきた。でもその分、手を差し伸べてくれたり勇気や刺激をくれ

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トンネルを駆け抜けろ

トンネルを駆け抜けろ

たまにしか会わない親友がいる。いつも少ない有給を私と会う時に使ってくれる愛しいフレンド。今回も有給消化の為の無計画デートをしてきた。

最近新車を買った親友。乗せてもらうのを楽しみにしていたがまだ運転不安だからと新車に乗せてくれなかった。乗せろ、新車。新車の匂い嗅ぎたかったぞ。

午後1時に集まり、遅めのお昼ご飯を好きなカフェで食べた。

どちらも美味しすぎた。

まって、この間はミールス(バター

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サーカスみたいなミールス

サーカスみたいなミールス

「サーカスみたいなんだよぉ!」

その一言で、ベジカレーの気分だった私の口は一瞬にしてミールスを食べる準備をし始めた。

2年ぶりにご飯に誘われてカレー屋さんへ行った。

なんだかいま私暗い暗いトンネルの中にいるな〜と思う時に、声をかけてくれるの友達がいて私は幸せ者だ。最近本当に元気がなかった。友達からLINEが届いた時は、それだけで泣いちゃうかと思った。

約束の時間についたらまだお店はやってな

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君が生まれたあとの話(3/2~4/1の日記)

君が生まれたあとの話(3/2~4/1の日記)

日記で残る記憶の鮮度

最近、日記形式のエッセイをよく読んでいる。

先入観で、日記形式のエッセイってあまり面白くないんだと思ってた。でも燃え殻さんの「断片的回顧録」を読んでからそのイメージは払拭された。

自分ではない他者の生活、見落としがちな日常のきらめき、視点の違う物事の見方。誰の人生にもあって、でも人それぞれ違う形をしている暗闇を、私たちは一人一人の人生に抱えている。メモのように書かれた作

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つわりは大変しんどかった話

つわりは大変しんどかった話

妊娠発覚

妊娠検査薬で陽性が出た時、私はまずパートナーに「堕ろそう」と言われるのが怖くて泣いた。子どもが欲しいと思ったことなんて、今までに一度もなかったのに。

自分自身の身体にもうひとつ命が宿っているなんて、なんか不思議な気持ちだった。ひとつの命でいっぱいいっぱいの私が、親になるなんて無理だとずっと思ってきたのに、いま、心は「産みたい」と叫んでいる。

不思議なことに、女はこの瞬間から母になる

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22歳で母になった私の出産レポート

22歳で母になった私の出産レポート

昨日で、娘が産まれて1ヶ月を迎えました。

まずは1ヶ月、生きててくれて、健やかに育ってくれててありがとう。

毎日顔が変わっていくから、毎日愛おしい。

母はゾッコンである。

そして母になって1ヶ月でもあるのだ。

1ヶ月乗り越えた私、おつかれ様。

ふと出産時のことをまとめてみようと思い、書くことにした。

妊娠9ヶ月目で突然ずっと平均値だったお子の推定体重が、成長曲線の上の方へグンと動いた

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おどる人生

おどる人生

記憶や感情は、鮮度が良いうちに言葉に残しておかないとあっという間に風化する。

去年の暮れ、ずっと書きたいと思っていた出来事を記事にしたくて編集画面と毎晩にらめっこしていたのになかなか文章が綴れなかった。記憶が曖昧になりつつあったのもあるし、書いてる途中で何度も「結局私は何を書きたいの?」となって立ち止まる現象が起こった。その記事が書けなかった間に、何個も書きたい出来事をとりこぼしていった気がする

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深夜に焼くバナナケーキ

深夜に焼くバナナケーキ

唐突にお菓子作りがしたくなる。

お菓子づくりが趣味ってわけではない。

習慣でもなければ、その意欲が湧く周期が一定というわけでもない。

得意なお菓子があるわけでもない。

理由は特に無い。全く無い。

それでもある日突然、作りたくなってしまうのだ。

その日の私は、もう夕飯も風呂も済ませ、寝る準備は万端という状態だった。

でも何故かある瞬間、台所の熟れたバナナが頭をよぎった。

朝食用に買っ

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とある喫茶店へ行った日のこと

とある喫茶店へ行った日のこと

天気の良い休日。

溜まっているフィルムの現像を出しに行かなきゃと思い、いそいそと着替える。

現像待ちの間に読みたい本があったから、どこか喫茶店にでも寄ることにした。

現像してもらうカメラ屋さんから1番近い喫茶店をGoogle mapで調べる。

1番最初に出てきた『茉茹莉茄(まじょりか)』という名の店が気になった。

写真はあまり掲載されていなくて、営業日も時間もちょっと怪しい(名前からして

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我が家の猫たち

我が家の猫たち

深夜の大暴れ

我が家に共に暮らす2匹の猫たち。

グレーの美人が「須臾(しゅゆ)」、

黒猫のずんぐり君が「漠(ばく)」という名だ。

日中はほとんど寝ているのだが、

深夜にたまに大暴れをしたりする。

今朝は観葉植物の土がデスクにばら撒かれていた。

夜行性の血が騒ぐのだろうか…。

早朝の3時とか4時にひとしきり満足すると、

寒がりの須臾は腕の中にすっぽりと収まり、

人のように寝始める

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ホットに過ごす

ホットに過ごす

エブリデイアッポー

毎日りんごを食べている。

今朝は起きたら、机の上にパートナーが剥いてくれたりんごが置かれていた。

陽に当たってキラキラと輝いている。

旬のきらめきだろうか。

りんごは、いくら美味しくても形が悪かったり、鳥につまみ食いされているものは売れない。

だからよく頂く。

腐るのではないかと思うくらいかなりの量を頂く。

これはうちだけに限らず、どの家庭でもだ。

ものすごい

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生活の断片

生活の断片

パンは焦がすのが当たり前(ではない)

ちょうどいい焦げ目でパンが焼けた日は良い日だと思う。

ほんわり茶色く色づいた食パンに、バターの乗せる。

少し溶けた頃にバターを伸ばす。そのときのカリカリって音が好き。

最近はいつ、上手にパンを焼けただろうか。

朝ご飯を食べることがそもそも少ないし、

パートナーがパン派ではないので、食べる機会自体が少ないパン。

微かに思い出せる断片的な記憶には大抵

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本を読むようになったきっかけと、ふたり分の本棚。

本を読むようになったきっかけと、ふたり分の本棚。

本を読むようになったのは、コロナとある図書館がきっかけだった。

「社長の図書館」

誰かと会うこともできなくなり、
大学へ学びにいくこともできなくなり、
遠くへ行くことも制限され一気に世界が閉ざされたように感じた20歳の私。

当たり前だと思っていた生活を失うだけで、こんなにも人は孤独に感じるものなのかと痛感した。

そんな時にこの図書館の館長さんと出会った。まだ図書館はOPEN前だった。
突然

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気づけば休学して1年、猫2匹とシェアハウスで暮らしていた。

気づけば休学して1年、猫2匹とシェアハウスで暮らしていた。

大学を休学して一年が経った。

一年前の私を懐かしく思う。

休学すると泣きながら決めた夜、
私は地元の工務店で働く知り合いに、
「猫と住める古民家はないですか?」
というラインを送った。

実家には五人の下の兄弟がいる。
迷惑をかけるわけにはいかない。
まずは住む場所と働く場所を見つけなければ、そう思った。

「ちょうど古い家を買ったばかりでさー。
サチヲちゃん、シェアハウスの管理人やらない?」

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大学を休学をして、猫を飼い始めた。

大学を休学をして、猫を飼い始めた。

10月の終わり頃、

「猫を飼いたい。」

って母に電話をした。

友人の家で子猫が4匹生まれて、1匹でもいいから育ててくれたら嬉しいって連絡が来たから。

一人暮らしは寂しかったし、

どうでもいい飲みの誘いとか断ることができるし、

何より、なんのために生きてるかわかんなくなっちゃってたから

その子猫のために「生きよ」って思えるんじゃないかなって。

猫からしたら、そんな生命力弱そうな奴のと

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