サーカスみたいなミールス
「サーカスみたいなんだよぉ!」
その一言で、ベジカレーの気分だった私の口は一瞬にしてミールスを食べる準備をし始めた。
2年ぶりにご飯に誘われてカレー屋さんへ行った。
なんだかいま私暗い暗いトンネルの中にいるな〜と思う時に、声をかけてくれるの友達がいて私は幸せ者だ。最近本当に元気がなかった。友達からLINEが届いた時は、それだけで泣いちゃうかと思った。
約束の時間についたらまだお店はやってなくて、お客さんが数人待っていた。その中に知っている顔があるなと思ったら知り合いで、出会い頭に熱いハグを受けた。あったかくて春かと思った。偶然だね!すごい!誘ってくれた友達と共通の知り合いなので、店に前で友達を待ちつつおしゃべりをする。
友達と合流してからは自然と3人でご飯食べることに。ベジカレー頼むんだ!と私は意気込んでたのに2人ともミールス一択だった。
ええ!そうなの!とあたふたしてると偶然会った方の友人が
「ミールス本当に美味しいんだよ!キラキラしてるの全部!サーカスみたいなんだよこれ!」
とキラキラの顔で言われた。そんなん選ばんわけにはいかないだろう。チャイと一緒にミールスを注文。ミニバターチキンカリーもつけてもらった。てへ。
後から別の友人がきて、みんなで絡む。歩けば知り合いに会えるまちって良いね。
ミールスは本当にキラキラしてて美味しかった。酸っぱかったり辛かったり優しかったり、色んな味がしてこれがサーカスか!となった(?)
食べ終わってから、のんびり届いたチャイはすごく甘くて、美味しかった。よく頑張ってるねって言われたような気持ちになった。
次に会う約束が生まれ、楽しみが増える。お店を出た時の私はすっかり元気モリモリだ。カリーとチャイで元気出た〜。2年前も、そういえばこんな感じだったかも。
トンネルはいつか終わり、暗闇から出るのだ。元気出ない時は1人で居ないで、友達とカレーを食べに行こう。甘いものもセットでね。
その日の夕飯は夫氏作のキーマカレーだった。カレーって連続で続きがちだよね。美味いからいいけど。
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