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厳選エッセイ・ジャンルを問わない力作たち

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エッセイ形式で書いたnoteから、とくに力を入れたものと好評だったものをセレクトしました。
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#音楽

"知っている人"の小説を読むのが楽しい

"知っている人"の小説を読むのが楽しい

この前、友達とお互いに小説を見せ合って、感想を交換した。

学生の頃なら文芸部とかもあるだろうけど、今となってもそういうことに付き合ってくれる人はとても貴重だ。

自分としては小説という形態で文章を書くのはあまり得意じゃないけど、
向こうは小説を書きたがっているし、
じゃあ自分もそれに合わせるか、と思った。
他の形態なら上手に書けるというわけでもないし。

それに、リアルの人間関係において、エッセ

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クリエイティブな事は「分業」しにくいから収益化が難しいのか?(創作とSNS適性などの思い付きの話)

いまはSNSをうまく利用する人達が注目を集めることが多いですが、
SNS適性が無い人の中にも良い作品を作っている人がたくさんいると思うんですよね。

……前者の人に比べて注目されにくいですけど。

そしてクリエイティブな度合いが高いものを作るにあたって、分業が出来る度合いが低いこと(交換不可能性)がその分野の収益化の難しさに影響しているじゃないかという話を後半でしてます。「家を建てる」と「歌を作る

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私は何かを殺さないために、何かを攻撃する文章を書いている

このnoteのタイトルを
「私は"誰か"を殺さないために、"誰か"を攻撃する文章を書いている」
にしようかとも思ったけど、
それだと特定の個人を攻撃しているかのような印象を与えかねないので今の形にしました。

私がnoteを書き始めた理由。内容的には"誰か"のほうに寄っています。ロック・アーティストが初期衝動を曲にぶつける、みたいな話です。

あるいは『若きウェルテルの悩み』において、主人公ウェル

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ブログに1000時間書いてわかった! 「作品」に、誰でも気の利いたレビューが出来る5つのコツ!(対象は映画・漫画・小説・ゲームなど)

ブログに1000時間書いてわかった! 「作品」に、誰でも気の利いたレビューが出来る5つのコツ!(対象は映画・漫画・小説・ゲームなど)

どうも、作品レビューブロガーとして活動しているkonoha(コノラス)です。

私はブログにて、ゲーム、音楽、小説、映画、漫画などの多岐にわたるジャンルの作品のレビュー記事を、現時点で200本程度書いてきました。約1000時間ほどかけています。

自分の感じたことを熱く語ることもあれば、ガチな作品分析をやることもあります。色んなタイプのレビューやコメントを試行錯誤してきました。

このnoteでは

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作曲ソフトと初音ミクV4X体験版でDTMをやってみて、初日で気づいた一つのこと

いやそんな簡単にセンスがなかったなんて言うつもりじゃないよ。

でもさー、これ結構難しい。今までまともな音楽経験はリコーダーくらいしかないし、音楽理論も勉強してないから当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど、30秒くらいの曲ならもっと簡単に形にできると思ってた。

しかし、現実には色んなハードルがあって、7時間くらいやってうまくいってない。ちなみに作詞は7分もかからずにできた。一応おいとく。

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「ill」(悪い、病気の)であることはかっこいいという、HIPHOPの価値観が好きだ。

HIPHOPにハマってるからその話をまたするけど(自分の中でnoteは日記みたいに率直に書く場所で、ブログは読者に奉仕する感じで書く場所にしてる)、まだファン歴短いからにわか感あるかもしれないけど、何がそんなにいいかというと、「ill」であることはかっこいいという価値観がその一つだ。

ill
主な意味:病気で、気分が悪くて、吐き気を催して、(…の)病気になって、悪い、不徳な、邪悪な、すぐれない、

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ヒトカラで感じた、過ぎ去りしあの時代の「熱」

先日、ヒトカラに行ってきた。久々に。

空気読んだ選曲とか、多人数カラオケとか超つまらんと思ってるけど、歌うこと自体は楽しい。一人で3時間くらい居た。こんな音楽エッセイを書きたくなるような、懐かしいような感傷的な気持ちになった。

カラオケボックスに入るなり、鬱な邦楽ロックアーティスト・ムックとかバックホーンを叫び始めた。未だに言葉にしきれない苛立ちを叩きつけるかのように、感情を込めて歌う。

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自分がHIPHOPという音楽にハマった理由

この曲を9月に初めて聴いて以来、HIPHOPにハマってる(youtube貼ってます。続きを読むから)。
それまでフリースタイルダンジョンを見たことがある程度だったけど、アルバムも買って聴いてる。

ラッパーは「自分のスタイル」というものをすごく大事にしている。「これが俺のスタイル」という歌詞がよく出てくる。覚悟決めてひたすらスキル磨いてる。「世間からは嫌われている」とよく歌われるけど、本当はすごく

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