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勝手に10選〜アーティストが愛したアコースティックギター編(洋楽編)〜
(前記)
ギターという楽器は形、色、音色、実に様々で各々が個性豊かで種類が多い。
なかなか他の楽器を鑑みると、ギターという楽器に特化した事ではないだろうか。
従ってアーティストがセレクトしたギターが、アーティストのアイコンとなり、あるいはギターを見たらアーティストの顔や音が浮かんでくる、という現象が起こる。
1本のギターを見て、見る者各々の中にイメージする音楽やアーティストが存在する。
今
勝手に10選〜イカしたアコースティックロック邦楽編(後編)〜
(前記)
それでは、張り切って後半に移る。
・今宵の月のように
1997年にエレファントカシマシのシングルとして発表された曲だ。
重厚感に疾走感を伴い、突き抜けるメロディライン、ノスタルジックな香りもスパイスに実に前向きな歌詞が聴く者の心に響く。
アコースティックギターのストロークと宮本さんのボーカルによるサビから曲は始まる。
くだらねぇと呟いて、からのフレーズに心が掴まれる。
曲の構
勝手に10選〜イカしたアコースティックロック邦楽編(前編)〜
(前記)
最近、アコースティックロックと銘打って洋楽編、ビートルズ編と勝手に10選してきた。
やはりアコースティックギターが主軸になってくると、どこかに独特な暖かさ、煌びやかさを感じる事ができて、エレキギターとは趣が異なる雰囲気が醸し出される。
そんなアコースティックギターが主軸となる邦楽におけるアコースティックロックを今回は勝手に10選する。
・チェインギャング
1987年にザ・ブルー
勝手に10選〜イカしたアコースティックロックTHE BEATLES編(後編)〜
(前記)
それでは張り切って後編に移る。
・We Can Work It Now
1965年に"Day Tripper"と共に両A面シングルとして発表された曲だ。
アコースティックギターが主軸となっている曲で、構成とすれば明るさと疾走感と軽快さを溢れたパートと、ややマイナーとなるパートの二つのパートが、お互いに緩急をつけ錯綜し、実に気持ちの良い曲となっている。
主としてポール・マッカート
勝手に10選〜イカしたアコースティックロックTHE BEATLES編(前編)〜
(前記)
先日、アコースティックロックと銘打って、アコースティックギターが演奏の主軸となる楽曲を10選し、今回はビートルズのアコースティックロックをセレクトする。
元々アコースティックギターを多用し、名曲だらけのビートルズであるが、今回はその中でも特にアコースティックギターが主軸となる、アコースティックギターの音色がその曲の軸となるイカした楽曲を勝手に10選する。
・Help!
1965
勝手に10選〜イカしたアコースティックロック(後編)〜
(前記)
張り切って後編に移る。
・Love For Sale
1988年にボン・ジョヴィによって発表されたアルバム"New Jersey"に収録された曲だ。
このアルバム"New Jersey"であるが、"Bad Medicine"や"I'll be There For You"、"Born To Be My Baby"、"Lay Your Hands On Me"など名だたる名曲、ヒッ
勝手に10選〜イカしたアコースティックロック(前編)〜
(前記)
アコースティックロック、というジャンルがあるかどうかは知らない。
筆者が最初に手にしたギターは10歳の時、アコースティックギター(当時で言うフォークギター)である。
田舎でかつ、洒落たギターショップなどまだ存在しない時代だ。当時はエレキギターなどは見た事も無かった。
見よう見まねで、雑誌の明星や平凡に付随した歌本にみたいな本を見てコードを奏でたものだ。
やがて、エレキギターも手に入
勝手に10選〜80年代 イカしたROCK 洋楽編(後編)〜
(前記)
張り切って後編へ移る。
・Danger Zone
1986年にケニー・ロギンスのシングルとして発表された曲だ。
同年に公開された映画"Top Gun"の挿入歌(主題歌と言っても過言ではない。)であり、映画は当時は大ブームとなりトム・クルーズを一躍ハリウッドのトップスターにさせ、遠く離れた島国日本でも軍物のフライトジャケットを若者達がこぞって着ていたものだ。
この映画を制作するに
勝手に10選〜80年代 イカしたROCK 洋楽編(前編)〜
(前記)
なんたる事であろう。
1980年代のイカしたロック(邦楽編)を記して、洋楽編をまだ記していなかった。
自身の人生において、物心がつき、チェッカーズに衝撃を受け、音楽、ファッションに目覚め、ギターを覚え、恋愛を覚え、友人、仲間がどんどん増えて、酒、タバコを覚え、服屋やレコードショップに入り浸り、週末は友人、仲間達と朝まで遊びまくった時代だ。
なので、物心がついていない時期があり、全て
勝手に10選〜タイトルに"風"が入るイカした曲(後編)〜
(前記)
張り切って後半に移る。
・風に吹かれて
1988年にRCサクセションにより発表されたカバーアルバム"COVERS"に収録された曲だ。
もちろん原曲はボブ・ディランの"Blowin' in the Wind"であり、ロック史に燦然と輝く大名曲だ。
反戦を交えた世の中の疑問を提し、その答えは風の中に舞っている、と淡々とアコースティックギターでシンプルに弾き語っている、実に美しく胸に刺
勝手に10選〜カッコいいアルバムジャケット(洋画サウンドトラック編)〜
(前記)
以前から、カッコいいアルバムジャケットを邦楽と洋楽に分けて幾度か勝手に10選している。
筆者はもちろん音楽が大好き(←何をいまさら)であるが、映画も人生において欠かす事の出来ない、大好きで影響を受けているカルチャーだ。
名作とされる映画には、映画を支える名曲が存在する。
映画と音楽は親身一体となって存在し、お互いを高め合うものだ。
素晴らしい映画と出会って、サウンドトラックを聴
勝手に10選〜アーティストが愛したアコースティックギター編(邦楽編)〜
(前記)
以前にギターという楽器に関して、形状、色、音色、こんなに種類のある楽器は他に思いつかない。
故に、どんなアーティストがどんなギターを弾いているか、どんな音色を奏でているかをイメージしやすい楽器である。
ギターは愛用するアーティストの代名詞、象徴になるのだ。
逆に言えばギター単体から愛用しているアーティストのルックスだとか、音まで感じる事が出来る。
今回はアコースティックギターに
勝手に10選〜イカしたフォークロックの世界(後編)〜
(前記)
張り切って後編に移る。
・落陽
1973年に発表された吉田拓郎さんによるライブアルバム"よしだたくろう LIVE '73"に収録された曲だ。
吉田拓郎さんは学生時代に友人がエレキギターを弾いている姿を見て、これだ、と思い、その後ビートルズ風のロックバンドを結成し、ビートルズのカバーや、オリジナル曲も持ちアマチュアながら広島でライブも行っていた事から、根底にはロックがあるであろ
勝手に10選〜イカしたフォークロックの世界(前編)〜
(前記)
今、この時代にフォークという音楽ジャンルは人々にとって、どの様な存在であろうか。
筆者は1970年代に生を受けており、日本におけるフォーク全盛時代は前世、もしくはバブバブの時代なのでリアルタイムで経験をしてない。
その為フォークといえば、幼少期に家族の乗る車の中で聞いていた記憶が微かに残るだけだった。
10歳の時にチェッカーズというバンドを通じてロックに犯された少年にとって、当時は