「秘密の部屋」④

「秘密の部屋」④

 「ハッハッハ、その通り。」 その言葉に振り向くと、いつの間にか、あたしの後ろに、高野先生が立っていました。 「小山が見つけてくれたよ。あいつは親父の代からの奴隷でね。よく役に立ってくれるよ。」 「あっ、あの、あたし....」 もうパニックです。他にもなんか言ったはずなんですが、何を言ったのか自分でも思い出せません。 「今日はね。 君がかならずこの部屋に忍び込むだろうと思ってね。 それで皆で示し合わせて留守にしたんだよ。 そしたら、やっぱり。」 高野先生はそんなに怒っているよ

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「秘密の部屋」③

「秘密の部屋」③

 翌日から、あたしはなるべく早く仕事を切り上げて、事務所を出るようにしました。 もちろん、盗聴器の音をチェックするためです。 都合の良いことに、事務所から何十メートルと離れてない斜め向かいのビルに小さな喫茶店があるので、あたしはそこで受信機の音に耳を傾けることにしました。 あたしが買った盗聴器は電池式だから1週間か10日しかもちません。 電池を替えるためにわざわざあの部屋に入るチャンスを待つなんて面倒です。 電池が切れるまでに何か起こってくれないかなあ、とあたしは祈りました。

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インテルメッツォ

インテルメッツォ

 「秘密の部屋」を②までアップしましたが、このまま続けて良いのか、ちょっと迷っています。初出の時は会員制の閉じられたサイトへの投稿だったのですが、noteはオープンなので。有料に値するコンテンツではないし。ガイドラインに抵触するような画像は伴わない単なる文章ですがね。うーむ。踏ん切りがつくまで中断して、またエッセー風の文章でも書こうかな。  それで「間奏曲」というわけですわ。

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「秘密の部屋」②

「秘密の部屋」②

 そこにはがらんとした空間がありました。広さは30畳ぐらいでしょうか。事務所の部屋とは違って、コンクリートを打っただけで、ぜんぜん内装がありませんでしたから、部屋と言うより倉庫みたいな感じ。でも、倉庫にしては変です。事務所には、置き場所に困っている法令集やら書類やらが山ほどあるのに、そういう物がぜんぜん見あたらないんです。あたしは、思い切って、中に足を踏み入れました。  ブラインドが閉まっていたせいもあって、中はかなり暗かったです。だけど、電気を点けるのははばかられました。コ

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LONDON CALLING ~凍える風の中で~
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LONDON CALLING ~凍える風の中で~

記念すべき初投稿で今回紹介するのは、UKパンクバンド・クラッシュの「LONDON CALLING」だ。おそらくロック好きならば誰しもが知る名盤中の名盤であり、自称音楽評論家が日々熱い議論を交わすインターネットで、今更私が語る必要も特段ないであろう。 日々ロックをひたすら愛聴する私だが、このアルバムには特別な思い出がある。ジョー・ストラマーの叫びは私の心に今でも酷く共鳴するのだ。 高校一年の冬、恥ずかしながら高校をクビになった。特別とんでもないことをやらかしたわけではな

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旧作です。「秘密の部屋」①

旧作です。「秘密の部屋」①

 ドキュメンタリー風エッセーを書いてきましたが、ここでちょっと創作を上げてみたいと思います。フィクションこそリアリティが大事だと思い、あえて女性一人称で書いてみました。て言ってもわからないですよね。言い換えると、この種のフィクションは三人称とか男性一人称で書かれてるのが多いですけど、マニアの願望を書き連ねてるだけみたいになってしまう傾向があるよう気がするので、それを避けるためにあえて自分自身からまったく独立した女性キャラの視点で書いた方がリアリティが担保できるだろうということ

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ジャイアンテスからインセクトへ③
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ジャイアンテスからインセクトへ③

 「あたしのおかげで(インクラという)新しい楽しみを見つけられたんだから感謝してよね」みたいなことを、ひろ子は冗談交じりに言ってました。まったくその通りで、ひろ子が偶然栃の実を見つけなかったら、きっかけをつかめなくて、いつまでも巨大女系のプレーの殻を破れなかったかもしれません。  しかし、どんなに刺激の強い楽しみも、マンネリ化は避けられません。シテュエーションを変えたり、靴や衣装を変えたり、踏み方を変えたり、いろいろ工夫してみました。時々元の巨大女派生のプレーを挟んでみたり

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ジャイアンテスからインセクトへ②
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ジャイアンテスからインセクトへ②

 ひろ子は年上でした。まあまあ熟女ですね。甘えさせてくれるのと、いろいろ買ってくれるのと、自分好みの美脚の持ち主だったので、のめり込みました。巨大女妄想を告白しても、ぜんぜん動じないで、当たり前のように協力してくれました。会えない時は、こちらの妄想を刺激するようなメールを送ってくれたり。  でも、さすがにインセクトはなかなか言い出せませんでした。失うのが怖いぐらいに頼っていたので、万一拒絶されて離れていってしまったら、と心配だったんですよね。当時は友達との付き合いもほとんど

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ジャイアンテスからインセクトへ①
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ジャイアンテスからインセクトへ①

クラッシュフェチの悩みの種は、どうやって協力者の女性をゲットするかです。おおまかに言って、2つの方法があるでしょう。1つは、ドライにお金の問題と割り切って、応じてくれる女性を探すという方法。もう一つは、彼女にお願いするという方法。 自分はもっぱら後者の方法でした。手間暇かかりますがね。お金で男の性欲を満たす手伝いをする女性だと萎えちゃうんですよ。これは個人の好みの問題なんで、どっちの方法が良いとか上だとか言う筋合いじゃないと思っています。 彼女に頼むメリットは、無垢なノー

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昔話

昔話

 自分がクラッシュ動画を初めて見たのは、たぶん平成8年頃。 当時は巨大女フェチで、身長50メート以上もある巨大女が暴れまわるのを妄想してエクスタシーに浸ってました。  今はメジャーになった人たちと直接やり取りをして動画を交換したり購入したりしてました。その一人が哀しい性さん。性さんは踏みつけ専門の方ですね。巨大女とは直接関係ありません。  でも共通点がありました。自分も性さんもハイヒールによる「踏み」が好き。性さんは普通サイズの女性にご自身が踏まれるのが好きで、自分は巨大

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