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「ナースの卯月に視えるもの」を読んで
秋谷りんこさんの「ナースの卯月に視えるもの」を読んだ感想の垂れ流しです。
あらすじ
完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に勤める看護師・卯月咲笑。ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった―。彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。創作大賞202
明日も明後日も生きているとは限らないから¦「ナースの卯月に視えるもの」
秋谷りんこさんの作品を読んだ。
創作大賞で選ばれた作品ということもあって、なおさら、表現力に着目しながら読んだ。
あぁ、好きだ。毎日生活していたら見えなくなってしまう日常を、切り取っている文章が好きだ。些細なことばに、優しさが溢れていて、心に温かいものが染みわたる。
ミステリーと書かれているけれど、心温まるものばかりで、泣きながら読んだ。
卯月に視える「思い残し」は、他の看護師には視えない
読書記録『ナースの卯月に視えるもの 2 絆をつなぐ』
デビュー作『ナースの卯月に視えるもの』がシリーズ化の報を耳にしてから、重版に次ぐ重版で九刷めだとか。
そして2巻目が発売されたのことで早速購入し、さっそく読む前にしなくてはいけないことがありました。
そう、それは前作の再読。
ちょうどお葬式の一段落が終わった頃だったんですよね。
そんなわけで、前作の再読、それから2へと連読となりました。
前作は患者一人につき、ひとつの「思い残し」の推理、探偵
ナースの卯月に視えるもの、を読んで とっても素敵で、そしたら作者の方がnoteの方で、創作大賞の話だったみたいで微笑んでしまった やっぱり私ってここが原点だから
2024年、読んで読まれた #書もつ
今年も残すところあと数日になりました。毎週木曜日は、読んだ本のことを書いています。
今年も、たくさんの本を読んだり、聴いたりすることができました。聴く読書は今年から始めましたが、どんどん読みたい作品が出てきていて、時間が足りません。
書もつシリーズは、普段のエッセイとは違って、読んだ本の感想を書いています。
僕は小学生の時からずっと感想文を書くのが苦手だと思っていました。それでも、せっかく読