エンジニアがメンターを見つけることの重要性
自分のエンジニア人生を大きく変えてくれた出来事の一つにメンターとの出会いがある。
彼との出会いは働く環境・意識・幸福度・プログラミングに対する向き合い方など、エンジニアとして生きる私に関わること全てにいい影響があった。
エンジニアだけに限った話ではないのだろうが、素晴らしいメンターに出会うことはいいキャリア形成の必須事項だ。
このnote記事では私がメンターと出会ったことでエンジニア人生がどのように変わったのかを紹介したいと思う。
視座が上がった
良いメンターに出会えると意識のレベルが上がる。
グローバルに働くことの重要性
メンターに出会う前の私にとって仕事は日本語で行い日本の会社と行うものだった。
プログラミングという特殊スキルを勉強し続けているのだから、英語という特殊スキルを身につける必要はないと思っていたのだ。
しかし、メンターと出会ったことでその考え方がいかに視野の狭いものだったか思い知ることができた。
彼にとって英語は特殊スキルではなく必須(当たり前の)スキルだった。常にグローバル企業で働いてきた彼にとって、英語は仕事でコミュニケーションを取るために必要な手段であり、なければ仕事自体が出来ないものだった。
そのため、英語ができることをスキルの一つとは考えず、当たり前のものとして扱っていた。
そんな彼と働いたおかげで、英語が使えることはいい環境でプログラミングをするために必要な最低限の条件だと思えるようになった。
コミュニティへの貢献
メンターに出会う前はOSSやオンラインコミュニティなどには全く興味がなかった。しかし、彼と出会ってから、エンジニアとしてそういったコミュニティに貢献することの重要性を学ぶことができた。
今まではOSSやオンライン上の情報を消費するだけの立場だったが、自分も何かしらのOSSへの貢献や情報発信することでエンジニアコミュニティに還元することができるようになった。
そして、消費する立場から還元する立場に変わるとモノの見え方が180度変わる。この経験をするかどうかでエンジニア人生は全く異なるものになる。
もちろん、積極的にコミュニティに関わることで新たな出会いや新たなチャンスに巡り合うことができた。
プログラミングをライフワークにできた
稼ぐ手段から情熱を捧げる対象へ
メンターと出会ったことで私のプログラミングへの向き合い方は大きく変わった。
彼はギークなタイプで仕事に関係ないテクノロジーに対して積極的に向き合っていた。
Macの操作性を上げるために使えるツールはないか?
最も開発生産性を向上させてくれるエディタはどれか?
brew以外のパッケージマネージャの方がいいのではないか?
など、直接仕事に関係のないテクノロジーに対しても常に気を使っていた。
そんな彼から様々なアドバイスを受けたおかげで、私もすっかりギークなツールに手を出すようになってしまった。
VSCodeという誰でも使いやすいエディタを使っていたが、Vimという玄人向けのエディタに変更
brewからNixというマニアックなパッケージマネージャに変更
Raycastのような生産性をハックするツールも積極的に使用
など、たったの数カ月で自分の開発環境は大きく様変わりした。
実際にこの変化を経験したからこそ言えるのだが、仕事に関係のないようなことまで真剣に向き合うようになると、どんどん仕事が楽しくなっていく。
メンターとの出会いでプログラミングが仕事のためのツールからライフワークに変わったのだ。
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