「オンライン」が理想の学習形態だった

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


まわりのクリエイターさんが、創作企画を始められたり、オンラインでの企画や講座、個展を開かれる等、さまざまなイベントを開催されるようで、目も気分も楽しませていただいてます。

noteやTwitter上でしか、みなさんと交流することが出来ませんが、画面の向こうから応援していますので、イベントを企画されるみなさん、どうかご自身を大切にされながら、楽しんでください。


さて、私も本日は、公開講座に参りますので、早い時間で更新させていただきます。

最初は抵抗のあった、このオンラインでのやりとりですが、

「不特定多数で受ける講座」においては、とても便利な道具だ

と、感じるようになりました。



📝

私は、いろいろな学問に関する読書会や勉強会をはじめ、公開講座や講演会を聴きに行くことが好きです。

こうした状況になるまでは、どの会においても、会場設置がなされていて、大きな場所に大勢の人が集まって、聴いたり学習するスタイルが多かったように思います。

ですが、新しい生活様式になってから、公開講座は「オンライン」という形が浸透しつつあり、その会場まで足を運ばなくとも、もっと気軽で楽に聴けるようになったと、感じています。


私自身、人との物理的距離感が気になる性格でもあったので、会場ではいつも、一番前の席に座っていました。

他の人の様子が目につか入ると、その様子が気になって、会そのものに集中できなくなるからです。

人の中の席でも、話を聴けないことはないのですが、集中力が格段に落ちてしまうのです。

酷い時になると、周りの人の言動や動きのクセが気になって、講座の話を聴くどころではなくなってしまいます。

そして、そんな状態になってしまった自分に対して、自己嫌悪し、自己卑下するという、悪循環を作ってしまっていた時がありました。

こうした事態を避けるためにも、席が決まっていない時は、ほとんどの場合、一番前に座るのですが、席が決まっている会ではそういうわけにはいきません。


席が決まっているのは、参加者の管理がしやすいという、運営者側のメリットがあります。

それがなんともない人もいますが、私にとっては「席の指定」という項目は、自分の気分や体調にも関わってくることなので、かなり気を付けて見ている部分です。

特に「話を真剣に聞きたい」と、思っている分野の会に関して、席位置は妥協しませんし、したくありません。

ですが、私という一参加者が、そう意見を述べた所で、最終的な決定をするのは運営者側なので、この不満をぶつけたところで、その問題を解決できません。


なので、聴きたくとも「席指定」とされている勉強会は、泣く泣く選択肢から外していました。

自分が聴きたいと思っていても、聴く環境に体が安心して聴いていられるかは、別の問題です。

さらに、私の住む地域は地方なので、開催される会場へ、ほとんどの場合、2時間前後かけて行きます。

そのことが、精神的負担につながっているわけではないですが、やはり移動でエネルギーを使うので、少し疲れることもあります。

その少し疲れている所に、自分の神経が気になる要素が五感入ってくると、落ち着かなくなります。

自分で自分を疲れさせないためにも、少しでも「心地いい」と感じられる席に座って、学びたいのです。


ところが、この春辺りから台頭してきた分野が、その悩みを救ってくれたのです。

そう、「オンライン講座」です。



📝

「オンライン」でのやり取りは、自分が受けるオンラインカウンセリングや、友人とするSkypeやDISCODEで軽く知っていた程度ですが、この春辺りから「オンライン会議」「オンライン講座」「オンライン街コン」といったイベントを、よく耳にするようになりました。


はじめ、限られたコミュニティー内で、「HSP」で知り合った者同士で、Zoomを通して話そうという提案がされていたのですが、私にはまだ恐怖心があったのです。

私の場合ですが、個人間でのやり取りがなされる会話は、直接会う方が、安心します。

Zoomを介する交流が嫌だというわけではないのですが、急にZoomで「じゃあ、話そうよ!」とはなれないのです。

顔出しなしでも、声出しなしでも、自分が「うん、行けそう!」という安心感がないと、踏み込めません。

人によっては「臆病」だと捉えられても仕方がないのですが、自分を突き詰めて安心させられるのは、自分しかいないので、その点は大切にしています。

個人間のやり取りは、単に人の話を聞くだけではなく、感情や好意も交換されるものだと思っているので、その辺りが、私がより慎重になっている部分かもしれません。

ですが、遠くの友人や、知り合いと話すことのできる道具としては、声も聴けるし、表情も見えるので、本当に優れていると思います。


反対に、一対不特定多数で「一」の方がほぼ一方的に話したり紹介する分においては、オンラインの方が、居心地がいいと分かりました。

会場で受けるのもいいですが、一番理想なのは、「自分が安心できる空間で、講座を受けられること」です。

体調が悪くなっても、周りの人に気を遣わなくてもいいですし、周りの人の仕草が気になることもありません。

ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンで聴けば、さらに集中できる環境にできるからです。

人に気を遣わなくていいだけではなく、会場に行くまでの時間やエネルギーも別のやりたいことに注げるので、「疲れやすさ」から来る、不本意な体力消耗も減ります。

そうして良い気分で受ける講座は、とても楽しく感じられますし、自分の「こんなことをやりたい!」と思う気持ちを伸ばしてくれます。

自宅をはじめ、自分が安心できる場所で、好きな講演会や学習会に参加できるのは、遠方を理由に参加できない人や、病気のために外に出られず参加を諦めていた人には、本当に嬉しい講演形態だと思うのです。

私自身も、この形態が浸透しつつあるおかげで、もっと多彩な分野の講座に参加したいと思えるようになりました。


このようなデジタル機器の使い方が、もっと広がってくれればいいなと、思います。

「現地受講」でも「オンライン受講」でも、一人ひとりが楽しく学べる環境が少しずつ整えられていけば、もっと「学ぶことそれ自体」のハードルが、下がるだろうと考えます。

これから「オンライン」を、さらに活用できるように、まずはいろいろな講座に参加して「オンライン」での学びを、味わいたいと思います。



📝

トップ画像は kyoko様 からお借りしました!

ありがとうございました。


みなさんからの、スキやコメントやフォローが、毎日をよりよく生きる源の一つです。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは今日は、ここまでです。

みなさん、オンライン生活もぜひ楽しんでください。



クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。