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忘れたくないもの。

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2020年9月の記事一覧

しない・をする【シナイ・ヲスル】:(動・思想)

しない・をする【シナイ・ヲスル】:(動・思想)

しない・をするという視点をもつと世界が広がるという話をしばしばnoteでしています。りなるのプロフィールにもなっているので目にしたことがある人も多いかもしれません。でも、その意味をしっかり言語化したことがなかったように思います。

今日は、あらためて掘り下げてみたいと思っています。

しない・をする意味わたしの中では「しない」について2つの分かれた意味をもつものではないのですが、より広く理解しても

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メディアとしての営業

メディアとしての営業

僕は固定電話を持っていないので、全くかかってこないのだけれど、固定電話があると、ときどき営業の電話がかかってくる。

特に、うちの実家は、父がマイクロ法人を持っているのでいちおう「事務所」ということになっており、コピー機の営業電話なんかがたまにくる。平日、勤めている会社で仕事をしていると、一日に1、2件ぐらいは営業電話をとる。

普段は気にも留めないけれど、けっこうな数の営業電話がかかってきてるん

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すべての人から学べるものがある

大学時代、ぼくが経験した唯一のアルバイトが、個別指導の塾講師だった。

そこにひとり、明らかに他の生徒とは様子の異なる、ヤンキーのような高校1年生がいた。「親に言われて仕方なく塾に来ている」というダルそうな表情を全面に出しながら、いつも少し遅れて教室にやってくる。

サッカー部だがほとんど部活には出てなくて、もうすぐ辞めるつもりだという。よくバイクを乗り回して、パトカーに追いかけられても仲間と協力

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人の気持ちとお金の関係

人の気持ちとお金の関係

みなさんこんにちは! こしあんです。

ちょっと前まで、「趣味を仕事に!」といったフレーズをよく聞きましたが、趣味でやっていたものがお金を貰ったとたん急に「面白くなくなった」という経験をしたことはありませんか?

あんなに楽しかったものがどうしてこんなにも苦しく感じるのか。

もちろん、その一方で趣味を仕事にして楽しんでいる人たちもいます。

この違いは何なのか?

それは、あなたが仕事をどちらの

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考えず、感じたまま生きたら

考えず、感じたまま生きたら

意味を考えず、そんなもんだと思いたい。

原因を考えず、顔を出した結果を撫でてあげたい

価値を考えず、ありのままに落書きをしたい

倫理を考えず、自由奔放な風になってみたい。

理屈を考えず、矛盾を包み抱きしめていきたい。

幸福を考えず、堕ちるところまで落ちてみたい。

理想を考えず、混沌の海のクジラになりたい

調和を考えず、利己主義の景色を見てみたい

孤立を考えず、孤独の毛皮で闊歩してい

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依存と対象ずらし

依存と対象ずらし

ストーカーや、痴漢、その他の依存症は、その対象だから依存したというよりも、その人の中にあった欠如感がたまたま対象にはまって依存しているように見える。依存している本人はそれしか見えなくなっているけれども、実際のところは、欠如感と依存対象が出会い習慣化したのではないか。

裏を返せば、自分で対象をうまく選択することさえできれば、依存によって自分を発展させることすらできる。例えばある程度アスリートはスポ

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