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ぶらり散策でみつけた感動 フォトエッセイ&フォトポエム

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散策や旅のおともはカメラ。自然大好き。空、海、道端の花・・・身の回りにある心を動かされたシーンとその時感じたことをフォト&エッセイ・ポエムで。ほっこりしていただければ嬉しいです♡
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#フォトエッセイ

フォトエッセイ 自分で作る「パワースポット」

フォトエッセイ 自分で作る「パワースポット」

どこかへ行こうと思った時、「パワースポット」特集から行き先を選ぶことがよくあった。そこに行けば癒される、パワーをもらえるって期待して行ってみても、私にとっては心地よくない場所もあった。
多くの人が訪れていろんな念がはびこることで、穢れてしまう土地もあるという。波動やセンサーは人それぞれだから、自分に合うパワースポットをみつければいい。

神社仏閣、風光明媚なところとか、こだわることはない。近所の公

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フォトエッセイ 自分を見失っている時

フォトエッセイ 自分を見失っている時

何があったわけでもないけど、機嫌が悪い。新しい1日を迎えたばかりだというのに、どうしたことだろう。

蝶やトンボが寄ってきたり、美しい風景や花を見たり、そんなことが多いのは自分が整っていて、波動がよい時。心の中に波風が立っていない時。
表情が柔らかくなって自然と人に優しくできる。

様々な想念が自分の中で渦巻いている。そう、鳴門の渦潮のように。ぐるんぐるん渦巻きながら海中に引きずりこむ巨大な力に抗

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フォトエッセイ 未来からのメッセージ

フォトエッセイ 未来からのメッセージ

数年前、最愛の人の墓参りを終えお寺の境内を歩いていると、一羽の蝶がどこからか飛んできた。ヒラヒラ、ヒラヒラ。私のすぐそばを飛んで回り、いつまでも離れなかった。
「会いに来てくれてありがとう」
亡き人からのメッセージを伝えに来たのかなって思った。

蝶のことが気になって調べてみたら、
蝶は、あの世とこの世を行き来することができて、亡くなった人の魂を極楽浄土へ送り届けてくれるとか、天界からのメッセージ

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フォトエッセイ 線香花火に見る人の一生

フォトエッセイ 線香花火に見る人の一生

花を見ていたら、線香花火を思い出した。花火の季節にはまだ早いけど、私は夏以外でも線香花火をすることがある。ベランダの暗いところで線香花火に火をつける。1本の花火が終わるまで見つめているととても落ち着く。

花火に「線香」という名がついているから、亡くなった人に捧げる花火なのかなと思っていたら、江戸時代、線香のように香炉に立てて火をつけて楽しんだからだという。

線香花火は、蕾、牡丹、松葉、柳、散り

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