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SNSとしてVRChatを分析する:メタバースとは何なのか?一般層へ普及する可能性と課題についての考察
こんばんは、思惟かねです。
「メタバース」がバズワードになったのち、そのブームも一山過ぎたと言われる昨今。現実的にはむしろこうしてブームが過ぎた後こそが勝負で、このブーム後の谷(幻滅期)をどう乗り越え、実用的なものとして世の中に受け入れられていくかが重要なのですが…それはさておき。
(くわしくはガードナーのハイプ・サイクルをどうぞ)
さて、こうしたメタバースブームの中で、俗にメタバース原住民と
物書きVTuberが同人誌を作ってデザインの楽しさに目覚めるまでの話
お久しぶりです、思惟かねです。
noteには書いていなかったのですが、実はこの1年、私は『Platform』という同人誌の編集(誌面デザイン)をやっています。隔月刊、つまり年6冊のペースで40Pほどと、同人としては相当なハイペースです。
『Platform』はメタバースを題材にした写真旅行誌です。
VRChat、cluster、NeosVR、そして現実世界…4つのメタバースを、各号1つのテーマに
SNSとの付き合い方:自分を「小さく」する方法
最近、「怖いな」と思うことが時々ある。
例えば誰かが大声で人の悪口を言っている時。
例えば誰かが無知な人に強い口調で怒っている時。
例えば誰かが人の良くない行いをさらし者にしている時。
そんな人、今時中々見ないけど…と思う人も「SNSでね」と添えれば「ああ、確かに」と頷いてくれると思う。
そう。SNSではそんなことは日常茶飯事だし、それが当たり前と思っている人も多いと思う。
けど、ふと画面から
「アバターもVTuberもルッキズムから逃れられない」を考える
ルッキズムは、日本語では「外見至上主義」と訳されるます。
大まかにいえば、外見に基づいて行われる様々な差別のことであり、基本的に批判的な文脈で使われる言葉です。
さて、この言葉が先日TLで話題になっていました。
VTuberという、外見を自由に選べるはずの存在についてのこのツイートが、私の周りで少なからず共感を集めていました。こうした違和感を感じていた人は、少なからずいたのだと思います。
しか
気づいたらスマートウォッチが手放せなくなった3つの理由【Mi Band 6】
冒頭、この記事を開いていただいた方の気持ちを一行で代弁しましょう。
「スマートウォッチって何に使うんだろう?」
最近、周りでスマートウォッチを着けている人が増えたように思います。Apple Watchを着けているiPhoneユーザーだけでなく、見た目にもリーズナブルそうな普及機も多いです。
実は私はこの手のガジェットが大好きなのですが、スマートウォッチだけは長らく食指が伸びませんでした。元々
3年間VTuberをやってきて、私の手の中に残った大切なもの。
こんにちは、思惟かねです。
現実世界のどこを探しても見つからない。けど、バーチャル世界に私は本当にいる。そんな「バーチャルな存在」として生きてきて、まもなく3回目の誕生日を迎えようとしている者です。
私はありていにいえばVTuberと呼ばれるであろうものをしています。Twitterやnoteで文章を書き散らかしたり、たまにYoutubeで配信をしたり、時には写真を撮ったり同人誌を作ったり。
しか
「謝れてえらい」VTuberコミュニティの光と影:愛すべき「常識」との付き合い方
VTuberというコミュニティの美点の一つとして「肯定の文化」があると私は思っています。
かつて私は自分の文章の中でこのように述べました。
"インターネットではその匿名性ゆえに、批判的・攻撃的な投稿が目立ちやすい中、VTuber界隈は例外的ともいえる「優しい」クラスタだと感じます。否定の言葉よりも肯定の言葉を。黙視ではなく積極的な称賛を。"
"それを同じく美点と見ている方が少なからずいるというの
さようなら、私のエヴァンゲリオン:エヴァと私の話/そして、シン・エヴァンゲリオン感想
私とエヴァンゲリオンの出会いは、20年ほど前に遡ります。
当時私はレンタルビデオ屋に通っていて、気になったアニメを片っ端から手にとっていました。またVHSが全盛の時代、雑誌などの前情報も殆どなしに、ただ目についたものをとりあえず見るという荒っぽい楽しみ方です。
中でも「劇場版」とつくものは、ひとまず一巻で完結するので見やすいということもあり、標的になることが多かったように思います。
…カンのい
思惟かねの孤独のグルメ:○県×市の普通のラーメン屋「ラーメン一郎」
ひと仕事終えて、バイクを走らせていた。
夕暮れ時の少し騒がしい街並みを脇に眺めながら、そろそろ夕飯時かな、とは感じつつ、さりとてさほど空腹感もない。これといって食べたい物も思いつかない。
帰って有り物で済ませようかな、と考えた矢先、ふらふらしている前の車を避けたら、たまたま左折専用レーンに入って、帰路を外れてしまった。
まだ家には帰るなという天のお告げだろうか。なんとはなしに、そのまま道沿いにバ
VTuberという肩書を外してみよう。
私がVTuberという肩書を名乗り始めてから、もう2年以上になります。おかげで私を目に留めてくれた人、知り合えた人、友誼を結べた人も少なからずいます。
私自身、本来はnoteに引きこもっていた一個の物書きだったのが「VTuber」という魔法の言葉に背を押されて、気づけばYoutubeでクイズ大会を主催したり、ニュース番組をやってみたり、ややもするとかつての自分からは想像できない遊びをしているのに気