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田舎暮らし考察シリーズ

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兵庫県北部の移住相談員として、地方で起業する若者として、そして東京からのUターン者として田舎暮らしについて様々な角度から考察します。
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#日記

地方でデザイナーとして独立してから「やめた」いくつかのこと

地方でデザイナーとして独立してから「やめた」いくつかのこと

個人が地方でデザインで生き残るためには、戦略が必要だ。生存戦略が。人と同じことをやっていては、より単価の安い人へ仕事が流れて生き残れない。この先も長きにわたって続けていくために、「何をやって、何をやらないか」を決めよう。そう考えて「やめた」戦略的撤退に関するいくつかのことを整理するためにも書いてみる。

ウェブの仕事をやめる。1997年、20歳でアプリケーション開発会社に入社してから18年、ウェブ

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地方に3年住んだら、いいことも悪いこともわかってきたって話。

地方に3年住んだら、いいことも悪いこともわかってきたって話。

兵庫県の最北端の町に移住して3年半が経ちました。

この3年半で私の中に明確な変化が起きました。
それは、地域の嫌だと思うことが出来てきたってことです。

例えば

・近所付き合いってすごくいいなあと思う反面、わずらわしいなと思う人が出来ました。
・買い物はネットでできるからいいやと思っていましたが、ゲストハウスを始めたり、子どもができるとやっぱり不便だなと思うようにもなりました。

これってつい

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「関係人口」イベント参加レポ

「関係人口」イベント参加レポ

兵庫県北部”但馬地域”で移住相談員をしているオカサカです。
まちづくりがライフワークです。

一昨年くらいから「関係人口」という言葉が囁かれはじめ、H30年度から本格的に総務省のお達しで市町が動き出す。そんな流れが移住界隈にあります。
僕自身も昨年から「関わりやすそうな人」を意識して移住イベントのゲスト選定等を行ってきました。

先日、但馬で「関係人口×豊岡劇場 トークイベント」があったので、参加

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親にあと何日会えるだろうか

親にあと何日会えるだろうか

大学生卒業後、すぐにUターンした28歳の男です。
地元で塾やNPOや移住相談員をしています。

大学生のころ、たまーに考えることがありました。
親にあと何日会えるだろうか、と。

もし、ずっと東京で働いたなら
盆と正月だけの帰省が基本。
帰れない年や葬式なども加味して年平均4日。
22歳から親が死ぬまで。
あと25年前後かな?

てことは4日×25年分。あと100日しか会えないのか。
みんなはUタ

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