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エッセイと呼ぶことを許されたいやつ

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イコカ拝、じぶんではエッセイと呼んでいて、ひとさまにもそう認めてもらえたら嬉しいなあっていう。
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2018年10月の記事一覧

わたしもルソーかもしれない

わたしもルソーかもしれない

 「思想家」という肩書きがある。
 わたしが知っている人だと、ルソーとかカントとか。最近の流行りでいうとアドラーもそうなるのかな、あの人は心理学者で収まるのだろうか。

 わたしの知人だと、一人も居ない。(「知っている人」と「知人」の言葉の間にはとても薄く、しかしはっきりと境界があることに気付く)
 わたしは会社員で、友人の多くも会社員。公務員(教諭も含む)、学生、看護師…。もう少し広げると、銀行

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とある記録が途絶えてしまって

とある記録が途絶えてしまって

 とある継続記録が、昨日途絶えてしまった。
 原因は、まあわたしの「怠慢」であり、そこから「継続記録の途絶」という結果までにほかの理由が入る余地はないんだけど。

だから、「怠慢」が起こった原因を考えてみた。

「時間がなかった」
・そもそも、昼に起きた
・そもそものそもそも、前日寝るのが遅かった(泣く子も黙る、ってか泣く子はむしろ起きるかもしれないけど、深夜3時…)
・ランチと、お茶~晩ごは

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わたしも歩けば、卵信者兄さんに当たる

わたしも歩けば、卵信者兄さんに当たる

 わたしは目玉焼きとゆでたまごが苦手であって。
 みんなしょうゆだソースだ、半熟だ完熟だ、どちら派かで盛り上がるけどそう問題じゃないから。わたしその問題で盛り上がれないから話題変えてくれ、といつも思う。

 ポイントは、卵が苦手なのではなくて白身と黄身が別れた状態で食すことが苦手だということ。白身だけの味・黄身だけの味は役不足&役足らず、つまり「帯はもちろん襷にも短し」と同意であるということ、つま

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電車に揺られ、アタマはマルく

電車に揺られ、アタマはマルく

 地下鉄や電車にのるとそこには必ず広告がある。
 新しい種類の車両ではデジタルサイネージがどんどん導入されていて、テレビのCMを流すことができるし、答え合わせ付き美容クイズ(美に無頓着なわたしは大体のクイズがわからず、これが結構勉強になる)を織り交ぜた化粧品メーカーの宣伝もよく見ます。
 正直、スマホをいじるのに飽きて顔を見上げても高明度・高彩度の液晶画面なもんだから、電車の揺れも相まって乗り物酔

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あこがれの人

あこがれの人

 すてきな人に会いました。

 秋ですからお外でのイベントが目白押しな今日このごろ。
 いや~東京すごい。田舎はせいぜい片手で収まるくらいの選択肢しかないのに、「東京 週末 イベント」って検索してみれば、あっちでは肉フェス、こっちでは蚤の市。
 いや~東京すごい。しかも、ちゃんとお金をかけて運営されているであろうものもあれば、ずうと続いている学区の神社のおまつりもたくさん残っている。
 いや~東京

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25歳、表現の自由を知る。

25歳、表現の自由を知る。

なにを書いたって、いいじゃない。
そう思っているはずだし、そう思っていたはずだけど、ふとした瞬間にどこかで誰かがつぶやいていたことが引っ掛かっていることに気がつく。

「自分をネタにするような表現活動はなんか痛々しい」「ナンセンス」
どこかで、そんなようなことが言われていた。

(おそらく)最初はmixiに始まり、TwitterやFacebook、instagram、最近だとティック・トック?いろ

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10歩の後退、を笑える、という前進。

10歩の後退、を笑える、という前進。

「疲れたなあ」
「あーつかれた」
口を開けばこれである、ここ数日のわたし。

先週の木曜日(いや、この場合先々週の木曜日になるのか?日曜日から見て先週とはどこからどこまでを指すのか、いつもわからなくなる)から調子が悪い。
それは身体の方ではなく、気持ちのほうで。でも気持ちの調子が悪いから身体にも影響が出ているので、結果身体も調子が悪い。

わたしの調子が悪いとは、なんにつけてもだるいのだ。
人とあ

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魅力的な矛盾

魅力的な矛盾

 わたしは、矛盾がとても魅力的に思える。

 例えば、「ほかほかアイスクリーム」。
 アイスクリームは、バニラとかチョコレートとか色んな味、モナカとかカップとかいろんな形態があって、冬であってもお風呂を上がったら冷凍庫の引き出しを開けて一つ食べたくなる、冷たくて甘いあれのことだけれど。
 それがほかほかなんて言われていたらどうだろう。
 身体の火照りを落ち着けるには役立たずそうだし、そもそもそんな

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左目が右目より極端に小さいワケ

左目が右目より極端に小さいワケ

 好きと得意は違うって、ありますよね。わたしはあります。いろいろあります。
 いろいろありますけど、代表的なのはふたつあります。そのうちひとつの話をしたいです。

 わたしはすこぶる、それはとてもすこぶる、運動神経が悪い。
 う~ん、運動音痴エピソードはいろいろあって、わかりやすいところで言うと、泳げません。
 小学校の時に親に頼んでスイミングスクールに入れてもらったのですが、3ヶ月くらいずーっと

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わたしがよくサラダを作る話。

わたしがよくサラダを作る話。

 わたしはよく家でサラダを作って食べる。
 付け合せとかバランスを考えてとかのサラダではなく、サラダがメインデッシュである。(というか最早主食・主菜・副菜すべて含んでひとつのサラダ)

 理由は簡単。
 作るのが簡単。なんてったって、切る・盛る。以上。+ドレッシングかけるくらいだ。
 洗い物も少ない。包丁、まな板。それにサラダを持っていたお皿程度。

 やっぱりそれでもおなかがすく。サラダ食を始め

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こんにち、夢さがし道半ば。

こんにち、夢さがし道半ば。

「大きくなったら何になりたい?」

 幼稚園や保育園で、少なくとも小学校低学年までには誰しもが投げかけられる質問。
 わたしは自分のはじめての夢は覚えていない、一番遠い記憶は小学生のとき少女漫画家になりたかったということ。

 小学校2、3年生のときに何人かで行った友達の家。その家の彼女はサバサバっとした性格で付き合いやすくて女子の間で人気者だったが、男子とも仲が良かった。
 かと言って男勝りなわ

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