181019_サラダ

わたしがよくサラダを作る話。

 わたしはよく家でサラダを作って食べる。
 付け合せとかバランスを考えてとかのサラダではなく、サラダがメインデッシュである。(というか最早主食・主菜・副菜すべて含んでひとつのサラダ)

 理由は簡単。
 作るのが簡単。なんてったって、切る・盛る。以上。+ドレッシングかけるくらいだ。
 洗い物も少ない。包丁、まな板。それにサラダを持っていたお皿程度。

 やっぱりそれでもおなかがすく。サラダ食を始めた頃は我慢を続けていたけれど、最近は色々工夫を重ねてなかなか豪華なサラダになってきた。

 まず、良いドレッシングを選ぶこと。最もとっかかりやすい工夫だった。「オーガニック」と謳われたものにしてみたり、地方の特産を使ったものにしてみたり。
 わたしが7月の鹿児島出張でふらっと入った道の駅的な店で、ふらっと出会った『ドレスソース』なるドレッシングは、一口食べただけでくらっとした。
 んもう、めちゃめちゃ旨い。美味しい。
 野菜はもちろん、ただ焼いただけのお肉にかけても美味しいし、それこそ安い豆腐の上にかけても上等なお豆腐に早変わり。一人暮らしだというのに2ヶ月ほどでひと瓶空けてしまった。
 しかし!早速ネットで追加購入しようとしたらすでに今年の分は売り切れ。別にわたしが行かなくても良かった鹿児島出張は、わたしとドレスソースが出会うための天のお導きだと思ったのに、神様は易易と再会させてくれるほど甘くないらしい。

 ちゃんとタンパク質は盛り込むこと。
 冷凍していた肉類を茹でたり、わたしは朝食用にソーセージかベーコンを冷蔵庫常備しているのでそれらを焼いたり。それが面倒であったら、近くの串揚げやさんでなんかしら(豚たまねぎ、がお気に入り)買ってきてサラダの横に付けてしまう。
 最近は焼ノリや桜えびを散らすだけで満足度がぐっとアップするので、下の葉っぱ類がなんであってもノリをびりびり破いてのせる。

 野菜はできるだけ種類が多いと「クオリティオブライフ高い感」が演出できる。インスタ映えの世の中、これ大事。(なおわたしはインスタにほぼLOMのみ)
 そんなときに重宝するのはすでに切られているミックスリーフ。ちょっと値段設定はお高めだが、紫キャベツやら玉ねぎやらレタスやら種類豊富、いろどり鮮やか。
 個人的にはトマトは必ずいれて「えらいよ!ビタミン採ってるよわたし!」感も「クオリティオブライフ高い感」と同時接種する。一石二鳥。

 さて、お気づきだろうか。

 いろんなスーパーやちょっと変わった食材があるお店にいけばドレッシングのチェックをする。
 肉を茹でるときはお湯を沸かすし、ベーコンを炒めるときはフライパンも出す。もちろんノリや桜えびのストックチェック、新しい食材チェックも必須。
 めずらしい有機野菜があるときけば見に行き、その値段と葛藤。サラダを作り始めてから、うっかりトマトを切らしてしまったことに気づいたらテンションはだだ下がりする。

 つまり何が言いたいかって。
 サラダ食を始めたきっかけ「作るのが簡単。」では、もうない。

この度は読んでくださって、ありがとうございます。 わたしの言葉がどこかにいるあなたへと届いていること、嬉しく思います。