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40歳妊婦のいろいろ

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第3子を39歳で授かり、妊娠6ヶ月で40歳に。 今までの妊娠とはちょっと違う、40歳マタニティライフと 第3子出産後の乳幼児育児について綴ります。
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束の間という一瞬

束の間という一瞬

覚えがある光景だ。

覚えがあるのだ。

駐車場のワンボックスカーから降りてきた男女。
抱っこ紐に小さな赤ちゃんを抱えて
すがるような表情(に見えてしまう)で大型喫茶店に入ってゆく大人二人。

この二人と赤ちゃんに何が起きているか。

赤ちゃんが無事に産まれて

感動と喜びと

毎日

かわいいねぇを連発し

便秘かしら

お腹減ってるのかしら

寒くないかしら

どこか痛いかしら

何みてるの?

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百日祝いの詩

百日祝いの詩

生まれてから100日という期間は
ノンストップな育児が始まれば本当にあっという間

母乳しか口にしていない君が
鯛のお頭やお赤飯を前に
食べることはしなくても食べる真似っこをするなんて
なんと微笑ましい光景なのだろう

興味があって手を伸ばす姿
何かを伝えたくて出す声
バタバタ手足を動かす様子
じっと見つめる目
ぜんぶぜんぶが愛おしい

たった100日
あっという間の100日
無事に育ってくれてあ

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あやしかたは伝染する

あやしかたは伝染する

歌を歌うと泣き止む
そんなのはたまたま泣き止んだだけ
都市伝説でしょ
なんて、
歌手らしからぬことを思っていた。

正確には
4割くらいそう思っていた。

残りの6割は、経験から、

歌うことが赤ちゃんの機嫌に良い影響を及ぼす

と思っている。

歌うとリラックスしたり、泣き止んだり、笑ったり、という反応は
第1子のときも第2子の時も、乳幼児期には多く見受けられた。

だからと言って、
ここぞとい

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生きるについて思考する夜遊び

生きるについて思考する夜遊び

年末が近づいたり

最近気づいたのだけど

妊娠すると

亡くなった父のことを思い出す

もっと話したかったな、とか

どんな気持ちでいたんだろう、とか

今では知り得ないことばかり考えてしまうのだけれど

その思考で苦しんでいるわけではなくて

逆に気付かされることが多いなと思う

父が私に伝えたことや

私が父に伝えたかったことなど

改めて認識する、といった感じ

いろんな節目に

亡くなっ

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40歳妊婦の妊娠後期

40歳妊婦の妊娠後期

妊娠8ヶ月になってからのことを徒然と。

体調の変化
体の痛みとケアのこと
生活の変化(移動手段のこと、仕事のこと)
歯のトラブル

など書いていこうと思います。

この時期から、急激に体調に変化が出てきました一日中絶え間ない眠気

お腹の重量感が大きくなる

そして、とうとう、

腰痛(右の仙骨が痛む)

という痛みが伴う体調の変化がありました。

胎動はとても活発で痛いほど!
赤ちゃんが元気な

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40歳妊婦とつわり

40歳妊婦とつわり

辛いつわりを乗り切れたのは、梅干しと味噌、漬物のおかげでした。
(今回はつわりについて徒然と書いています)

四十路妊婦のつわり

わざわざ、四十路と書くこともない、と言われそうなのだけど
(何歳でもつわりってあるんでしょ、と言われそう)
やはり今回の妊娠は今までと違うって思うことが多い気がしています。
今までと違う、というのは「今まで」があるから感じることであり
(当たり前だけれど)
「今まで」

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産後の安寧と激動の日々

産後の安寧と激動の日々

うえ〜うえ〜、と

夕飯の支度の時間に、私を呼ぶ声が一層強くなる。

「待ってねーいま手が離せないからーすぐ行くからー」

などと言って、

キリのよいタイミングを探しながら忙しく手を動かす。

そうこうしてるうちに、

うえ〜うえ〜、が聞こえなくなったことに気づいた。

あれ?、、、(大変!)

急いで和室をのぞくと

8歳の子が、3ヶ月の子を抱っこして眠っていた。

安堵。

そして、

こん

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40歳妊婦の妊娠発覚時のこと〜いくつかのことのイントロダクション〜

40歳妊婦の妊娠発覚時のこと〜いくつかのことのイントロダクション〜

妊娠したかな?と思ったのが2021年6月。

病院の診察を受け、妊娠を確認したのは7月だった。

妊娠初期、マタニティ期間で結構重要な期間なんだなと改めて思いつつ、、、

妊娠発覚時に考えていたこと、悩んだことなど。

◆仕事のこと

◆生活のこと

◆体調と心のこと

◆コロナ禍で妊娠、出産

そして、私はハイリスク妊婦でもある。

血液型のこと、年齢のこと、帝王切開後の経膣分娩、のトリプルハイ

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初めてのお産の時のバースプランで、書いてよかったと思ったこと

初めてのお産の時のバースプランで、書いてよかったと思ったこと

3人目の子どもを身篭り、その出産時の年齢が40歳。ただいま臨月です。そろそろかなと待ち構えながら、ペンを取り、書いているのはバースプラン。

もう8年も前になるのか。

一人目の出産のこと。

「書いてよかったと思ったこと」というタイトルだけど、私の場合は特殊かもしれない、だけど、100人いれば100通りのお産があるから、一つのケースだと思って読んで欲しい。

初めてのお産のこと。何事もなく、当然

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胎教弾き語りを始めた理由

胎教弾き語りを始めた理由

夏、2021年8月8日から始めました。TikTok、Instagramなどにアップしています。

※YouTubeにはshortsで、TikTokにアップしたものを順次あげています(だいぶ遅れていますが)

●好きな歌を歌って、気持ちを整える、楽しい時間をつくる

●歌の記録を作りたい

そう考え、

「歌おう」と思った時にはスマホ片手に楽器と向かい合って歌ってました。

楽しいだけじゃない妊娠期

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妊婦のパジャマ=和装

妊婦のパジャマ=和装

言われてみれば!!!

と思うかもしれない。

よく妊婦用の洋服、マタニティ〇〇というネーミングの洋服がデザイン性や機能性も高くて重宝されていると思うのだが

私は手持ちのものでなんとかしようと

持っていたカンガの布でズボンを作ったり、
もともとワイドで股上が大きなパンツをヘビーユーズしている。

悩ましいのが寝巻き。

肌触りがよく、あったかくて、眠りやすくて、、、

そりゃぁマタニティなんち

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妊婦YonaYona戯れる

妊婦YonaYona戯れる

あ、ここ、足かな

ググーー

おお〜キタキタキタキタキタキタ

押される押される

丸いお腹を見下ろして

さすりさすり話しかける

もう少しだねぇ

でももう少しお腹にいてねぇ

一緒に頑張ろうねぇ

昼間もきっと動いているのだろうけれど

夜の方がこうやって、小さな動きも感じることができる

家族が寝静まって

ゆっくり対話できる時間がくる

夜な夜な逢引きする二人のように

(そして今日も

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お風呂上がりに服を着ないのは子どもだけではない

お風呂上がりに服を着ないのは子どもだけではない

40歳妊婦の私は、はだかんぼが好きです

特にお風呂上がり、自分の体型をみて

「妊婦らしい体つきだなぁ」

と感心してしまう

いや、本当に、感心してしまう

妊娠する、お腹の中に自分以外の心臓と脳を持った個体がいるって本当に

ある意味ホラーだしSFだし、なんかほんとすげーなって改めて思ってしまう

お腹が大きくなっていく自分の姿は

子どもの成長とイコールなので素直に嬉しい

お腹をじーっと

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まずは妊娠してからのことを、ざざざっと…

まずは妊娠してからのことを、ざざざっと…

実は、今、お腹にいる胎児が来る前に

小さな小さな受精卵がきてくれたんだけども

妊娠10週くらいの時に流産の可能性が高いことがわかり

12週くらいの時に自然流産で体の外に出てきてくれた子がいた。

流産。これも30代では経験しなかったこと。

妊娠初期の流産は珍しいことではない。

しかも私の場合、心音がなく、流れて行ったし

時期も早かったから

胎児にまで至らなかった子なのだけど

そうな

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