- 運営しているクリエイター
2018年3月の記事一覧
何でもない日が一番大事
毎年この日になると思う事がある。
東日本大震災が私たちに教えたことはただひとつ。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日、普通の日、何でもない日が一番大事で一番幸せなんだって事。
あの日、目の前で家族を失い心傷つき、目前の家が流され、汚染され、未だふるさとに帰れない、そんな人たちがまだたくさんいる。
私たちはあの日あの時、それまで飽食の限りを尽くし、買い物に溺れ消費し続け、物を溜め込んできた事のむなしさを
「この日」に生まれて
今日3月11日が、ぼくの誕生日です。「その日」は、上京してくれていた当時の彼女と部屋におりました。それはどうでもいいこと。毎年3月11日が近づくと、名伏し難い思いに囚われるだけでなく、体調も崩します。当時被災された方々や、避難されていらっしゃる方々の思いはいかばかりか・・・。
なぜ体調が崩れるのか。それはたぶん、自分がこの日に生まれたからこの災厄があったんだという「関連付け」がされてしまっている
3.12からの過ごし方
間違いなく、明日から東日本大震災の報道は減ってくる。今日、多くの人が何かしらを想い、考えたと思います。ぜひ、想ったことを行動して欲しいです。なぜなら、報道を機に想ったことは、報道がなくなると忘れるから。なので、仮にでも、日程を立てちゃいましょう。
報道であるように、まだまだ仮設住宅での生活を余儀無くされている方は大勢いらっしゃいます。
僕自身、埼玉県から石巻市に移住して、6回目の3.11を迎え
マガジン更新しました
おススメnote&noter5:大江千里さんのpray for japan(マガジン一杯になりました)
https://note.mu/notesaigaiinfo/m/mc2b116887bf0
おススメnote&noter6:東日本大震災関連多数(NEW)
https://note.mu/notesaigaiinfo/m/m23a06072f8d4
小説 『僕たちが年をとる頃、街もまた年をとる』
Chapter.0 森の中
走る。走る。僕は走る。
雨に濡れ、風に吹かれ、暗闇に支配された森の中を駆け抜ける。
そうだ、走れ。もっと、もっと速く——。
降りしきる雨の中。夜が訪れた真っ暗な森の中を、僕は走っていた。
激しい雨に打たれながら、何度も転び、膝を擦りむき、服は泥に塗れた。髪の毛はべっとりと顔に張り付き、髪の毛の境目からは激しく雨水が打ち付けられ、視界は容赦なく遮られる。
今日は東日本大震災の日です。
辛い思いをしている方々が今も沢山いらっしゃいます。
ひととひとが心で繋がれば、きっとどんな困難も乗り越えることができます。
みんなでこの日を忘れずにいましょう。
この震災で亡くなった多くの方々のご冥福をお祈りし、心から哀悼の意を表します。