「この日」に生まれて
今日3月11日が、ぼくの誕生日です。「その日」は、上京してくれていた当時の彼女と部屋におりました。それはどうでもいいこと。毎年3月11日が近づくと、名伏し難い思いに囚われるだけでなく、体調も崩します。当時被災された方々や、避難されていらっしゃる方々の思いはいかばかりか・・・。
なぜ体調が崩れるのか。それはたぶん、自分がこの日に生まれたからこの災厄があったんだという「関連付け」がされてしまっているためだと思うのです。
Facebookでは、◯◯さんの誕生日と表示されるので、お祝いメッセージが届きます。それを素直に喜べない。だって、あんなことがあったんだものと思ってしまいます。「おめでとう」気分ではないのです。
しかし、もしかすると、54年前の今日産まれたことには、「意味」があるのかもしれない。そう思ってあがくこともあります。
このことは初めて文章化しました。この短さですが、不謹慎だろうとか、さまざまな思いが重なって、カウンセリングでしか表出できなかったのです。
今回文章として書けたということが、どう受け止められるかはわかりませんが、ぼくにとっては、大切な一歩なのかもしれません。
まつき
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