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Lovin'LIFE, 旅n'LIFE.

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「旅」は、どこかへ移動するだけじゃない。日常や暮らしの中にある「旅」を切り取って感じたこと。
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記事一覧

風と窓、旅と本のある暮らし。

風と窓、旅と本のある暮らし。

窓には、風が含まれている。そんなことをふと思った。

英語の「Window」という単語の中には、「Wind」が入っているのである。

こういった言葉の由来などが気になると調べてみたくなるタチで、ググってみたところどうやら古北欧語で "風の目"(vindr+auga)というのが「Window」の語源らしい。

何がきっかけでその発想が浮かんできたのかは思い出せないが、「おお、それって何だか素敵だな」

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『いのちの車窓から』新しい景色を映して。

『いのちの車窓から』新しい景色を映して。

「過去と未来は変えられない。でも今を変え続けることで、過去の意味は変えることができる」

これは、僕の座右の銘にしている言葉だ。

こうした表現はいくつかの本で目にするが、星野源さんが書かれた『いのちの車窓から』というエッセイの文庫版のあとがきにも、こんな一節がある。

僕は昔から彼の音楽や言葉が好きなのだが、特にこの文庫本は普段持ち歩くカバンのポケットにいつも忍ばせてある。僕にとってはお守りのよ

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【旅の写真】 2022年の、もうひとつの景色たち

【旅の写真】 2022年の、もうひとつの景色たち

2022年、いろんな場所に旅した中で映した景色の一部です。
敢えて場所も順番もバラバラに、どこで撮ったかも書かずに載せてみました。

ここは一体どこだろう?この景色を前に何を思うかな?などなど……
あなたの「もしかしたらあったかも知れない旅」を想像しながら、のんびりご覧頂けたら嬉しいです。

✈️

✈️

最後までご覧いただきありがとうございました。

この景色たちが、いつかあなたの「もうひとつ

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コミュニティっていう形のないもの、伝えるのはいつも困難だね。

コミュニティっていう形のないもの、伝えるのはいつも困難だね。

9年勤めた会社を退職し、フリーランス&ラジオパーソナリティーに挑戦を始めた今年。

ともすると日々のアウトプットに必死になって、インプット不足になってしまわないかな?
そんなことを考えて参加したのが「コミュニティのカレッジ」です。

「コミュニティで生きる人の対話の場」と銘打ち、誰かの正解やノウハウを学ぶのではなく参加者同士がフラットな立場で意見や想いを交換し合っています(とはいえまだ限られた機会

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あなたという人生の舞台に音楽を鳴らせ。(旅にまつわる身体と心の音楽論)

あなたという人生の舞台に音楽を鳴らせ。(旅にまつわる身体と心の音楽論)

人生が生まれてから死ぬまでの舞台だとしたら、BGMというのはその物語を支える重要なファクターであり舞台装置である。

ありとあらゆる世代やジャンルの音楽に、一瞬でアクセスできるこの時代。
その舞台のちっぽけな登場人物の一人である僕らが、気軽にそのスイッチを手にできるのは僥倖とも言えるだろう。

だから、時として思った筋書きどおりにコトが進まなかったり、あるいは背景がひっくり返るような事態に見舞われ

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息をすること、旅をすること。(行き帰り・生き返り・息還り)

息をすること、旅をすること。(行き帰り・生き返り・息還り)

帰宅することで初めて、旅が生まれるのだ。1泊2日の温泉旅行も、週末をフル活用した弾丸海外旅行も、アメリカ大陸横断旅行も、帰りのチケットを取らずに出発する気まぐれな旅も。家に帰らないうちはどれも名指せぬ移動でしかない。街中を飛び交う聞いたことのない言語や、見たことのない食べもの、想像を絶する大自然、あるいは雑誌や映像のなかで何度も見てきた観光地が旅を旅たらしめるのではない。「家に帰るまでが遠足です」

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旅という物語を紡ぎたくて

旅という物語を紡ぎたくて

この1年、国内を旅しながら、何かが足りない、とずっと思っていた。

夏の九州を旅しながら、あるいは秋の東北を旅しながら、海外の旅にはあるはずの何かが足りない、と。

もちろん、国内の旅も素晴らしい。美しい風景もたくさんあるし、素敵な人との出会いも待っている。でもやはり、何かが足りないのだ。

刺激、だろうか。自由、だろうか。

それもある。けれど、もっと大事なものが、この1年の国内の旅には欠けてい

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「暮らしのオープン化」を実験する。〜HafHでハーフな多拠点生活〜

「暮らしのオープン化」を実験する。〜HafHでハーフな多拠点生活〜

こんにちは。日置ノリオです。

新型コロナも解決の兆しを見せない中で迎えた、2度目の春。
日々悶々としていたり、もしくはそんな中でも(そんな時だからこそ)何か新しいことをはじめてみたい!という方も多いのではないでしょうか。

僕自身も、以前から興味があった「多拠点生活」をはじめてみることにしました。

「アドレスホッピング」とも言われる、ひとつの家に留まらず、ゲストハウスやホテル・シェアハウスなど

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旅は未知へとエスコート

旅は未知へとエスコート

このnoteはスーパーカブ50ccで日本一周をしているいくやが、ふとやる気になったときに書く日記。気まぐれなので毎日更新できません笑 できごと、想い、閃きなどなんでも書きます!フォローが1増えるごとに1記事書くのでよかったらポチっとしてみてください!

こんなTwitterをしたらすごく反応が良かった。

未知へのエスコート。なんかいい言葉な気がする。日本一周をしていて旅への捉え方、解像度が上がっ

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【シェア街きょてん紹介】くうそうCafe&Bar『ENGAWA』日置さんインタビュー!

【シェア街きょてん紹介】くうそうCafe&Bar『ENGAWA』日置さんインタビュー!

こんにちは!シェア街スタッフのMAOです。
12月に入りましたね〜!今年も残すところあと3週間。。
やり残したことは今年中にパパッと片付けちゃいましょう。

さて、現在シェア街ではオンライン上で様々な「きょてん」が生まれています。是非そんなきょてんがどんな場所なのかを紹介していきたい!ということで、第一回目の今回は、くうそうCafe&Bar『ENGAWA』を主催されているシェア街住人の日置さんにイ

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こんな時代だからこそ、人生という旅を楽しもう。(TABIn’LIFE lnc. について)

こんな時代だからこそ、人生という旅を楽しもう。(TABIn’LIFE lnc. について)

まずはこちらのnoteを読んでいただき、ありがとうございます。

TABIn’LIFE lnc.の日置ノリオです。

noteをはじめて一番最初に書いてから時間が経ち、改めて今の僕自身の振り返りも兼ねて、自己紹介を書こうと思い筆を取りました。

目次
・はじめに
・TRAVEL HUB MIX〜TABIn’LIFEができるまで
・卒業、そして2020年に思うこと
・さいごに

はじめにまずは誤解な

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③【実録】僕たちは、家にいながら旅に出た。 (トラベル≒トラブル?)

③【実録】僕たちは、家にいながら旅に出た。 (トラベル≒トラブル?)

リモートトラベルの1日目は、「リモートトラブル」と言い換えてもおかしくない波乱の連続だった。

最悪4〜5人の参加だったとしても、YouTubeでアーカイブしてそれを展開していけばいい……なんてことを考えていたのだけど、予想を上回る20人近くの参加予約が入った初日。

「やばい、なぜか貼り付けたURLから入れない」
「やばい、なぜかZoomの部屋分け機能が使えない」
「やばい、なんか色々ばたばたし

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②【実録】僕たちは、家にいながら旅に出た。 (ゲストハウスのラウンジを探して)

②【実録】僕たちは、家にいながら旅に出た。 (ゲストハウスのラウンジを探して)

もともとゲストハウスで出会った僕たちは、ラウンジで夜通しいつまでもお喋りをしていた。

僕たちの共通点は、浅草橋にあるLittleJapanというゲストハウスが展開していた月額泊まり放題のサービス「ホステルパス」の利用者ということ。

セイヤくんはそのホステルパスの宣伝担当として。
トモキさんは、固定の家を持たずに生活をするアドレスホッパーとして。
そして僕は、都内に住みながらもときどき旅気分を味

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オンライン宿泊やってみた。

6月19日、県をまたいだ移動が解禁となった華の金曜日。

岐阜県は西美濃、大野町にある古民家宿「ホニャラノイエ」に泊まりに行きました。

と言ってもリアルに行った訳ではなく、今回は「オンライン宿泊」なるものです。

きっかけは、「#おうちで日本一周」という企画をしているゆずさんに誘われて。

もともと大学の休暇期間に日本一周をしたかったものの、コロナの影響でできなくなってしまったゆずさん。
それな

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