手塚 大貴

旅行ライター。旅の“素敵”を伝えたい。ここではないどこかへ、時々旅立ちます。旅エッセイ『最果ての旅で、見た夢は。』も→https://www.amazon.co.jp/dp/B078FXJPFD お仕事のご依頼は hirotaka.journey@gmail.com まで。

旅が消えた日

大切な大切な、人生をかけて愛してきた「旅」という場が、不意に消えてしまいました。 旅、とりわけ海外へ旅に出ることは、僕にとって生きる希望そのものでした。 海外旅…

ステイホームと、ささやかな夢

季節は夏になりつつあるのに、旅に出るチケットが手元にないのはどうしてなんだろう。 いつもの年だったら、どこかの国へ行く航空券があって、指折り数えながら旅立ちの日…

深夜特急の到達点――沢木耕太郎『旅のつばくろ』を読んで

どこにも旅に出られないGW、沢木耕太郎さんの『旅のつばくろ』を読んだ。 沢木さんというと、『深夜特急』に代表されるように、異国の街を颯爽と旅しているイメージがある…

墓地の案内人 ロシアワールドカップ旅日記13

6月30日(土)ヴォルゴグラード→モスクワ ヴォルゴグラードの空港を飛び立った飛行機が、モスクワのシェレメチェヴォ空港に降り立ったのは朝8時頃だった。 モスクワに来…

一人っ子にとっての父親――村上春樹『猫を棄てる』を読んで

一人っ子にとって、それも一人っ子の男の子にとって、父親とはどのような存在なのだろうか。 村上春樹の新刊『猫を棄てる 父親について語るとき』を読みながら、そんなこ…

丘の上から見えたのは ロシアワールドカップ旅日記12

6月29日(金)ヴォルゴグラード この日、目が覚めたのは、なんと昼の12時過ぎだった。朝まで今後の旅の計画を練っていたのだから、仕方ない。もっとも、この日は移動もな…