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記事一覧

ドイツのケルンでは、アルトビールを注文してはいけない

異国を旅していると、たまに、思いがけないピンチに遭遇する。 飛行機の欠航に見舞われること…

手塚 大貴
1か月前
134

オランダの旅でミッフィーが気づかせてくれた、「ぬい撮り」の面白さ

何年前かの春、山梨へ桜を見に行ったときのことだ。 美しく咲き誇る桜にカメラを向けていると…

手塚 大貴
1か月前
155

14年前、真夜中の香港で助けてくれた、あなたへ

お元気にしていますか? ……と書いても、あなたは僕のことを、もう覚えていないかもしれませ…

手塚 大貴
3か月前
254

赤ちゃんが泣く機内で、さりげない優しさを見た話

国内でも海外でも、飛行機に乗っていると、機内で赤ちゃんが泣き始めてしまう光景に出会うこと…

手塚 大貴
3か月前
352

ただ「今」だけを生きるために、旅に出る

海外へ旅に出るとき、いつも思うことがある。 いや、正確に言えば、国際線の飛行機に乗り込ん…

手塚 大貴
4か月前
123

もしタイムマシーンがあったなら、『深夜特急』の頃の香港へ行きたい

村上春樹さんの紀行文に、「もしタイムマシーンがあったなら」という短編がある。 そんな書き…

手塚 大貴
5か月前
295

海外旅行帰りに食べる、吉野家の牛丼の美味しさについて

海外の旅から帰ると、真っ先に食べたくなる、日本の味がある。 飛行機が成田空港に着陸し、しばしの時を経て機内を出ると、多くの乗客たちとともに、ターミナルビルの中を動く歩道に乗って進んでいく。 やがて入国審査を受け、ターンテーブルのフロアを過ぎ(僕の場合、荷物を預けないので通り過ぎるだけ)、さらに税関も抜ければ、無事に到着ロビーに出る。 そこが幸運にも第2ターミナルなら、すぐ見上げた2階に、オレンジ色の看板が輝いている。 それを目にした僕は、エスカレーターで2階へ上がり、

海外へ旅に出ると、マクドナルドに入りたくなる

海外へ旅に出ると、マクドナルドに入りたくなる。 せっかく海外まで来たんだから、その土地の…

手塚 大貴
8か月前
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イギリスの普通の町が、「一生忘れられない町」になった旅

どこか、イギリスの普通の町へ行きたいと思った。 有名な観光地でもなく、穴場的なスポットと…

手塚 大貴
9か月前
139

イギリスへ旅に出たら、その朝食に「幸せ」があった

イギリスへ旅に出ても、その「食」については、ほとんど期待していなかった。 あの村上春樹も…

手塚 大貴
10か月前
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もう会えないから、忘れられない。旅で得た「心の財産」

以前どこかで、海外ひとり旅の魅力を紹介する記事の中に、こんな一項を見たことがあった。 「…

手塚 大貴
11か月前
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ちょっとの心遣いに助けられた、13時間の飛行機の旅

国内線も国際線も、飛行機に乗ったら、窓側の席に座るのが好きだ。 単純に、窓の下に広がる、…

手塚 大貴
1年前
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旅をすればするほど、「行ってみたい場所」は増えていく

旅をすることは、世界中にある「行ってみたい場所」を、ひとつずつ減らしていく過程なのだ。 …

手塚 大貴
1年前
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私的「讃岐・超ディープうどん紀行」をしてみたら

村上春樹のエッセイに、「讃岐・超ディープうどん紀行」なる紀行文がある。 香川県のうどん屋さんを巡る旅を描いた、30年以上前の隠れた名エッセイだ。 そこに描かれた当時の香川のうどん屋さんのディープさはもちろん、村上さんの新鮮な驚きや感動がストレートに伝わってきて、素朴ながら惹きつけられる紀行文となっている。 そして、その文章が収められたエッセイ集『辺境・近境』のあとがきに、村上さんはこんなことを書いている。 だいぶ前、この一文を初めて読んだとき、僕は正直こんなふうに思っ