見出し画像

私の人生の軸「自分を好きになる」①

今回は、私自身が「人生の軸」としている考え方について述べていきたい。



私の「人生の軸」は、
「自分で自分のことを“好きだ”と思えるような自分になる」こと。



私は普段から、色々なことを考えながら生きているので、「なんのために生きているのか」について考える機会も何度もあった。
そして、それに対する私自身の答えとしては、「幸せになるため」だった。

また、ある時に、幸せになるための1番の近道は「自分を好きになること」だと気がついた。



それに気づいてから、2つ以上の選択肢で迷った際は必ず「自分を好きになれる方」を選択するようにしてきた。
「それをしている時の自分が好きかどうか」で決める。基準はただそれだけ。

また、この人の人間性に憧れるな、自分もそうなりたいな、という人がいたら、その人の要素をいかに自分に取り入れて、自分を“理想像”に近づけるか、だけを考えて行動してきた。
逆に、この人みたいにはなりたくないな、という人がいたら、反面教師としてありがたく利用しまくってきた。

そのおかげで、中学・高校くらいまでの自分と比べると、自分のことが大好きでたまらなくなったし、
どんどん幸せになっていっている気がする。



なので、この考え方が少しでも多くの人の人生の役に立つと良いな、と思いながらこの文章を書いている。



①自分を“理想像”に近づける

色々な人と出会っていく中で、「この人の人間性に憧れるな、自分もそんな人間になりたいな」と思えるような“憧れ”の対象と出会うことがある。
そんな時に私は、その人の“憧れ”要素をいかに自分に取り入れて、自分を“理想像”に近づけるか、だけを考えながら行動してきた。

憧れている相手の“憧れている部分”を紙に書き出し、自己改造計画‼️みたいなことも、何度か行ってきた。



逆に、この人のこういう部分すごく嫌だな、自分はこういう人にはなりたくないな、という人に出会った時は、反面教師としてありがたく利用しまくってきた。

すごく嫌な人と出会っても、その人のせいで自分が傷ついたり病んだりするようなことがあっても、
「私はこういう時にこういう行動を取る人にだけは絶対にならないようにしよう」という覚悟がついて、反面教師として利用することができる。

憧れている人も、嫌な人も、すべての出会いを自分の人生のために有効活用する

出会ってくれてありがとう❣️私の人生に役立ってくれてありがとう❣️ありがたく利用させてもらうね❣️
のマインドで、常に生きている。




具体的には、

・歌が上手い人ってかっこいい!!!めちゃくちゃ好き!自分もその“歌が上手い人”という理想像に近づきたい!!!と思った。
→家のお風呂場で毎日歌の練習をしたり、YouTubeの歌い方解説動画を見ながら練習したり、ヒトカラに行って歌声を録音して後から聴き返して分析したり、歌が上手い友達から歌指導を受けたり、ボイトレの無料体験に行ってみたり、どうやったら好きなアーティストのような歌い方ができるのかを考えながら自分なりに試行錯誤したり、本当に色々な方法を試した。
→以前よりは歌が上手くなり、自分のことを更に好きになれたし、カラオケに行くのも楽しくなった。

・高校の頃、初めて軽音部のライブを見た時から、バンドやライブに急激にハマってしまった。
バンドマン、楽器が弾ける人、特にベーシストに憧れて、自分もステージに立つ側の人間になりたい!!!と思った。
→大学で軽音サークルに入り、ベースを始めて、練習しまくった。
→ベースを始めてから、半年〜1年くらいである程度は演奏できるレベルになった。
「ベースを弾いている自分」という新しい自分のアイデンティティも増え、さらに自分のことを好きになれた。

・人に対して偏見を持ったり、すぐに人を排除するような人がものすごく苦手だなと思った。
逆に、相手によって、見た目によって、性別によって、とかそういうもので一切態度を変えない人がいて、こういう人は本当に好きだし尊敬するな、と思った。
→自分も人と関わる時に、どんな人であってもまずは受け入れる姿勢を持とう!誰に対しても平等に接するようにしよう!と意識するようになった。

・複数人で集まっている時に、相手を「沢山いる中の1人」という認識で会話をする人よりも、ちゃんと相手と一対一で向き合えるような人が好きだな、憧れるな、と思った。
→自分自身も、人と話す時には「今はこの人と一対一で向き合っているんだ」という意識を忘れずに、ちゃんと心を通わせた会話を意識するようになった。

・自分の好みの“軸”がちゃんとあって、周りの人や環境にに左右されずに、自分の好きな格好を貫き通している人がいて、私にとってその人は本当に格好良くて、輝いて見えた。
→自分もそうなりたい!と思い、自分自身の好みを極めていったり、周りの目を気にせずに自分の好きな格好をするようになり、自己肯定感が上がり、人生が豊かになった。

・一つのことに対して、一切手を抜かずに全力を注げたり最後まで努力できるような人って格好良いな!と思った。
→自分も、これ!と決めたことには最後まで手を抜かず、どんなことであってもできる限り最後までやり遂げるようになった。

行動力がある人フットワークの軽い人1人でも躊躇わずに行動できる人が好きだなと思った。
→自分も、とにかく「迷ったらすぐ行動!」というモットーで、何にでも挑戦するようにしてきた。サークル活動や展示会の運営など、自分が主体で行う活動もそうだし、観客として展示やライブを見に行く際にも、迷ったらとりあえず行くようにしていった。
その結果、自分の経験の幅を広げることもでき、人脈を増やすこともでき、「行動力のある自分」という自分の理想像に近づくこともできた。

・自分自身を犠牲にしてでも、人のために行動したり周りの人を第一優先にできるような人がいて、自分もそういう人間になりたいな、と思った。
→自分が忙しい時でも友達の制作を手伝ったり、サークルで後輩のためにできることはないか考えて行動したりするようになった。
「人のために何かをやっている自分」という理想像に近づくことができ、さらに自分を好きになれた。

・何に対してもネガティブな発言から入る人がいて、一緒にいるだけでネガティブな気分に引っ張られるのがものすごく嫌だな、と思った。
→自分が愚痴を言ったり、ネガティブな発言をするのは、それが場を和ませるため・相手のためになる場合・自分自身を守るにはそうするしかない場合 など、必要最低限の場面だけにして、必要のない場面では極力ネガティブな発言をしないように心がけるようになった。

・自分の機嫌が悪い時に、明らかに態度に出してしまう人がいて、それに影響されて自分までイライラしたり嫌な気持ちになってしまうことがあった。
→基本的に、個人的な負の感情をあまり表に出しすぎないように意識するようになった。

・自分がものすごく病んで、どうにかなりそうだったから周りの人に相談したのに、正論を突きつけられて、余計病んで追い詰められた経験がある。
→自分が他の人から相談を受けた際には、相手の心に寄り添うことをまず第一に考えるようになった。


こんな感じで、私は“憧れの対象”に近づくため“嫌な人”から遠ざかるため、に自分自身を常にアップデートさせてきた。



自分にとって、「苦手だけどなんとか克服できること」と「苦手でいつまで経っても克服できないこと」の違いって、「それをしている人に憧れるかどうか」だけだと思う。

それができていない自分を許せなくて、それができている人に本気で憧れているのなら、意地でもそれを克服するための努力をすることができる。

逆に、それができてない自分ですらも、不器用でかわいいからまあいっか!と許せてしまった時や、それができている人に別に憧れないな〜と思ってしまう場合は、どこからもそれを克服するモチベーションが湧いてこない。


私にとっては、ただこれだけのことだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?