マガジンのカバー画像

仏教

14
仏教に関する記載をしております。
運営しているクリエイター

#最近の学び

遊戯三昧

遊戯三昧

遊戯三昧とは仏教用語。遊戯は、遊び戯れると書く。今風で言えば、ゲーム。三昧は、瞑想による深い精神的境地を指す。つまり、純粋な状態。この世はゲーム。自分はゲームのキャラクター。楽しいこと、辛いこと全部含めて、一度限りの人生を楽しもう。

イタリア映画「ライフ・イズ・ビューティフル」第二次世界大戦中、ナチスによって強制収容所に送られた親子の物語。父は、不安がる息子に嘘をつく「これから始まる生活はゲーム

もっとみる
物事の本質を見極める 仏眼

物事の本質を見極める 仏眼

物事の表面だけを見て判断しがちですが、これは仏教の言葉で「肉眼(にくげん)」という最も能力の低い段階。修行を重ねることで、本質を見抜き、あらゆるものを見通すことのできる「仏眼(ぶつげん)」を養うことができるそうです。

私は常々「本質を見極める」とは、どういう仕組みで辿り着くのか、考えています。事業開発に携わり「価値の見極め」を鍛錬している経験からしますと、三つのポイントがあるのかな、と思います。

もっとみる
困難に直面した時は、とにかく焦らない

困難に直面した時は、とにかく焦らない

新規事業を運用始めると、想定外なことがよく起こります。そういう時、わたしが心がけていることは焦らないことです。生活の中でも心がけています。電源のコードが絡まっている状態を焦ってほどこうとするとかえって、ますます絡まってしまう。わたしはその時、「ゆっくりゆっくり一つずつ」と自分に言います。「絶対、ほどけるから」

焦れば焦るほど、余計、状況が悪化することはあります。なぜ、そうなるか。状況が見えておら

もっとみる
(再掲) 良いことも悪いことも自分次第

(再掲) 良いことも悪いことも自分次第

「人間好事節」と言う言葉があります。

春にはいくつもの花が咲き、秋には美しい月がある。夏の暑さの中に吹くそよ風はなんとも心地よい、冬の雪景色は趣深い。

「つまらぬことに煩うことがなければ、人間にとってどんな季節も好事節である」ということです。

春夏秋冬、どの季節にも辛く厳しい時もありますが、自分が「どう見るか。どう感じるか」によって、自分の気持ちは大きく違ってきます。

大きな問題に直面して

もっとみる