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大学院進学前に海外で研究を経験してみる
昨日の記事「生命科学系の大学生対象の海外研究インターンシップ」の続きです。 https://note.com/muratani/n/n91d1d5b7e507 私の知っているライフサイエンス分野の話に…
研究室アルバイトのメリット
授業料、生活費、通学費やパソコンの購入など、大学生活では稼ぎが無いのにお金はかかる。新学期の忙しさも落ち着き、アルバイトを探している人もいるだろう。とはいえ、長い受験競争を経て勝ち取った、せっかくの大学での勉強の機会があるのに、学問とは関係ないアルバイトに多くの時間を費やすのに疑問を感じる人もいるかと思う。せっかく大学の設備や資料へのアクセスがあるのに、授業料の元を取らないのはもったいない。
そ
近くにもある「アストロバイオロジー」
「アストロバイオロジー」というのを聞いたことがある方は、生命の起源や地球以外に生物が住めそうな場所を探すなど、はるか昔、遠い宇宙での出来事を扱う科学を想像されると思います。
地球外生命という、いるかどうかも分からない物を相手に、日々探求を続ける…まさに科学者のロマンです。
巨大な望遠鏡で地球に似た惑星を探したり、衛星や小惑星に探査機を送ったりするには時間もかかります。一方で、「宇宙に行った地球
英語ネイティブの研究メンター
科学研究業界の公用語はもちろん英語だ。AI翻訳サービスなどが発達しても、日本の大学生にとって、海外留学の大きな目的の一つは言語のトレーニングだろう。
大学院での研究メンター(研究指導教員)は、ひとりの研究者の育成を任せられたような立場にある。ある研究室の出身者がそのメンターのクローンのように、研究スタイルや考え方を刷り込まれているような状況をよく見かける。これは、研究テーマの設定や、論文の読み方
人工知能 vs おじさん頭脳
note初投稿から一週間です。生命科学分野の大学生向けの研究留学のアドバイスを書き留めようと始めたのですけど、思いがけず「スキ」をたくさん頂いて、このプラットフォームのすごさ、記事を読んでくださった皆様に感謝・感激!どうもありがとうございます!
また、世の中にはかくも多様な営みがあるのか、と人間とそれがつながる集団の創造性(そんな薄っぺらな言葉ではない、何て呼べばよいのか)に神秘すら感じました。
研究インターンシップ応募にむけて自己アピールサイトと名刺を作ろう
9月11日にポストした「生命科学系の大学生が研究留学する3つの方法」では、サマープログラムへの応募や、研究室に直接メールでコンタクトを取る方法を紹介しました。それと並行して、英語で自己紹介ウェブサイトを作っておくと良いですよ。その理由やポイントなどをまとめます。
1.あらためて自分のことをよく見直す機会として
学部生の早くから(子供のころから?)研究者を目指している人は、就職活動はしてないと思
研究インターンシップと「ビギナーズラック」
ラボに新人が来るというのは、短期間の滞在であってもうれしい気分になるものです。面倒見の良い研究者であれば、最初から研究に失望しないように、ほど良いプロジェクトを提案してくれるでしょう。そういう研究テーマは真剣に取り組めば、きっとうまくいく(結果がどうあれ良い経験になる)ので、今後の科学者としてのキャリアを賭けてがんばってください!
でもこれは、「その研究が成功したのはボスのおかげだから、調子乗
海外の大学院応募に必要な推薦状
生命科学系で米国の大学院に応募するときに重要な資料となる推薦状。多くの場合は3通必要で、サマープログラムへの応募にも2通必要なことが多いです。
欧米でFaculty positionに応募した研究者の記事などを参考にすると様子が分かると思いますが、特に米国では推薦状は非常に重要です。論文などの研究業績を持っていない分、大学院への応募などのキャリアの早い段階では推薦状がさらに重視されます。
生命科学系の大学生が研究留学する3つの方法
大学生が海外で研究インターンシップを経験するには、主に3つの方法があります。具体的なことをあれこれ考えながら情報取集するだけでも、自分や研究業界の様子を知ることができ、良い経験になります。キャリア希望やリスクに対する考え方はひとそれぞれ。いろいろなご縁を経て、自分にあった方向性が見えてくると思います。
1.サマープログラムを通して参加する
9月9日の記事「生命科学系の大学生対象の海外研究インタ
生命科学系の大学生対象の海外研究インターンシップ
大学院に進んで研究したいと決めている大学生には、研究室に早くから出入りできる研究室アルバイトなどを考えている方も多いかと思います。所属大学の研究室にお願いするのも良いですが、夏休みなどを利用して海外でのインターンシップはいかがでしょうか?
興味がある研究室にコンタクトを取って、受け入れが決まってからビザの手配など…と考えると来夏に向けて約1年前から準備、というのが良いタイミングです。大学院での