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琴線に触れた言葉

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とっても個人的に読んでグッと来た、時には泣いた、そんな大切にしておきたい投稿を集めました。
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#詩

表現してもしなくても。ここにいる理由なんて探さなくても、いいよ。

表現してもしなくても。ここにいる理由なんて探さなくても、いいよ。

昨日、書くために書かないようにしたいと

つぶやいて、noteをお休みした。

この「書くために書かない」問題ってわたしの

なかでいつも渦巻いている。

書きたいのに書けないとかでもなく。

書けそうなのだけど、その書きたいは

ほんとうに今言わなければいけない

ことかなって思うと、後ずさってしまい

たくなるようなそんな気分だ。

無理に書いてしまうと、ぼやけるのだ。

たぶん、書いているも

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自分を愛するための戦い

自分を愛するための戦い

                                                                

まだまだやれると思うから

自分にがっかり出来る

頑張ってるからこそ

結果がほしくなるけれど

すぐにたどり着けない時は

間をとり呼吸する時を持つ

                                                        

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きみのしっぽのことを、何で想いだしてるんだろう。

きみのしっぽのことを、何で想いだしてるんだろう。

「わたしずっとほしいんだ、しっぽ」っていう
言葉をみつけた。

しっぽが何故欲しいのかその理由もわからないのに

わたしもずっとほしいよ、しっぽって思った。

家族と犬の物語にでてくる主人公「ぼく」の妹の言葉。

しっぽって、つくろわなくていいからまんまの

気持ちがでてるからいいんだって彼女は思う。

じぶんの顔って人間ってどうしても

<ついつくろってしまう>。

尻尾は誰かに気を遣うこともな

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心ぜんぶ映し出すような、そんな自画像を探していた。

昔からみちゃいけなさそうなものに惹かれる

ところがあった。

みたら、傷つくかもしれないよっていうのにだ。

わたしにとってのそれは突然20代の真ん中辺りで

好きになったエゴン・シーレだった。

(ほおずきの実のある自画像 1921年・レオポルド美術館所蔵)

おびただしいぐらいの自画像を残していて。

そのどれもが彼そのものであるようで、ないような

そんな印象がある。

美術と名のつくもの

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