マガジンのカバー画像

プロダクト開発まとめ

41
プロダクト開発の記事
運営しているクリエイター

#プロダクト開発

ユニラボで働くエンジニアの魅力とは?:テックコンパスの活用とその効果

ユニラボで働くエンジニアの魅力とは?:テックコンパスの活用とその効果

こんにちは、ユニラボでエンジニアリングマネージャーをやっているみね@ユニラボ(@mine_take)です。今日は、私たちユニラボのエンジニアが日々の業務で大切にしている「テックコンパス」についてお話ししたいと思います。

テックコンパスとは?テックコンパスは、ユニラボの組織文化を技術的視点から定義したものです。会社のバリューをエンジニア風に翻訳した概念で、エンジニアの視点を反映させた価値観を明文化

もっとみる
エンジニアの稼働率を上げれば上げるほど機能リリースが遅くなっていく

エンジニアの稼働率を上げれば上げるほど機能リリースが遅くなっていく

組織内のメンバーを「リソース」として見始めると、それを100%使い切ることにばかり注力してしまいます。リソースの稼働率を下げることは、すなわち、生産性を下げること。マネージャーは、まるで強迫観念に取り憑かれたように、そのような考えに囚われます。

自社でのソフトウェアプロダクト開発において、その対象は特に、開発者に強く向けられます。その理由は明らかでしょう。バックログに積み上がり続けるアイデアをソ

もっとみる
スタートアップ初期のプロダクトマネージャーが挑戦した3つのこと

スタートアップ初期のプロダクトマネージャーが挑戦した3つのこと

この記事では、私がピアサポートに特化したこころのオンライン相談アプリ「mentally」のプロダクト責任者として、サービスの PMF(Product-Market Fit)達成に向けて取り組んだことを3つご紹介したいと思います。残念ながら、mentally は9月末にサービスをクローズし、10月に代表を除くメンバーが私含めて全員解散となってしまいましたが、ここでの学びが、少しでもみなさまのお役に立

もっとみる
「ソフトウェア開発」と「プロダクト開発」は違う

「ソフトウェア開発」と「プロダクト開発」は違う

 執筆をしていて、時々迷うことがある。
「ソフトウェア開発」と書くべきか、「プロダクト開発」と書くべきか。
手元の行為としては同じでも、この2つの言葉の間には隔たりがある。

 何げなく使っている言葉であっても、突き詰めて捉えていくと違いに気づくことができる。言葉を丸めたまま扱うと、それ以上理解が深まることはない。大事なテーマであるほど、使う言葉に気を払うようにしたい。「ソフトウェア開発」と「プロ

もっとみる
アジャイル開発(スクラム)のバックログ管理:PBLからスプリントへのスムーズな移行法

アジャイル開発(スクラム)のバックログ管理:PBLからスプリントへのスムーズな移行法

スクラムでプロダクトバックログアイテムが作られ、スプリントバックログに入るまでのフローを紹介します。これからプロダクト開発を始める方や、スクラムの改善を進める方の参考になれば幸いです。

簡単に自己紹介です。
五反田にあるベンチャー企業のユニラボでBtoB向けのSaaSを簡単・スピーディーに探すことできるアイミツSaaSというプロダクトでのEM(エンジニアリングマネージャー)をやっています、みね@

もっとみる
アイミツSaaS開発チームの開発生産性を数値でふり返る -Four Keys指標-

アイミツSaaS開発チームの開発生産性を数値でふり返る -Four Keys指標-

五反田にあるベンチャー企業でPRONIアイミツ SaaSというtoB向けのSaaSを簡単・スピーディーに探すことできるプロダクトの開発でのEM(エンジニアリングマネージャー)をやっています、みね@PRONI(@mine_take)です。

5月からアイミツSaaSの担当になり、体制も新たに新チームでスタートをしましたので、新チームの3ヶ月(6月〜8月)の活動を数値でふり返りたいと思います。

※以

もっとみる
プロダクトマネージャーの必須スキル: デザインドックの書き方 - Design Doc

プロダクトマネージャーの必須スキル: デザインドックの書き方 - Design Doc

私 (@kossmori) が働くアメリカのスタートアップでは、どんな会話においても ”Is there a design doc?” (デザインドックはないの?) という質問が連発します。

会話のコンテクストを合わせるため、取り組みの背景を理解するための必須資料として位置づけられています。

デザインドックは技術詳細を書いた仕様書ではありません。 取組みに関わる Why, What, How

もっとみる
プロダクト開発におけるエンジニアリングマネージャー(EM)とテックリード(TL)とPMの役割分担

プロダクト開発におけるエンジニアリングマネージャー(EM)とテックリード(TL)とPMの役割分担

自社のプロダクト開発をしている、みね@ユニラボ(@mine_take)です。
※本記事は個人の活動による記事であり、会社の公式見解とは異なる場合があります。

エンジニアリングに関わる内容で記事を書いています。今回はプロダクトの拡大により、エンジニア組織の拡張・拡大を考えた際に重要なポジションの、エンジニアリングマネージャー、テックリードという役割について、そしてプロダクトマネージャーとの関係につ

もっとみる

多機能すぎるプロダクトはなぜダメなのかをプロダクトマネージャーが考えてみた

プロダクトがPMF(プロダクト・マーケット・フィット)し、成長してくるとつい機能を盛り込みたくなるのが人間の性というもの。しかしプロダクトの品質を任されているプロダクトマネージャーにとってこれは大敵です。

つい先日こんなツイートをしたところ、色々な方からご意見をいただきました。賛否両論いろいろありつつ、そもそも「機能」の認識が違っていそうだなと思ったので、今回より具体的に解説してみます。

多機

もっとみる
ソフトウェア開発の見積もりの仕方
- 受託・発注・SaaSのシステム開発をしてきたエンジニアの考え -

ソフトウェア開発の見積もりの仕方 - 受託・発注・SaaSのシステム開発をしてきたエンジニアの考え -

ソフトウェア開発(システム開発)に関わるエンジニアは、確実に開発の見積もりの依頼や相談をされます。

この「見積もり」にはいくつかの考え方があると思います。この考え方や、算出方法など、SIerでシステム開発の受託、大手ベンチャーでシステム開発の発注、SaaSシステムの社内開発をやってきたエンジニアが、自分の考えをまとめてみました。

自己紹介まず、自己紹介をさせてください。
五反田にあるベンチャー

もっとみる
プロダクト開発にScrumを導入した話 -導入前夜・準備したこと-

プロダクト開発にScrumを導入した話 -導入前夜・準備したこと-

ユニラボでアイミツCLOUDという新規事業のプロジェクトでエンジニアのマネージャーをやっています、みね@ユニラボ(@mine_take)です。

前回スクラムの導入を決めた話を書きましたが、今回はその続編になります。

スクラムの導入をしようと決めて、いきなり「明日からスクラムを始めます!」ということではなく、準備が必要になりますので、スクラムを始める前に準備することをまとめました。

スクラムの

もっとみる
プロジェクトマネージャー(PjM)とプロダクトマネージャー(PdM)、プロダクトオーナー(PO)の違いとは

プロジェクトマネージャー(PjM)とプロダクトマネージャー(PdM)、プロダクトオーナー(PO)の違いとは

この記事は、プロダクト筋トレコミュニティのアドベントカレンダー向けの記事です。

ユニラボでアイミツCLOUDというSaaSのプロダクト開発でスクラムマスターをやっています、みね@ユニラボ(@mine_take)です。
※本記事は個人の活動による記事であり、会社の公式見解とは異なる場合があります。

はじめに最近のIT業界、webサービスやアプリではプロダクトマネージャーやプロジェクトオーナーとい

もっとみる
プロダクト開発にScrumを導入した話

プロダクト開発にScrumを導入した話

株式会社ユニラボでアイミツCLOUDという新規事業のプロジェクトでエンジニアのマネージャーをしています、みね@ユニラボ(@mine_take)です。

アイミツCLOUDのプロダクト開発にスクラムを導入2021年9月入社して、プロジェクト開発にスクラム(Scrum)を導入した話を書こうと思います。

アイミツCLOUDがどの様な想いで作られたのかは、↓この記事を読んでください。

アイミツCLOU

もっとみる