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食事・栄養

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食事・栄養に関する記事やツイートのまとめ
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記事一覧

【まとめ】誰からも語られない、チートデイの落とし穴

チートデイがきっかけで摂食障害になる人が多いこと、もっとトレーナーや専門家たちで話しませんかー!

メリットだけじゃなくて、デメリットも話したうえでオススメしませんかー!

普段の食生活でたくさんの制限をしている人にとって、チートデイはその制限を続けるための息抜きであり、楽しみでもあると思います。

しかし、普段制限してる分、ダムが決壊したようにタガが外れて、好きなものを食べる日というよりは「暴食

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【まとめ】「身体に良さそう」が本当に身体に良いとは限らない

【まとめ】「身体に良さそう」が本当に身体に良いとは限らない

食品を「ヘルシーっぽく」見せるためによく使われる言葉

裏の栄養表示を見てみると、表には堂々と書きたくないことが隠れてる。見るべきは「表に書いていないこと」

①ナチュラル、ヘルシー、自然をそのまま、身体にやさしい
パッと見は身体に良さそうだけど「なぜ良いのか」が曖昧な言葉たち。なんでナチュラルだといいの?トトロみたいに野菜を畑から取ってきて食べることが自然そのままじゃないの?

②たんぱく質

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「ささくれ」と「爪割れ」はタンパク質不足のサイン|原因と解決策

「ささくれ」と「爪割れ」はタンパク質不足のサイン|原因と解決策

このツイートに質問があったので、回答・解説していきます。

最近は、アプリを使ってカロリー計算をしたり、PFCの目標値が表示されて、それを目安に食事改善するのが流行っています。でも、身体の変化のために始めたはずだったのに、いつしか数字を追うことが1番目的になってしまって、「その数字を満たしたら自分の身体にどんな変化が現れるか?」のチェックが抜けている人も多々。本末転倒です。

数ある身体のサインの

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【まとめ】サバ定食を食べながら泣いた話

私さ、学生の頃、作る人の顔が見える食堂に行って、サバ定食を食べながら泣いたことあるの。
これは、早食い・暴食・やけ食いが癖になってる人は「チェーンじゃない食堂」に行くと良いよ、という話。

チェーンじゃない食堂の多くは、家族経営や仲のいい人たちでやってるお店で、作ってる人の顔が見えます。 「どんな思いで作ってるのかな?どんな思いでこのお店始めたのかな?」とか考えながら食べる。お店の人たちの世間話を

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低炭水化物ダイエットの仕組みと、やっぱりオススメできない理由

低炭水化物ダイエットの仕組みと、やっぱりオススメできない理由

世界でも最も人気のあるダイエット方法の1つである低炭水化物ダイエット。その人気とは裏腹に、仕組みにまで興味を持っている人は少ないように思います。

専門家たちの中でも賛否両論あり、異なる立場を取る人たち同士の議論が止むことのないトピックですが、この記事では私なりの結論・根拠と最新科学の世界がまだ答えを教えてくれない疑問点についてお話しします。

低炭水化物ダイエットの仕組み低炭水化物で生活すると、

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カロリー計算より先にやるべきこと

カロリー計算より先にやるべきこと

「頑張っても結果が出ない。」
それ、あなたの頑張りが足りないからじゃありません。

頑張る順番を変えたら、同じ量の努力、もしくは今より少ない努力で結果が出るようになります。

コンビニで何か買う度に裏のカロリー表示チェックしたり、お菓子を食べる度に「あぁまた運動しなきゃ」と思ったり、カロリー計算しながら1日1200kcal内におさめようとしたり、少しでもカロリーを減らすために0kcalのお菓子を選

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「断食」はリバウンドが約束されているダイエット

「断食」はリバウンドが約束されているダイエット

夕食抜きダイエット
朝食抜き
16時間ファスティング
月曜断食

「色々試してみたんだけど、痩せないんです!」と駆けつけてくる方々が口を揃えて挙げるダイエット方法。どうやら、雑誌やYouTubeに取り上げられているのを友達がやってみて、オススメされたから始めたようです。

『断食=ファスティング』は世界的にホットなキーワードになりつつあり、ニュージーランドでも試してみる人は多々。でも日本ほど関心度

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【栄養】レコーディングダイエットがおすすめできない理由

【栄養】レコーディングダイエットがおすすめできない理由

誰かから「記録を取ると、今の自分のことが確認できるからやった方がいいよ」って言われたことありませんか?

食べた物をノートに書いたり。口に入るものを写真撮ったり。体重を毎日測って記録したり。食べた物のカロリーまでアプリで記録したり。

「記録するといいよ」って、人生のどこかで絶対だれかが言ってくる。全然フィットネスやってない親戚のおばちゃんとかも言ってくる。それくらい一般人に広がっている体重の管理

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【栄養】糖質制限がこの先10年で”時代遅れ”になる理由

【栄養】糖質制限がこの先10年で”時代遅れ”になる理由

糖質制限、低糖質、低炭水化物、ローカーボ

言葉は違えど、これらは全部コメやパンなどの炭水化物を減らして体重を減らすために流行っている食事法です。最近では性別年齢関係なくほとんどの層で、聞いたことがある、もしくはやったことがある、という人が多いのではないでしょうか。

専門家の中でも意見が割れる分野ではありますが、私はこの食事法には長期的なデメリットがありすぎると考えています。

メディアが好む『

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【栄養】「ご褒美」でスイーツを買う習慣が招く危険

【栄養】「ご褒美」でスイーツを買う習慣が招く危険

「私、今週も頑張ったし!」とご褒美にスイーツ買ったりしていませんか?

実は、その習慣がコントロール不能な食欲を招いているかもしれません。

◆ガタガタのご褒美システムご褒美とは、つまり「報酬」のこと。何かを達成しないと得られないものです。

自分の好きなスイーツを「報酬」として位置付けてしまうと、「報酬」の定義はガタガタになります。

実際に何かを達成した時だけにご褒美としてスイーツとかが食べら

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【栄養】「食べすぎたから運動してカロリー燃やす」は摂食障害に片足突っ込んでる

【栄養】「食べすぎたから運動してカロリー燃やす」は摂食障害に片足突っ込んでる

摂食障害と聞くと、なんだかオオゴトというか、他人事というか、「私はそこまで酷くないから関係ない」と思う人も多いでしょう。

でも入り口は、みんながよく口にする「食べすぎちゃった〜、運動してカロリー燃やさなきゃ」くらい身近なものだったりするんです。

◆Disordered Eating(乱れた食事)という概念日本語では表記される機会は少ないですが、英語で摂食障害(Eating Disorder)を

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結局、フルーツって身体に悪いの?

結局、フルーツって身体に悪いの?

「フルーツは太りやすいから食べるな」
「果糖だって糖なんだから太る」
なんて聞いたことはありませんか?

一方で「フルーツはビタミンも繊維も取れるから食べましょう」なんて言ってる人もいるし、いったいどっちの情報が本当なんだろう?

今日は、両者の主張の言い分を見ながら、この決戦に決着をつけたいと思います。

◆登場人物の説明栄養素の話って、ややこしい名前がたくさん出てきて、それだけで「うえぇ…」っ

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【まとめ】食べ物で心を埋めようとしてる人にする栄養の話

暴食・むくみが起こる身体のメカニズムは栄養指導で説明できる。教科書の知識の通りにやれば解決できる。 でもそれは論理上の話。実際現場では、悩みの蓋を開けてみたら「満たされない心を食べ物で埋めようとしている」のが原因の根本にあって、栄養では解決できなかったりするんです。

栄養どうのこうのの前に「何してる時に幸せを感じる?」「趣味は?」と食べ物以外で心を満たす何かを探さないといけない 「やらなきゃいけ

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