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マンガデザインで日本を描く(39/47)・高知県

どうもどうも、吉良です。

ラグビーワールドカップ・フランス大会が始まりました。4年前は日本大会でしたね。当時、僕はイングランドvsオーストラリアの準々決勝を大分まで観に行きました。この熱狂が再び、ということで寝不足の90日がはじまります。

4年前、イングランドvsオーストラリアの準々決勝

前回ベスト8の日本代表。今回も頑張ってもらいたいです。 

日本のプロ野球も佳境ですね。僕が長年応援している阪神タイガースは9月12日時点で優勝マジックが「3」。2005年以来、18年振りのリーグ優勝、そして1985年以来、38年振りの日本一にあと一歩ですね。1985年の日本一の時には神宮球場のリーグ優勝決定試合、西武ライオンズ球場の日本一決定試合ともに球場で応援していました。もちろん虎のシャツ着てました。

今回の「マンガデザインで日本を描く」はその阪神タイガースが沖縄宜野座キャンプに移行するまで長年春季キャンプを実施し、現在も秋季キャンプをおこなっている安芸市のある「高知県」について、マンガデザイナーズラボの取り組みや大阪芸術大学の学生作品を交えて紹介していきます。

これまで「沖縄県①」「沖縄県②」「新潟県」「石川県」「富山県」「京都府①」「青森県」「福井県」「秋田県」「福島県」「長崎県」「広島県」「愛媛県」「徳島県」「香川県」「熊本県」「大分県」「鳥取県」「山梨県」「山口県」「埼玉県」「島根県」「茨城県」「岩手県」「宮城県」「山形県」「奈良県①」「奈良県②」「和歌山県」「長野県」「三重県」「兵庫県」「鹿児島県」「北海道①」「北海道②」「北海道③」「北海道④」「北海道⑤」「佐賀県」「千葉県」「岡山県」「愛知県」「福岡県」「栃木県」についてお話ししていますのでこちらも是非お楽しみください。

高知県は僕の行ったことのない3県のひとつです。
ただとても行きたい県でもあります。

その理由はまさにこの学生のマンガデザインにあるように、1867年に土佐藩船・夕顔丸で長崎を出発し、上京の船中、藩士・後藤象二郎に示した新しい国家体制の要項、「船中八策」を作成した大好きな坂本龍馬の出身地であり、カツオの一本釣りや土佐犬など豪快なイメージが強いからです。
素晴らしいこのnoteの表紙のようなマンガデザインをご覧ください。

(大阪芸術大学 デザイン学科 藤本すみれさん)

【製作意図】
高知県の名物を盛り合わせました。高知県は自然や文化を重視した名物がたくさんあります。

また、マンガデザイナーズラボでは2021年に四国四県の地方新聞(愛媛新聞社、徳島新聞社、四国新聞社、高知新聞社)の連動企画で、四国出身の4人の大学生がお届けする物語を「四国のイイトコ!」と題してマンガデザインし、四国を活性化しました。

その中で高知県の魅力を紹介するマンガを3本制作しました。こちらも合わせてお楽しみください。

四国のイイトコ!#04 高知 中部 高知市編
四国のイイトコ!#06 高知 東部編
四国のイイトコ!#9 高知 西部編

高知県といえば闘犬として有名な土佐犬があげられます。土佐犬は、猛々しく強そうな姿をした超大型犬です。獰猛なイメージがある犬ですが、実は大型犬らしく寛容で穏やかな一面を持っている犬だそうです。

土佐オナガドリは、オスの尾羽が極端に長くなるのが特徴で、その見た目がオナガドリと呼ばれる由来となっています。高知県原産で、日本の特別天然記念物に指定されています。

まさにこの土佐犬とオナガドリを見事にマンガデザインした優秀作品をご覧ください。

(大阪芸術大学 デザイン学科 杉本真希さん)

【製作意図】
土佐犬と尾長鶏を描きました。土佐オナガドリは高知県の特別天然記念物に指定されています。

やはり、冒頭にも書きましたが、高知県の食といえば、カツオ料理ですね。特に「カツオのたたき」は絶品です。まさにこのマンガデザインのようです。写真とは違った味わいをクリエイトするのがマンガデザインの味です。いい味わいが出ています。

(大阪芸術大学 デザイン学科 山川夏海さん)

【製作意図】
かつおのたたきを描きました。高知県はかつおが有名だそうなので描いてみました。高知ではカツオの一本釣りを主におこなっているそうです。

すでにあるカツオ人間と高知伝統のよさこい踊りを組み合わせたキャラもユニークですね、「既にあるもの+既にあるもの=発想」はマンガデザイナーズラボの重要な考えです。

(大阪芸術大学 デザイン学科 筒井麗賀さん)

【製作意図】
個人的に一番好きだったカツオ人間というご当地キャラによさこいを踊ってもらいました。

ゆずの村として知られている安芸郡馬路村。そこに電通時代からよく飲んでいた美味しい飲み物がありました。そのネーミングが「ごっくん馬路村」。さわやかなゆず飲料で、すっかりはまっていました。まさにその存在を思い起こさせてくれた、元気あふれるマンガデザインです。

(大阪芸術大学 デザイン学科 田邉楓花さん)

【製作意図】
高知県のゆずドリンク、ごっくんを描きました。夏が似合うすっきりしたドリンクなので、このようなシチュエーションで描きました。

最後のマンガデザインは景勝地・室戸岬灯台。恋人たちの聖地でもあるみたいです。恋人をスマホで撮影する構図がとでもおしゃれで引き込まれていきます。とても好きな作品です。

(大阪芸術大学 デザイン学科 波食まりんさん)

【製作意図】
室戸岬灯台を描きました。調べてみると恋人の聖地だということがわかったので恋人同士で写真を撮っている様子を描きました。

ちなみに室戸岬灯台は、室戸岬付近の高台に立つ白亜の鉄造灯台で、室戸阿南海岸国定公園に指定され、太平洋を望む風光明媚の地だそうです。よく台風の進路でも「室戸岬沖〇〇キロ」と使われていますね。

高知県の特徴も見ていきましょう。
高知県は県庁所在地が高知市、県土面積は7104平方キロメートルで、全国第18位の広さです。坂本龍馬の生まれた地として有名です。

人口約70万人(日本で45位)、にら、なす、しょうが、ししとう、ゆず等の収穫量、ソウダガツオの漁獲量が日本一です。

高知県の地方新聞は高知新聞。テレビ局は高知放送、テレビ高知、高知さんさんテレビです。

有名な観光地・特産品は、桂浜、四万十川、仁淀川、足摺岬、室戸岬、にこ淵、柏島、高知城、坂本龍馬像、ひろめ市場、日曜市、桂浜水族館、皿鉢料理、かつおのたたき、しじみラーメン、土佐ジロー、川えび、文旦、ごっくん馬路村、アイスクリン、ミレービスケット等です。

次回は「岐阜県」を紹介します。お楽しみに!

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