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マンガデザインで日本を描く(14/47)・香川県

どうもどうも、吉良です。

マンガデザインで日本を描く特集、今回は「香川県」について取り上げていきます。これまで「沖縄県①」「沖縄県②」「新潟県」「石川県」「富山県」「京都府①」「青森県」「福井県」「秋田県」「福島県」「長崎県」「広島県」「愛媛県」「徳島県」についてお話ししていますのでこちらも是非お楽しみください。

まずは香川県の僕の経験記と旅行記を紹介します。

香川県には社会人になってから講演で2回ほど訪れたことがあります。
2度とも高松市に行き、印象は評判どおり「すべてのうどんがコシがあって美味しかった」です。

他にも海産物など名産はたくさんありますが、生産量・消費量・10万人あたりの店舗数など、うどんの三冠王としての「うどん県」の地位は揺るぎないものを感じます。

また、香川県に泊まったとき、テレビの番組をたくさん観ることができるので驚いた記憶があります。岡山県の電波が瀬戸内海を超えて届くのですね。

香川県といえば大阪芸術大学の教員仲間であり、バイオリニストの川井郁子さんの出身地ですね。高松市出身で6才からバイオリンを始めたそうです。

『うどん県』という香川県のPRページ内で学芸員役で出演し、香川県の「アート県」プロジェクトで「アート県」副知事に就任されるなど、地元愛がとても強い素敵な方です。
来年にはニューヨーク公演も予定されています。川井さんとマンガデザイナーズラボとは2017年にクライアントの周年の楽曲をお願いし、2018年に「世界をつなぐマンガデザイン展」でコラボしたことがありますが、是非またコラボレーションしたいと考えています。

また、今年の10月のドラフト会議でドラフト阪神巨人戦といわれドラフト1位指名を争った浅野翔吾選手も香川県高松市の高松商の出身ですね。僕にとっては残念ながら阪神は負けてしまいましたが、続いての指名で横浜市出身で中大の森下翔一選手を指名しました。活躍を期待しています。

両親の郷里・大分県と四国は豊後水道を挟んで対岸なので親近感が湧きます。その気持ちを揺さぶる四国の企画を昨年から今年にかけてやらせていただきました。マンガデザイナーズラボがとても大切にしている地方新聞企画です。

それも四新聞(愛媛新聞社、徳島新聞社、四国新聞社、高知新聞社)の連動企画で、四国出身の4人の大学生がお届けする物語を「四国のイイトコ!」と題してマンガデザインし、四国を活性化しました。

その中で香川県の魅力を紹介するマンガを3本制作しました。こちらも合わせてお楽しみください。他県は今後このnoteに合わせて紹介しています。

四国のイイトコ!#02 香川 県央編
四国のイイトコ!#07 香川 県東編
四国のイイトコ!#12 香川 県西編

香川県の特徴も見ていきましょう。
香川県は県庁所在地が高松市、県土面積は1877平方キロメートルで、全国第47位の広さです。讃岐うどんが有名で「うどん県」と呼ばれることもあります。

人口約96万人(日本で39位)、うどんの生産量・消費量・人口10万人当たりの店舗数などうどんに関わる日本一が多くありますが、他にもオリーブや手袋、うちわの生産量が日本一です。また、日本で一番狭い県でもあります。

香川県の地方新聞は、四国新聞。テレビ局は西日本放送、山陽放送、岡山放送、瀬戸内海放送、テレビせとうちです。

有名な観光地・特産品は金刀比羅宮、父母ヶ浜、直島、エンジェルロード、小豆島、道の駅小豆島オリーブ公園、うどん(讃岐うどん・たらいうどん・生醤油うどん・どじょううどん・しっぽくうどん)、手延べそうめん、しょうゆ、オリーブ、盆栽、和三盆等です。

大阪芸術大学の学生が描いた「香川県」を見ていきましょう。

(大阪芸術大学 キャラクター造形学科3年 Yue Shengkaiさん)

【製作意図】
香川県の重岩を描きました。
苦しそうな寺に見えたのでそのように表現しました。

【吉良式視点】
僕はまったく行ったことのない香川県小豆島のパワースポットです。土庄町の山頂に鎮座する、ひときわ存在感のある大きな岩。自然のものか人工のものなのか、地元の人も不思議がる巨岩だそうです。マンガデザインのメリットを使い表現した岩のすき間の祠の震えがユーモラスな雰囲気を漂わせ見る側の興味を増長させるいいマンガデザイン作品です。

(大阪芸術大学 デザイン学科2年 藤本すみれさん)

【製作意図】
香川県の父母ヶ浜を描きました。香川県にこんなアニメのOPに出てきそうな風景があることは知りませんでした。

【吉良式視点】
父母ヶ浜は(ちちぶがはま)は約1km のロングビーチを誇る香川県三豊市の海水浴場です。潮が引いた干潮時の夕暮れには、まさにこのデザインのように南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のような写真が撮れるそうです。これが写真ではなくデザインであるところが素晴らしいですね。写真を超えるデザイン、素敵なチャレンジです。

(大阪芸術大学 デザイン学科3年 政田瑞季さん)

【製作意図】
香川県のおいりソフトを描きました。おいしいソフトクリーム食べたいですね。

【吉良式視点】
皆様は「おいりソフト」をご存知ですか。僕はこの作品を見て初めて知りました。このマンガデザインのクリエイトイメージで伝わってくるように「おいりソフト」とは、インスタ映えのするパステルカラーのつぶつぶがたくさんトッピングされた、とってもキュートな香川県のご当地ソフトクリームのことだそうです。
おいりとはあられの仲間で香川の伝統菓子です。いろいろなことが学べるこの作品、動きが感情を伝えていて僕は大好きな作品です。

次回は「熊本県」を紹介します。お楽しみに!

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