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『自分の詞』

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#オリジナル歌詞

〖作詞〗『Happy Birthday,     』

〖作詞〗『Happy Birthday, 』

『Happy Birthday, 』
作詞 : S0U

おはようございます
君は泣き 周りは笑う
そして全員 涙を流す
そんな綺麗な感情が
溢れる世界に 産まれたね

何をするにも 楽しくて
自分の声に 驚いて
眠りに落ちる だけなのに
終わりのように 泣いていた

今日という日に 産まれた奇跡
奇跡は 人の数だけあるみたい
奇跡が溢れる この世界
生まれた君は

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〖作詞〗『 くらべる 』

〖作詞〗『 くらべる 』

『くらべる』
作詞 : S0U

「あの子」と「この子」
「この子」と「あの子」
おとなは くらべてばかりだね
いいもわるいも 〇も‪✕‬も
たくさんあって なにもない

自分と他人を 比べるなんて
本質的に 意味が無い
子供の頃から 知っている
団栗だらけの 背比べ
みんな 同じ「ヒト」だしさ

それでも僕は 他人と自分を
くらべるよ
僕は 弱い生き物だから
生きるために

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〖作詞〗『マシュマロ』

〖作詞〗『マシュマロ』

『マシュマロ』
作詞 : S0U

ある夏の公園で 楽しく遊ぶ
絵に書いたような 親と子供
僕はベンチに 座りながら
近くで 本を読んでいた

疲れたのか おやつを欲しがる 女の子
マシュマロを見た 瞬間の
宝石みたいな 綺麗な瞳

瞳が濁り 光を失う瞬間は
長く生きれば きっとある
じゃあ光は 月日が過ぎれば 無くなるだけで
先の生では 得られないのか
昼下がり

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〖作詞〗『環境と感情』

〖作詞〗『環境と感情』

『環境と感情』
作詞 : S0U

いつからだろう 流れた涙の 記憶が無い
泣いてる顔を 笑われたから
素直に湧き出る感情を 恥と思わす
この環境

生きゆく人は 綺麗に作った プラモデル
中身だけが 空っぽで
溢れた時に 流れる涙を 枯らしてる

悲しいのに 涙が出ない
苦しいのに 涙が出ない
人は 環境が決めた 配役を
演じながら 生きている
場所もかまわず 泣い

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〖作詞〗『卒業文集』

〖作詞〗『卒業文集』

『卒業文集』
作詞 : S0U

3年前の 入学式
クラスの列で 会った時
僕は君に 恋をした

話すことも そんなになくて
得意な科目を 教えるくらい
好きな曲を 聞き耳立てて
カラオケ行って 練習してた
今じゃ 到底 考えられない
青い僕が そこにいた

久しぶりの 実家へ帰り
押し入れ掃除で 出てきた文集
懐かしさで 少し笑って
掃除を止めて ページをめく

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〖作詞〗『1LDK』

〖作詞〗『1LDK』

『1LDK』
作詞 : S0U

1番近くに いるはずなのに
電磁波越ししか 見せてくれない
コソコソと 覗き見してる
君の 1LDK

君にとっては 広いかい?
どんどん 狭くなってきた?
最初は少し 居心地悪いの?
繋がる大家も 最初は少し
気持ちが悪く なったみたい

世界を見通す 両の目も
世界を変える 両の手も
これから 逃さず 零さぬよう
今その光を 蓄えて

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〖作詞〗『舞い散る桜』

〖作詞〗『舞い散る桜』

『舞い散る桜』
作詞 : S0U

道舞う 桜の花びらが
渦巻きながら 昇ってく
道行く人は 口々に「綺麗」と笑い
立ち止まる

春を感じる 薄紅と
青白 空のコントラスト
美しいと 思える心が 美しい

舞う花びらは 始まりの象徴
散る花びらは 終わりの象徴
生けと死 生ける 全てのものは
それだけで ただ美しい

散りゆく 桜の花びらが
川の水面に

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〖作詞〗『Work!!ng』

〖作詞〗『Work!!ng』

『Work!!ng 』
作詞 : S0U

年功序列の 悪しき風習
学歴なんて 飾り羽根
風習 飾りが 大切で
脳内麻痺した 偉い人

成果上げても 実績上げても
出たら出ただけ 強い力で 叩かれて
気づけば 周りと 同じ場所
「みんなで 仲良く ゴールしよ」
馬鹿げた教育 いつまで続く?

起きた時から 頭のどこを
輪切りにしたって 「嫌」「嫌」「嫌」で
埋め尽くさ

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〖作詞〗『雨に向かえば』

〖作詞〗『雨に向かえば』

『雨に向かえば』
作詞 : S0U

天気予報を 裏切って
強まっていく 雨の粒
昆虫みたい 反射的に
避ける場所を 探してた

見つけた場所に 立ちぼうけ
微かな希望を 祈りながら
長々続く灰色の ただ一点を 眺めてた

日頃の行い 振り返り
「運が悪い。」と 悪態ついて
行き場のない 感情 環状 終わりがないや
いつまで 雨は振り続く

何を思ったか 知らないが

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〖作詞〗『風を見る』

〖作詞〗『風を見る』

『風を見る』
作詞 : S0U

青い空も 白い雲も あの赤い太陽も
見えない風を 見るための
ただ平等な 贈り物

転ばないよう ぶつからないよう
顔を上げない人々よ 今 寝そべり
風を見よう

孤独で 暗い世界にも 色んな風が 吹いている
視点を変えて 見上げれば
見えない風が 見えてくる
あとは 空飛ぶ 鳥のよう
流れるように 添えばいい

光が無い 夜の海も

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〖作詞〗『憂ノ霧』

〖作詞〗『憂ノ霧』

『憂ノ霧』
作詞 : S0U

微かに霞む 夕方の霧は
これから 見えない夜になる
そんな憂いを 含んでる

これから 僕の人生も
夜みたいに 過ぎるのか
暗いまま 明けぬまま

暗くて 前に進めない
ただ一歩 進むだけなんて
進めた人の 戯れ事だ
結局 動けぬ=動かぬで
「やればできる!」と 軽い言葉
できない事は 悪者みたい
弱った心が 悲鳴をあげて うずくま

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〖作詞〗『"ありのまま"』

〖作詞〗『"ありのまま"』

『"ありのまま"』
作詞 : S0U

隣の芝は青いって 本当に本当に そのとおり
才能 美貌 お金 権力
僕は 1つも 持ってない
布団くるまり 遮断して 諦めだけの 人生だ

たくさん 持ってる人々は
"ありのまま"だと 思ってた
生まれた場所で 死ぬまで決まると 思ってた

氷が溶けた ジュースの上の 澄んだ液
持ってる人の 人生は 薄いものだと 指さ

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