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#note
SNSの距離感について思うこと
SNSの距離感については先日あきらとさんが書いていたが、私自身が距離感について感じていたことがあったので、私も書いてみようと思う。
私自身は、どちらかといえばフランクに声かけてもらえると嬉しいと思っているが、たぶん想像するにあたりSNS界隈では「おねえさん」であり、はっきりとした年齢はここでは明かしていないけれど、成人した息子がいるといった段階で想像できるわけで、フランクに声をかけることをためら
家族は超能力者とかではなくて、単に"気にしてくれた回数"が多いだけなのだろう
わたしは常々、何かを気にしすぎな人間だと思う。
そして、心を負の方へ"わざわざ"持っていこうとする癖がある。
今もこうして書いているというのに、他のことを頭の片隅の方で暴れさせながら、気にしている。「昨日やったあの仕事、もっと他の方法があったんじゃないか」とか「もっと今は他にやるべきことがあるんじゃないか」とか「もしかするとあの時、恋人に言ったあの一言で傷つけてしまったのではないか」とか。
そ
365日目に挟んだ栞が、わたしに教えてくれたこと
『エッセイ』の夢を見たことがある。
なんとなくではない。間違いなく、それだった。
風で飛ばされてしまいそうだったから、わたしは一枚の紙を挟んでいた。
今日、わたしはnoteを毎日更新して、365日目だ。ここでやっと、わたしは明確に"伝えたいこと"ができたので、書き始めている。
"自分の"エッセイばかりを書いてきた。自分の満足のためがほとんどだったと思う。わたしに好きなものは少ない。やりたい
「読むこと」の本質は、人を想うことだ【後編】
3日に渡って、「読むこと」を考えてきました。自分の中で少しずつ輪郭が見えてきたので、まとめていきます。
「読むこと」は簡単にできる誰もがあらゆる場面で何かを読んでいます。文章も漫画も新聞も、食事のメニューや商品のラベルも、色々なものが人に読んでもらうために必死に訴えかけてきます。
いざ発信する側、書く側になってみると、「読んでほしい」「伝わってほしい」という気持ちは、痛いほど分かります。
す
いつか絶対に死ぬと覚えておくと、生きることが柔らかくなる。
「ただいま。」
そこへ手を入れたら、痛みなんてきっとない。
生クリームに包まれているみたいに、非日常の香りがする。久しぶりでもないその電車は、昔より少し淋しそうだった。きっとわたしが今年初めて入ったであろう駅のトイレは、心の奥底まであたたまるような綺麗さだった。誰かがこうしてわたしの知らないところで、生きている。誰かが生きるために手助けをしてくれている。持ちつ持たれつという言葉が少しだけ純粋すぎ
写真が好きではなかった。けれどわたしが女の子に映る、唯一の方法にも見えた。
向けてほしくなかった。
その視線をへし折ってしまおうかと思った。透明人間にはなれないから、誰の視界にも入らずに生きてしまおうかと思った。それがわたしを守る唯一の方法な気がして、だからこそわたしは顔出しもせずにこうして言葉だけを書き続けている。
全てを言葉で解決させたかった。
自分という鏡を誰にも見せることはない。
写真。それにわたしを映すことが怖かったのだ。
" わたしは一生、写真に勝てな
わたしは【選ぶ側】になれない。
わたしはどうしてわたしでいられるのでしょう。
真夜中にアイスを食べたくなる。
これがわたしの生きる本能だとしたら、くだらない。花に水をあげる毎日。君はわたしがいるから生きていられるのよ、って。
君はわたしが選んだの。
わたしがこうして毎日見離すことなく、愛で続け、水を与える。君はすくすくと育っていったね。光も欲しい?じゃああげるよ。
カーテンを思い切り開ける。
台風が過ぎ去った空は、今までが
note 月間2000万MAUによせて(あとCXOになってちょうど2年)
noteの月間アクティヴユーザー数(MAU)が2000万を突破いたしました。
大きくなると、スケールに合わせてできることも増えてきます。TV局さんとの連動ドラマ制作など、新しいnoteクリエイターの活躍の場が増やせるのは嬉しいこと。
一方で、数字のグロースはお目出度くはありますが、手放しで喜べることではありません。歴史上、フリーザ様の例のように、数字スペックに奢って消えていった強者は無数にい
渡す必要のなかった嫉妬の手紙。それを教えてくれたのはnote酒場の"肌"でした。
自分の足で歩きたい。
身体を動かそうにも、心をどこかに置き忘れていました。淋しくて、風だけがわたしの隣にいる。書いていても、自分の言葉の限界がある。届ける力が足りないのは勿論でした。それでもわたしの肌はひとつしかなかったから。だからこそ今まで読んできたあなたの肌と結びたかった。先に行ってしまった身体に、わたしの心が呼びかけているようでした。
電車に揺られる、いつも乗ることのない路線。遠くに向かっ
"苦悩する文章を書かなければいけない"という苦悩から出る更なる苦汁
『 書く側の人間は悩んでいてはいけないのでしょうか。』
わたしは誰とも友達ではありません。
それでも自分がこうして言葉を溢していること、孤独だなんて思いません。
さなぎから蝶になる。
それほどの変化しか気づけなくなってしまったとしたら、それこそ書く側にいることも出来なければ、読む側にだって回らないでほしかったのです。
苦しくて、だから書いていた。
書くことは確かに好きだった。
でも目の前に
わたしたちがしていることは 全て"ハンドメイド"に帰結されるのか 【不器用な寂寥と暈し染め】
人生は消耗される、常に。
ここで生きているわたしはここからまた、先へ落ちる。腐った果物を手で握りつぶした感触を、あなたならどう表現するだろうか。自分の部屋に現れた小さな虫を、殺さずに窓から逃がすその行為に酔ってはいないだろうか。生活で試されているわたしたちが、大衆の目に直接的に触れることなどない。ただそれでも根底にある濃い黒を溶かすのに必死なのである。
約束した覚えはない。
ただ、後ろから崖が